辺境からテクノロジーで世界を変える。空間コンピューティング技術で世界を繋ぐ
ラストマイルワークス株式会社(LASTMILE WORKS Co., Ltd.)は、VR技術を駆使して企業のDX支援、デジタルツインの推進をおこなうスタートアップです。
不動産業界をはじめ、さまざまな業種・企業のCG/VR、Webに関する事業開発、マーケティングなどを、コンテンツ制作からコンサルティングまでトータルに提供しています。
設立は2016年11月で、本社を東京・新宿に置くほか、開発拠点を東京都内や海外(カンボジア・プノンペン、ベトナム・ホーチミン)に設けています。
【事業内容】
・住宅業界向けCG/VR制作サービス「terior」の開発・運営
・不動産業界向けインタラクティブコンテンツ「terior Digital City」の制作
・仮想空間共有プラットフォーム「comony」の開発・運営
・CG/VR制作関連アウトソーシング業務
・オフショア開発/ラボ型開発業務
収益の柱は、自社CG/VRプラットフォームの使用料や、個別のCG/VRコンテンツ制作料、Webサイトやシステムの受託開発など(ラボ型開発も含む)。VRプラットフォームを提供しつつ、自社でCGやWebサイトも開発できるリソースがある点が強みです。
営業ではコンサルティングを重視し、単につくったモノを売るのではなく、顧客ごとの課題をヒアリングして、それに見あったサービスを組み合わせ、場合によっては新機能や新サービスとして提案しています。また、不動産業界に知見のあるコンサルタントが在籍し、より深いソリューション提案を可能にしている点も特徴です。
代表の小林は、2012年に筑波大学を卒業後、カンボジアで日系IT企業の立ち上げに関わり、不動産関連のオフショア事業責任者として3年間勤務し、2015年にカンボジアでLASTMILE WORKS Cambodiaを設立すると、翌年に日本でラストマイルワークスを立ち上げました。
ラストマイルワークスという社名には、ラストマイル(辺境)からワークス(仕事やサービス、価値)を生み出す、という意味が込められています。
先進国・日本と途上国・カンボジアの両方の現状を深く知り、世界から見れば辺境と言える途上国から、テクノロジーで世界を変えていく仕組みをつくっていきます!
CGやxR技術を利用したDX支援と、アジア圏での社会貢献活動を展開
❐ 住宅業界向けCG/VR制作サービス「terior」
不動産業界向けDX支援プラットフォーム「terior」は、不動産、建築、リフォームなど、住宅関連業界に特化した総合VR制作サービスです。
未竣工の物件をCGでVR化したり、バーチャルでステージングをおこなったりすることで、不動産業者とエンドユーザー双方に、魅力的な住まいのイメージを提案することができます。
この「terior」は、不動産業者のオンライン集客に関して、企画の提案からコンテンツ制作、施策結果の解析、ネクストアクションの提案までワンストップでサポートできるのが特徴です。
ページ閲覧率150%増や、Web反響200%増など、その効果と実績も認められています。
※「terior」内のバーチャルホームステージング利用時
❐ 不動産業界向けインタラクティブコンテンツ「terior Digital City」
「terior Digital City」では、未施工の都市やマンションをCG化し、バーチャル空間で自由に移動することで、まるで実際に訪れたような体験が可能なインタラクティブコンテンツを制作しています。
主なターゲットは不動産開発業者で、訴求効果が高いため、展示会やショールームなどの営業の現場で活用されています。
❐ 仮想空間共有プラットフォーム「comony」
企業向けのクラウド型VR開発プラットフォーム「comony」は、誰もが空間や体験を共有できる社会を目指して開発されたプラットフォームです。
クリエイターが制作したVR空間を訪れることができるほか、物件内見や研修用のVRアプリ制作の場としても活用され、人気アーティストがバーチャルなファンミーティングを開いた例もあります。
❐ CG/VR制作関連アウトソーシング業務
社会開発を目的にVR推進をおこなう事業としては、「xR for Change」活動があります。
VR技術を利用して途上国の社会開発に寄与することを目指したプロジェクトで、カンボジアをはじめとするさまざまな地域で、テクノロジーの未来を考えるワークショップ開催などの事業をおこなっています。
コロナ禍において一気にニーズが高まったVR業界は、今後も多くの成長が期待できる分野です!
今後も、不動産業界に加えてVRのニーズが多い業界を選定して、VRプラットフォーム「comony」をもとにした事業開発を進め、有益なパートナーシップを構築してまいります。
「多様性」をキーワードに、場所を選ばない新しい働き方を推奨
◎定着率が高く、日本での離職者数はゼロ!
2020年11月時点の従業員数は約70名(グループ全体)で、国別の比率は日本20名、カンボジア50名、ベトナム10名となっている。平均年齢は30歳で、男女比は8:2の比率。新卒・中途の割合は、中途入社が9割を占めています。
定着率が高く、なんと、日本での離職者はいません。
月の残業時間は時期によりまちまちですが、平均すると20時間ほど。業務は東京とプノンペンの2拠点体制を取っているため、リモートワークやテレカンを前提とした働き方やチーム編成になっています。
もともと、多様性を大切にする環境ですので、採用では性別・学歴・資格は問いません。スタートアップでの就業経験や、フリーランスの経験も活かせます。
求める人物像は、自立自走でき、主体的に物事を考えて仕事を進められる人物。スタートアップで働きたい人や、海外と仕事をしたい人、社会意義のある仕事をしたい人は楽しんで成長していただける環境かと思います。
◎ラストマイルワークスが目指す「Ethical Techology(エシカルテクノロジー)」
資本主義の社会で途上国の人々が搾取されずに持続可能な発展を実現するには、労働集約型のモデルだけでは不十分です。
そこで、我々は、途上国の労働集約型ビジネスと先進国の資本集約型ビジネスを組みあわせた、ハイブリッド型のモデルに注目しました。
ラストマイルワークスは軸足を途上国に置きながら、テクノロジーを利用することで先進国の課題解決に貢献しています。辺境から世界を変えていく、このwin-winモデルが、「Ethical Techology」です。
ラストマイルワークスのミッションは、この多様性に満ちた世界において、互いに尊重しあい新しい価値を共創し、多様な世界を活かす新しい仕組みをつくることです。
その社風を一言で要約するならば「多様性」であり、実際に事業内容も働くメンバーも、極めて多様性に満ちています。
それぞれの事業も拡大フェーズにあり、今後の成長を社員が一番楽しみにしています。海外に拠点があるため、(コロナ禍の状況では難しいかもしれないが)海外で活躍することもできます。
多様な世界に向けて、新しいサービスをつくっていくことに興味を持っていただける方は、ぜひご応募ください!