「桁外れな裁量」が保証された成長環境を用意
創業期のベンチャーで、会社とともに成長したいという願望を持つ方も多いだろう。今、この記事をご覧になっているあなたも、きっとその一人のはず。
本稿でご紹介するCARROT株式会社は、2020年8月に設立されたばかりのベンチャー企業だ。とはいえ、そのバックボーンはしっかりしている。同社の親会社は、人気のソーシャルネットワークサービス「ポケコロ」をはじめ、各種アプリ、サービスを展開しているココネ株式会社だ。そのココネからプロダクトごと独立する形で立ち上がったのが同社でCARROTなのだ。
現在、同社では、創業期にある会社をともに発展させる仲間を募集している。同社で働く最大のメリット。それは「桁外れな裁量」が与えられることだ。
仕事における「裁量」とは、自分自身の考えによって物事を判断し、行動を任されるという意味。本当に「仕事を任されている」、それが「裁量のある状態」だ。一般に、会社に所属する社会人は、職位や役職が上がるに比例して、与えられる裁量も大きくなる。若手のうちから裁量を与えられる企業は少なく、自分の考えで仕事を進めることはなかなかできないものだ。
しかし、CARROTは違う。なにしろ同社はメンバーに対して「“桁外れな裁量”をお渡しします」という宣言までしているほどだ。その真意を、同社代表取締役社長・栗原孝明氏に聞いてみた。
「スタートしたばかりの当社では、今『事業を推進する力』を持った新しい仲間を探しています。事業を、そして会社を成長させ、さらには働くメンバー自身も成長してもらうために、大きな裁量をお渡ししています。それぞれが事業を動かす観点から責任と権限を持つことは、スピーディーに事を運んでいくために必要だと考えているからです」(栗原氏)
同社が展開するビジネスは、音声LIVE配信アプリ「#私を布教して」。2019年12月にiOS版を、そして2020年2月にAndroid版がリリースされたアプリだ。発表当初は親会社のココネ名義で展開されていたビジネスを、子会社として切り出し独立させた。このプロダクトを広め、ブームとなりつつある音声LIVE配信アプリの世界でトップを取るために走り始めたところなのだ。
ほかにはない“優しい世界”を持つ『#私を布教して』の魅力
ここで、音声LIVE配信アプリ「#私を布教して」について詳しく紹介しよう。
かなり尖ったアプリ名が特徴的な「#私を布教して」。音声のみで、顔出しせずにLIVE配信ができ、早くも人気を博している。簡単、かつ手軽に配信デビューができ、このアプリで初めて配信活動をしたというユーザーが多いのも特徴。全ユーザーに占める「配信者」の割合が高いのも他アプリとの違いだ。
顔出し配信メインのアプリと異なり、自分に自信がないというユーザーや、諸事情でプライバシーを守りたいユーザーであっても気楽に「自分の世界」を作り出し、配信を楽しむことができるのも「#私を布教して」の魅力の一つ。
「『#私を布教して』は、LIVE配信アプリとしても、音声配信アプリとしても後発の部類に入りますが、その分、ほかにはない世界観の醸成で差別化を図っています。比較的サブカルよりの味付けもそのひとつ。顔出しメインのLIVE配信のような派手さはありませんが、その分配信者にもリスナーにも『優しい世界』が作れていると自負しています」(栗原氏)
CARROTが掲げる同アプリのコンセプトは『「私」を見つける、好きになる。』というもの。派手に目立って活躍するアイドルを作り上げる場というよりも、「理解される仲間」をみつけ、「居心地のいい場所」をつくる、そういった場として機能させたいという想いの表れだ。
「このアプリは、単にLIVE配信の場=お祭りの会場を作るというより、声を使った“ソーシャルコミュニティーアプリ”だと考えています。個々の配信者が自分の思いを声に乗せて伝えたり、歌を通じて伝えたりということを通じて、それぞれが心地いい世界を作れるようにしたいのです」(栗原氏)
音声系LIVE配信アプリに限っても、先行する他社プロダクトがいくつかある。「#私を布教して」がもつ独自の世界観以外に、彼らがトップを取れる要素はあるのだろうか。
「私たちが日本に本拠を置き、日本のカルチャー、日本のZ世代に寄り添うことができるという点は大きいと考えます。他社アプリでは、日本市場もグローバルのなかの1つでしかない部分もあります。私たちは、グローバルな展開こそまだできていませんが、その分、ユーザーの気持ちに寄り添います。ハートで勝負、というわけです」(栗原氏)
加えて、音声LIVE配信の市場が拡大していることも彼らにとって追い風だ。
「2021年中には、トップを走るアプリをユーザー数で超え、2~3年後には単体での上場も視野に入れています」(栗原氏)
アプリの向こうにいる“お客さま”を大切にするカルチャー
現在は親会社・ココネ株式会社の入居するビルに「同居」する形のCARROTだが、2021年には渋谷に待望の新オフィスを構える。これを機に、独立したベンチャーとして、ますますビジネスの展開も加速していくことだろう。
「会社のカルチャー、そして制度面など、ゼロから作り出していかねばならないこともたくさんあります。まさに創業期の今、当社にジョインしていただいて、一緒にCARROTを作り上げていってほしいですね」(栗原氏)
一方で、ココネの「よいカルチャー」も残していきたいと栗原氏は言う。
「それは、サービスに対する考え方です。一般にIT企業ではアプリやサービスの利用者を“ユーザー”と呼びますが、私たちは“お客さま”と呼びます。『1ユーザー』というデータとして見るのではなく、『人』を見る。お客さまの気持ちになって、この人を喜ばせるにはどうしたらよいかを常に考える。この考え方は今後も引き継いでいきたいですね」(栗原氏)
それを表すかのように、同社では“お客さま”に直接会う機会が多く設けられている。ユーザーの顔を見て行うヒアリングやインタビューが頻繁に行われているのだ。興味深いのは、総務や人事などバックオフィスのメンバーも参加し、ユーザーに会う機会があるということ。
「総務のメンバーが、お客さまに質問する光景も珍しくありません。当社ではオフラインでするような接客を、オンラインでも実現することを理想としています。ネットを通じた関係が中心であっても、人と人の関係としてサービスをする。その意味で、当社では“お客さま”に興味のない人はダメですね」(栗原氏)
さらにもうひとつ、CARROTが大事にしているカルチャーがある。それは「変化を恐れない」こと。ベンチャーらしく、昨日決まったことでも、今日もっといい方法があれば変えることを躊躇しない。「何でも変える、変わる」これもまた、同社のカルチャーだ。
最後に、CARROTのメンバーとして求められる人物像について、栗原氏に語っていただこう。
「会社は、事業を伸ばすためにあります。つまり、『#私を布教して』の事業を成功させることこそが当社のミッションです。そのためには、“サービスへのコミット力”のある方、そしてお客さまが好き、このサービスが好きという方が望ましいですね。サービスが好きで、お客さまが好きな人なら、頑張れるはずですから。ぜひ、いっしょに成功を分かち合いましょう」(栗原氏)
CARROT 株式会社の社員の声

20代後半
2019年10月入社

30代後半
2020年08月入社

20代後半
2020年10月入社