株式会社PID

株式会社PIDは「不動産業界をスマートに」をミッションに、不動産業界に向けたITソリューションサービスを提供する不動産テックスタートアップだ。

不動産管理会社は、未だ電話やハガキといったアナログな連絡方法を取ることが多い。多くの物件を抱える不動産管理会社にとって、連絡にかかる時間と手間は大きな負担だ。その問題解決のために独自のDXソリューションを提供している。

アナログな不動産業界にメスを入れるべく開発したサービスの一つが『Dicon（ダイコン/Diversity Concierge）』である。物件別に入居者・オーナー等の情報を一元管理し、多言語の自動翻訳機能を搭載したSMSとチャット機能で、不動産管理会社と入居者のスムーズなコミュニケーションを実現する。

『Dicon』は高い評価を得て、世界最大のアクセラレーター/VCであるPlug and Play Japanが開催したWinter/Spring 2021 Summit のIoT部門で見事優勝を果たした。

注目度の高まりを受けて、勢いを増す同社。
『Dicon』の他、商業ビル・工場等、事業所のエネルギーの見える化ソリューション『Cyanoba』も提供する。
これらのサービスを日本全体はもとより、海外へも広げていく計画で、水平・垂直の成長軸を設定している。

不動産テックを事業領域とする同社だが、不動産業界のIT化のみならず、スマートシティ領域を見据えた高い視座での展開が特徴だ。
同社が参加している内閣府による「スーパーシティ・オープンラボ」はスマートシティ領域へのビジネス展開を見据えてのことだ。政府主導の「スーパーシティ構想」実現に向けて、知見と技術を持つ241社（2021年3月現在）が参加している。日本を代表する大手企業が名を連ねる中に同社名があることに注目してほしい。

同社のビジョンは、X-techトレンドを取り入れただけのものではなく、国策と連動したものなのだ。

同社での働き方はフルリモートやリモート×出社等、選択可能なハイブリッドスタイル。
評価は職位に応じて必要なビジネススキルを明示したコンピテンシーに基づき、
給与体系もそこに紐づく。
成果にフォーカスした納得度の高い評価制度となっている。
細かな指示や管理を行わない自己裁量がベースの自由度の高い勤務体系が特徴だ。
もちろん、自由には責任が伴う。


同社はその前提の上で、次の三つの行動指針を重視する。
●誠実であれ（Sincerity）
●プロであれ（Professional）
●柔軟であれ（Flexible）


社員はこの「SPF」に沿って自律した行動を取る。
新たな人材にもこれらの要素を求めたいという。
嶋田氏は「当社が言うところのSPFを自分なりに咀嚼して、同じ方向を見ることができる人と出会いたい」と期待を込める。

共同創業者である嶋田氏と田子氏は非常に能力が高い専門性に長けた人物だ。
他にもグローバルな投資銀行のアドバイザーや国内大手広告代理店のフェロー、
外資系コンサルファームで高い実績を上げた人材等、
そうそうたるメンバーが外部協業者として名を連ねPIDの躍進を支えている。
成長意欲が高い者にとって、非常に魅力ある環境ではなかろうか。

両氏からはGreenユーザーに向けて、
「是非一緒に楽しみましょう！」
というシンプルながらも力強いメッセージが寄せられた。

グローバル展開を視野にアクセルを踏み込もうというタイミング。
成長著しい同社に参画するチャンスだ。