株式会社 駅探 「駅」を起点に「地域の生活者のニーズ」と「地域の事業者の提供サービス」をつなぐ「地域マーケティングプラットフォーム」企業
【事業企画】プロダクトマネージャー
新規で展開していく事業やサービス・プロダクトの企画開発職
企業について 「駅」を起点に人々の移動を、より安全で、安心で、楽しいものに 同社は、乗り換え案内サービス『駅探』を運営しているナビゲーションサービスのパイオニア的企業だ。
1997年に発足し、乗り換え案内の技術開発とサービス提供を軸に、経路検索システムのASP提供等も行ってきた。
通勤・通学や旅行に欠かせないインターネット上の乗り換え案内サービス『駅探』を運営している株式会社駅探。「人々の移動を、より安全で、安心で、楽しくしていく」ことを目標に、駅を起点とした行動支援サービスを提供し、様々な企業に対する乗り換え検索エンジンの提供も行っている、ナビゲーションサービスのパイオニア的存在だ。 同社は1997年に東芝の社内事業として発足し、国内で初めてインターネットによる時刻表連動型乗り換え案内を開始した。1999年、携帯電話におけるインターネット接続サービスの公式コンテンツとして採用されたことをきっかけにサービスを拡大し、2003年に東芝より分社化した歴史を持つ。 「日本国内で乗り換え案内サービスを提供している会社は弊社を含めて4社だけであり、我々4社が、世の中の人達の移動に関する生活パターンを大きく変えたと自負しています」と語るのは、同社取締役社長の金田直之氏。 乗り換え案内はこの20年余りで、私達の暮らしになくてはならない存在となった。公共交通を利用する人のほとんどが、何らかの形で乗り換え案内のサービスを利用している。その中でも『駅探』の魅力は、駅を基点とした周辺情報等の付随サービスが充実している点だという。 「人が移動する時には、必ず何か目的があります。乗り換え案内のコアな機能は目的地までの経路を正確に案内することですが、『駅探』ではそこからさらに一歩踏み込んで、移動先での過ごし方や、移動後の行動まで幅広くサポートすることを目指しています」(金田氏)。 さらに同社では、不動産会社や就職情報サイト等、様々なサービス事業者に対しても、自社の乗り換え検索エンジンをASPサービスとして提供している。例えば、不動産情報サイトで「〇〇駅から徒歩〇分以内のワンルームマンション」等の条件で検索ができることや、就職情報サイトで「〇〇駅から片道〇分以内で通勤できる会社」という条件検索ができるのは、その裏側で乗り換え検索エンジンが機能しているからだ。他にも観光情報サービスや法人向けの交通費精算サービス、医療機関向けの施設情報サービス等、私達を取り囲む社会の様々な場面において、同社の技術が活躍している。 「コロナ禍で、移動を取り巻くニーズやビジネスは大きく変化しました。観光領域等で打撃を受けた事業もありますが、その一方で、これまでになかったニーズも次々と生まれています。人々の新しい暮らしを支えるため、新サービスの開発を積極的に進めていきたいと思います」(金田氏)。
MaaSプロジェクトを推進し、全国の移動に関する問題解決に貢献したい 近年、交通サービスやまちづくりの分野において、MaaS(マース)という言葉が大きな注目を集めている。MaaSとは、「Mobility as a Service」の略で、電車、バス、タクシー、自転車等、様々な交通手段をシームレスに繋ぎ、予約から決済までワンストップで可能にするサービスのことだ。地域の商業施設や公共施設とも連携することで、まちづくりや社会課題の解決に大きな影響をもたらすと期待されている。 同社では、2020年8月に開示した新経営方針において、「From the Stations~駅から始めよう~」というコンセプトを掲げ、MaaS領域における事業展開の強化を宣言した。その第一歩としてスタートしたのが、北海道におけるMaaSプロジェクトの推進だ。 少子高齢化や過疎地域の拡大、公共交通機関の衰退等、日本の地方都市は様々な問題に直面しており、中でも北海道は課題先進地域だと言われている。同社が北海道で目指すのは、地域のドラッグストアを拠点としたシームレスな交通ネットワークの形成だ。公共交通だけではカバーできない移動に対応するために、AIを活用したオンデマンド型の配車システムを提供する事業者と業務提携し、地域のドラッグストアや大学とも手を取り合って事業を進める計画だ。 MaaS領域への挑戦について、金田氏は次のように意欲を語る。 「日本の地方都市では近年、地方鉄道やバス路線が大幅に削減されています。高齢者ドライバーの事故が相次いだことで運転免許の自主返納を推進する流れもありますが、地方では車がないとどこにも行けず、生活の質の低下が心配です。当社はこれまで都市部をメインに公共交通を乗り継ぐ方法を案内してきましたが、今後は新たに、交通が不便な地域にも目を向けて、誰もが安心して利用できる移動サポートサービスを提供したいと思っています。ドラッグストア等、地域の中で人が集まるスポットを“駅”ととらえ、そこを拠点に移動ができるサービスを構築する計画です。まずは北海道で成功事例を作り、それをモデルケースとして全国各地の交通問題が解決できたらいいなと思います」 同社は「世の中にない新たなサービスを創り出し、社会の役に立つ」という言葉を、コーポレートメッセージとして掲げている。乗り換え案内サービスの登場によって、複雑な乗り換えが一目で分かるようになったように、これから創り出されるMaaSが、地方都市のライフスタイルを一変させるかもしれない。まだ見ぬサービスを生み出すために、同社の挑戦は加速している。
技術の力で社会の役に立つという、志と誇りを持ち続けられる環境 「世の中にない新たなサービスを創り出し、社会の役に立つ」という方針は、同社で働くエンジニアにとって、大きな誇りとなっている。公共性の高い乗り換え案内サービスを自分の技術で支えることにやりがいを感じ、さらに新しいサービスを創出するために、AIや IoT、DX 等の最先端技術を積極的に学んでいるという。 金田氏は、自社のエンジニアに対する信頼をこう語る。 「私自身は文系出身なのですが、当社で働くエンジニア達の志の高さには、日々驚かされています。新しい技術を常に学び、技術の力で人々の役に立ちたいと心から思っていることが、ひしひしと伝わってきます。誠実で優しい人が多いということも、大きな特徴ではないでしょうか」 同社では、SIer出身のエンジニアも多く活躍している。彼らが口を揃えて言うのが、「自社サービスを育てられるのが楽しい」ということだ。新しいアイデアを形にしようと思った時に、それを実現できる強固な財務基盤があることも魅力の一つ。様々な企業や公共機関と提携して、社会の中で大きな挑戦ができる環境だ。 また、同社には駅探ユーザーの検索履歴や人の流れを示す膨大なデータが刻々と蓄積されており、これを金田氏は「宝の山」と呼ぶ。今はまだ手付かずのデータだが、ビッグデータとして分析し活用することができれば、マーケティングやまちづくり等、様々な用途で役立つ可能性があるという。 「乗り換え案内という一つのサービスが完成し、弊社は今、第二の創業期を迎えています。乗り換え案内で培った技術をはじめ、蓄積された膨大なデータや強固な財務基盤等、素晴らしい資産が揃った環境で、次に何を創るのか。リスクを恐れずにアイデアを出し、覚悟を持って前に進めることのできる人材が、今の当社には必要なのだと感じています」(金田氏)。 金田氏は、同社が求める人物像を「ゲームチェンジャー」と表現する。既存の仕事に改革をもたらし、交通サービスの常識を覆すような、ベンチャー精神に富んだ人材が欲しいという。 複数のモビリティや施設の利用の情報を統合する時代が来る日は近いように思える。スマートスピーカーに行きたい場所を伝えるだけで、誰かがドアまで迎えに来てくれるサービスができるかもしれない。ワクワクする未来を自分の手で創り出すために、駅探という環境を、活躍の場に選んでみてはどうだろうか。
もっと見るexpand_more PR MaaSの実現をリードする、新しい技術を開発したい 開発部・開発グループ長・垂水氏・2008年6月入社 大学院で情報工学を学んだ後、大手SIerで金融システムの受託開発をしていたが、自社サービスの開発を希望し同社に転職。情報工学の知識を生かし、乗換検索エンジンの研究開発に尽力している。
前職はSIerで受託開発の上流工程を担当していました。自社のために良いシステムを作ろうと一生懸命になっているお客様の姿を見て、私も何か、一つのサービスの開発に打ち込んでみたいと思い、転職を決意しました。 弊社を選んだ決め手は、複雑な路線情報から最短ルートを一瞬で検索できる『駅探』が、本当にすごいシステムだと思ったからです。こんなにすごいものが作れる会社で、是非働いてみたいと思いました。...
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企業情報
会社名
株式会社 駅探
業界
IT/Web・通信・インターネット系 >
インターネット/Webサービス・ASP
IT/Web・通信・インターネット系 >
Webマーケティング・ネット広告
IT/Web・通信・インターネット系 >
システムインテグレータ・ソフトハウス
企業の特徴
資本金
2億9100万円
設立年月
2003年01月
代表者氏名
代表取締役社長 金田 直之
事業内容
【コンシューマ・法人問わず、より多くのお客様に使われるサービスを展開】 乗換案内サービスを運営する会社、というイメージを持たれることが多い当社ですが、近年は乗換案内のデータをはじめとする自社ノウハウや他社連携の組み合わせによって、サービス領域の拡大・多角化を進めています。 ◆コンシューマ向けサービス 乗換案内の「駅探★乗換案内」だけでなく、お出かけ先で様々な割引や優待が受けられる会員制サービス等、乗換サービスをベースに様々なサービスを展開しています。 不動産・飲食・美容・歯科クリニック・パーソナルジム等の特定ジャンルを中心に、「駅」を基点とした来訪型店舗・サービスの情報を収集し、地域の生活者が比較・検討出来るサービスの提供を開始しています。 ◆法人向けサービス 独自の検索システムのノウハウや様々な交通系データを活用したASPサービスやデータ生成サービスをはじめ、全国で一千万人以上が利用している駅探のコンシューマー向けのサイト/アプリへの広告事業も展開しています。 駅や路線のターゲティングなど、乗換案内ならではの商品や、乗車券/レジャーチケットの予約など、データ提供/機能連携によるサービス間の連携など、サービスの拡大期を迎えています。 また、法人向け交通費精算システム「駅探BIZ」や、チケットレス出張手配システム「BTOnline」をはじめとし、「働き方改革」に代表されるような、企業の生産性向上、業務効率化ニーズの高まりなど世の中の動きに合わせたビジネスを構築しています。
株式公開(証券取引所)
東証グロース
従業員数
60人
本社所在地
東京都千代田区麹町5-4 JPR麹町ビル
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