株式会社釣りビジョン

株式会社釣りビジョン（Fishing Vision Co.,Ltd.）は、その名の通り、釣り専門番組を制作・放送している放送会社だ。放送法に基づく衛星基幹放送（BS）事業者免許を持ち、『BS釣りビジョン』の番組制作、放送およびケーブルテレビ局等への番組供給、並びに映像の受託制作を行う。

設立は1998年3月。2006年7月にブロードメディア株式会社（東証JASDAQ上場）の子会社になり現在に至る。現在の株主構成はブロードメディアが51.6%、株式会社シマノが33.4%、株式会社東北新社が15.0%となる。

釣りビジョンは国内唯一の釣り放送局として、24時間365日、釣りに特化した番組を放送している。BS放送、をはじめ、CS放送（スカパー！）、J:COMをはじめとする各地域のケーブルテレビ、ひかりTV（NTTぷらら）などでも視聴でき、また、2020年4月より動画配信サービス『釣りビジョンVOD』を開始し、新盤愚民については、放送と同時配信を行っている。

釣りビジョンの強みは大きく２つ。競合企業がほとんど見当たらないこと。そのため、会社設立以来、自分達で自分たちの方向を決め、外部環境に照らし合わせ事業を行っている。また、番組のほとんどを自社で一気通貫で制作していることだ。常に視聴者だけでなく、様々な環境を意識しながら、番組制作を行っており、スピード感のある自社制作が行えるのも強みである。

オールジャンルの釣り専門番組を取り揃えた、日本で唯一の釣り専門チャンネル『釣りビジョン』。身近な釣りから海外での釣行まで、年間700本近いオリジナル番組を制作・放送している。放送開始から20数年たっているため、延べ1万5千本近い作品を提供しており、2020年4月ローンチの『釣りビジョンVOD』では、2021年1月現在で6,300本強の番組を提供している。

また、釣りビジョンは放送、番組制作以外にも、多岐に亘る業務を行っている。

『トラウトキング選手権』は今年で開催20回目を迎える。全国各地の管理釣り場を活用したトラウトの競技大会で、本大会運営は釣りビジョン社員が中心になって行っており、本大会、地方大会を含めて年間延べ約3千名が参加する大きなイベントとなっている。コロナ禍であるが、今大会は昨年11月からスタートし、3月まで12の本大会イベントを行う予定だ。（政府および自治体からの指導、方針や見解の変更があった場合は都度協議して開催可否を決定しております）

また、釣りビジョンHPでは番組情報のほかに、全国各地の釣果情報を提供している。その釣果情報を提供していただいる船宿向けのHPホスティングサービスも行っており、釣りビジョンという番組提供サービスだけでなく、釣りに関連する様々な分野へのサービス提供を行っている。

今後はよりインターネットが各年代に広がりを見せているため、新たなサービス構築も検討しており、今回の募集についてはそれら新サービスに対する業務も担っていただきたいと考えている。

社内は、自由闊達な雰囲気で、年齢や社歴等に関係なく、考えや意見を自由に発信できる風土。部署の垣根も一切なく、釣りの話題を中心に活発なコミュニケーションが交わされている。釣りにあまり興味がなくても、キャリアアップにつながる知識やスキルを自然に習得できる。社内を見てもスーツ姿の社員はほとんどおらず、社風と一緒で各自カジュアルな服装で業務を行う社員が多い。

中途入社者への教育はOJTが中心だ。業務だけでなく、社内に「釣り研修制度」を設置し、番組制作に関わる関わらないに限らず、釣りに対する費用補助の福利厚生制度がある。人事考課は年2回で、昇給と賞与も年2回となる。主な福利厚生は、社会保険完備、確定拠出年金制度（日本版401K）等。

釣りビジョンでは業務での必要に応じて、様々な職種・ポジションで採用活動を行っている。サーバーサイドエンジニアの場合、運営するWebサイト/Webサービスの新機能開発や既存機能の改善、リファクタリング等の業務を担当する。より良いユーザー体験を安定的に提供できるよう、企画、デザイナー、フロントエンドエンジニアと協業しながら業務に取り組む。自社サービスの仕事なので「働きやすい」と評価も良好だ。