転職サイトGreen(グリーン)
ログイン会員登録
転職サイトGreen(グリーン)

勤務地

年収
ログイン会員登録
企業トップ画像
企業トップ画像
企業トップ画像

Varinos株式会社

  • サービス系
  • 製造・メーカー系

生殖医療・産婦人科領域を対象にしたゲノム検査サービス開発ベンチャー 不妊治療への貢献と個別化医療の実現を目指す

上場を目指す
自社サービス製品あり
シェアトップクラス

企業について

Varinos株式会社は、生殖医療・産婦人科領域を対象にゲノム検査の開発と提供を行う臨床検査会社である。2017年2月に創業した同社は、感度の高い解析技術を用いた『子宮内フローラ検査』を世界で初めて実用化した。全国各地140カ所以上の医療機関に採用され、不妊に悩む患者の治療に役立てられている。続く『着床前ゲノム検査』では、次世代シーケンサーを用いたゲノム解析を行い、受精卵(胚)の染色体の異常の有無を調べる。
同社は全国の医療機関との協働によってさらに研究を進め、サービスをブラッシュアップしていく。
目指すのは妊娠率向上への貢献であり、ゲノム解析による一人ひとりの患者に対する個別化医療の実現だ。
同社には技術研究員、開発研究員、検査技師と多様なメンバーが集う。この度は社内システムのエンジニアリング専任者を迎え入れて体制を強化することで、サービス開発や検査フローの更なる正確性向上・効率化を進めたいと考える。同社のDXを加速する原動力となり、ビジョン実現を共に目指すメンバーを求める。

同社の現在の主軸サービスは、膣や子宮から採取した生殖器内の菌の種類や割合を調べる『子宮内フローラ検査』だ。
長らく子宮は無菌だと考えられていたが、2015年に米国の研究者らは子宮内に善玉菌が存在することを発見し、善玉菌が着床時の免疫に影響を与える可能性を指摘した。2016年には、別の研究者らによって妊娠の不成功群では善玉菌の割合が少ない傾向があることが報告された。創業者である代表取締役 桜庭喜行氏と共同創業者 長井陽子氏は、これらの研究結果に着目。2017年に同社を設立し、最新機器を用いて善玉菌を含む様々な菌の割合を解析する『子宮内フローラ検査』の手法を確立した。検査結果を参照した医療機関は、子宮内の環境改善へ向けた適切な治療を行い、妊娠率の向上を目指す。

『着床前ゲノム検査』では、体外受精や顕微授精の過程で得られた受精卵(胚)から一部の細胞を採取。着床不全や流産と関連するといわれる染色体の異常の有無を調べる。その結果を加味して、医師と患者が体内に戻す受精胚の順番を決めることができる。
不妊の原因解明に活かせる検査サービスを提供することで、少子化という社会問題の解決に寄与したいと願っているのだ。

桜庭氏と長井氏は、次世代シーケンサー最大手の会社の日本法人で、セールススペシャリスト、シーケンシングスペシャリストとして従事していた人物だ。
同社設立の背景を次のように話す。
「グローバルな市場では、ゲノム医療事業が活況を呈しています。その中にあって臨床検査サービスをけん引するのは、外資系企業ばかり。日本企業が出ていませんでした。海外からサービスを取り入れていると、患者さんに届けるまでにどうしてもタイムラグが生じます。ゲノム解析技術の不妊治療分野への活用は、少子化問題を解決するソリューションの一つになります。新しい技術をスピーディーに市場に届けることが、我々の使命と考え、起業に至りました」

同社サービスを導入する医療機関は広がりを見せ、マスメディアで取り上げられる機会も増えている。患者の関心の高まりを受けて、自宅で検体を採取できる一般消費者向けキットの展開を他社との共同事業で開始。
また国内での事業拡大と共に、ヨーロッパや中東アジア等、海外での展開計画も進行中だ。
需要が高まる同社では、社内体制の強化が急務となった。
社内システムの構築に携わった荒井渉氏は、システムエンジニアを新たに求める背景を次のように話す。
「私は、これまで深海微生物という、全くの異分野で研究・解析を行ってきました。不妊治療にまつわる課題解決を模索する当社と出会い、キャリアを活かして社会貢献ができると考えての参画です。ITは専門外ですが、PCの知識があったことからシステム構築を担当してきました。会社規模が大きくなり、システムマネジメントに特化した人材に任せるタイミングだと判断して、今回の募集を開始しました」

現行は荒井氏が中心となり、他業務と兼任しながら必要に応じて構築していった社内システムを利用している。しかし、数年後のIPOを視野に入れ拡大路線を進む同社では、システムエンジニアリングを専任とする人材が必要となったのだ。
どのようなエンジニアを求めているのだろうか。
長井氏は「全体最適化を実現するシステムアーキテクチャを考えられるエンジニアが理想です。現状は医療機関からの受注後に検査を行い、結果を届けるまでのマニュアル作業が多い。人の目による二重チェック等、一連のオペレーションをデジタル化してヒューマンエラーを排除したいのです。正確性を重視しながら、効率良くオペレーションが進むシステムづくりを期待しています。DXに興味があるエンジニアには魅力的ではないでしょうか」と話す。
荒井氏は「社内の研究員や検査技師からの声を素早く吸い上げ、システムやUIに反映するアジャイル開発です。大きな裁量を持って、ゼロからシステムを作り上げていく面白さを感じられるでしょう」と続けた。

社内システムのIT化以外に、サービスに直接関わる開発もある。
「我々が扱うゲノムデータは、大量の文字情報です。サービスにおいて得た患者さんのゲノム情報をビッグデータとして蓄積し、機械学習を用いて妊娠率予測に役立てられるのではないかと考えています。独自のビッグデータを用いて、新たなサービスを生み出すことも可能です」と荒井氏。
システムエンジニアとして不妊に悩む患者をサポートするとは、他社にはない立ち位置だ。
社会的意義の高さと医療に対するイノベーティブな取り組みに魅力を感じて、同社へ加わったメンバーは少なくない。製薬会社のMRやAI開発企業の役員等、多彩なキャリアを持つ人材が続々と集う。
それぞれが培ってきた知識と経験を活かし、不妊治療への貢献とゲノム解析による個別化医療の実現へ向けて邁進しているのだ。

組織体制の特徴を尋ねると、長井氏からは「大きく分けてバックオフィスと検査部門のみでフラットです。一人ひとりが主体性を持って、分野横断的に動いています」との答えが返ってきた。
臨床検査のスタッフは業務上リモートワークは難しいが、それ以外の社員は在宅勤務を選択できる。時差出勤やフレックスタイム制を導入し、ライフスタイルに合わせた働き方が可能だ。女性社員が多く、男性社員も育児のための早い退勤が当たり前に受け入れられる風土だ。
「仕事だけが全てではないと考えています。家族がある上での仕事であり、プライベートを犠牲にしては良くないと代表も話しています」(長井氏)。
経営層がワークライフバランスを重視しており、会社全体にその考えが根付く。
コミュニケーションの様子としては、理系出身者が多いこともあり、理論に沿った会話が交わされている。感情に任せて人に向かう議論はなく、同じ目標へ向かうために意見交換を行うカルチャーだ。

最後に両氏からGreenユーザへ向けたメッセージを紹介しよう。
「日本は、世界でも類を見ない“不妊大国”です。不妊治療はお金と時間をかけても上手くいかない場合があり、苦労している患者さんが多くいます。当社のシステムエンジニアは、そういう方をサポートする立場です。日本の未来に役立ち、やりがいを得られる仕事です。是非一度お話をしましょう」(荒井氏)。
「次の世代に誇れる仕事です。少子高齢化の解決にあたり、社会的な使命感を持って取り組んでくれる方がいらっしゃれば有難いです。興味を持ったならば、是非ご連絡ください」(長井氏)。
日本発の次世代型ゲノム解析ベンチャーとして加速する同社。サービス拡大期に参画するチャンスだ。

募集している求人

エンジニア・技術職(システム/ネットワーク)の求人(2件)

企業情報

会社名

Varinos株式会社

業界

サービス系 > 医療・福祉・介護サービス

製造・メーカー系 > 医薬品・医療機器

製造・メーカー系 > 食料品・日用品・雑貨・文具

企業の特徴
上場を目指す、自社サービス製品あり、シェアトップクラス
資本金

1億円

設立年月

2017年02月

代表者氏名

代表取締役 桜庭 喜行

事業内容

臨床検査および衛生検査の受託解析
新世代ゲノム検査の開発

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

30人

本社住所

東京都江東区青海1-1-20 ダイバーシティ東京オフィスタワー12階

この企業と同じ業界の企業

この企業と同じ業界の企業:オツモ 株式会社
オツモ 株式会社
創造的野心とクラフトマンシップをエンジンに、世界をハッピーにする。
無料登録して話を聞いてみたい
👋
Varinos株式会社に興味を持ったら、まずは一度気軽に話を聞いてみませんか?
無料登録して話を聞いてみたい
掲載をお考えの企業様
IT転職に強い求人サイト Green
Copyright© Atrae, Inc. All Right Reserved.