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株式会社アジャスト

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • サービス系

医療情報サービスのオンリーワン企業がDXを推進し新サービスの創出へ

自社サービス製品あり
シェアトップクラス
残業少なめ

企業について

株式会社アジャストは、1982年の創業から、保険業界に対し、専門的な医療情報の提供、また、それをもとにしたデータベースやシステムの提供を行っている会社だ。中心となるのは、保険会社の保険金査定や、訴訟への対応に必要な医療情報を、専門医の見解を加えて第三者機関として提供しサポートする医療情報サービスだ。

サービスの提供形態は、保険会社からの照会に対して自社データベース等を活用して回答を返したり、保険会社にシステムを提供したりする等、多種多様だ。コンサルタントとして関わることも多く、専門性が高い医療情報領域で、膨大な情報と知見のデータベースと多彩なシステム、スタッフの知見を駆使して、現在ではオンリーワンといえる地位を築いている。

「創業当初から保険業界や医療情報と深い関わりを持ってきました。創業した1982年は、8bitコンピュータ全盛時代。趣味でアセンブラ言語やBASIC言語を使ったゲームなどのプログラミングに取り組んでいました。その縁でオフコン関連の業務に関わることになり、コンピュータで事務処理が行われる時代が来ると直感して会社を設立しました」(代表取締役CEO・横溝宏昌氏)

会社を設立した直後、保険会社と取引がある企業から相談を受け、レセプトの点検ソフトウェアの開発をスタートさせたことから、医療情報との関わりがはじまった。

「薬は何万点もあって人の目での点数の照合が大変なため、データベースを開発して毎年アップデートすることで照合の負担を軽減しました。続いて、薬の効能書きや薬効のデータベースを作り、レセプト(診療報酬明細書)に記された傷病名と薬効とを照合して病名と治療内容、請求内容と金額との整合を図るシステムへと発展させました」(横溝氏)

診療明細書やレセプト、診断書等を見て、例えばガンの薬が使われていればガン保険の対象になると判断できるが、実際はそう簡単ではない。医療現場で使用される薬は数万点もあって見ただけではわからない上、ピンポイントで効く薬だけでなく、「多種薬効」といって複数の病気に効く薬もあるため、データベース上で単純に1対1に紐付けるわけにはいかないからだ。

そこで同社は、様々な情報と知見とを掛け合わせることでこの問題を解決し、さらにデータのボリュームを増やし精度を上げることで高い評価を獲得。国内の多くの保険会社が同社のサービスを導入することになった。同社はここから保険業界へ本格的に舵を切り、ジャンルトップの地位を得てからも成長を続けている。

アジャストの医療情報サービスは、保険の契約者あるいは事故の被害者などと各社間に医療的争議が生じたときに、必要な資料を整理・分析し、第三者である専門医の中立の見解を伝える立場として、日本生命保険協会や日本損害保険協会はじめ、生命保険各社、損害保険会社各社から依頼を受けている。その内容は専門を極めており、競合が少ない。DX(デジタルトランスフォーメーション)が世に広がり、医療業界から新たな競合企業の参入も考えられるが、専門性の高さからライバルは少ないと予測されている。

そんな同社ではDXのさらに先を見据えて、創業から蓄積を続けてきた知見や情報、ノウハウの完全デジタル化を推進中だ。現在も保険業界は紙中心の文化が続いているが、コンサルティングの結果、同社のサービスの提供形態がコンピュータシステムとなるケースも増加している。この動きに合わせて一歩先へと進み、保険会社の業務自動化を推進するシステムや医療ビッグデータを利活用する新サービスをAI、クラウド技術と自社ノウハウを掛け合わせることで創出する狙いだ。

「これからの日本は、人口が減り、車両が減り、テクノロジーの発達で事故が減りますが、逆に自由化で様々な細かい保険が増えるため、保険の契約数分のマーケットが広がります。これにより査定のニーズが増え、人手が足りないことから自動化のニーズがより顕在化してくると予測しています」(横溝氏)

同社はサービスの企画立案から上流の設計部分を担当し、実際の開発工程はパートナー会社や保険会社関連のシステム開発会社に任せる開発スタイルをとっている。保険会社に対してコンサルティング的な立ち位置で接することも多いそうだ。

「当社がシステム開発を行う際は、コンサルタントや上流SEの立ち位置で開発を進めています。お客様には既存システムをカスタマイズして納めるケースもありますが、利用目的は保険会社によって様々ですので、この場合でも入り口はコンサルティングです。これまでも、コンサルティングの中から新たなニーズが掘り起こされ、そこに新しいサービスが生まれてきました。これからも時代の変化にマッチした新サービスを立ち上げていきたいと考えています。」(営業部・三浦良太氏)

ポイントとなってくるのが、完成した新サービスの運用だ。同社サービスの運用には、コンピュータシステムの知識と医学的な知見が必要なため、それぞれに精通した人々がチームで運用する必要がある。近い将来、AIを取り込んだ自動化や、データベースの管理など、プロジェクトがより複雑化していくことを考えると、新サービスを開発し、さらに増強していくためにはノウハウを持った新たな人の力が必要だと同社では考えている。

現在、社員が33名ほど在籍している株式会社アジャスト。中途入社を希望する人に医療関係の専門知識を持つ女性が多く、社員の約7割が女性となっている。社内は明るく柔らかな雰囲気で、残業ゼロを達成しているのも特徴となっている。

「私も残業100時間くらいの世界から、転職して急に残業がない世界に移ったことで生活が一変しました。当社は少数精鋭で、一人一人が重要な役割をもっている為、日々の仕事量は多いと思いますが、皆、時間内でメリハリをつけて、集中して仕事をしている為、残業は殆ど発生していません。社内は役職に関わらず意見が言いやすい空気感です。管理職もプロジェクトによっては作業者となりチームの一員として活動しているので、チーム内では平等な立場で意見を発信しています。」(三浦氏)

入社後のフォロー体制も整っている。競合が少ないジャンルのため、一般化された知識が少なく社外研修などの数は限られるが、仮に医療知識がなくても、半年~1年ほどのOJTの中でしっかり業務に必要な知識を実践のなかで身に付けられる。

「ポテンシャルがある人が集まっているので、それぞれの人が自由に活躍できる環境を準備するように心がけています。縛りのない、自由な環境の中で調和がとれる、がんばりたい人に寄り添える会社が理想です。これまでに準備はしっかりと行ってきたので、社会の役に立つような会社へとしっかりと育てていきたいと思います。今が黎明期から成長期へと進む時期だと考えています」(横溝氏)

プロフェッショナルの集まりとも言える同社は、新サービスを立ち上げると保険業界誌や業界新聞で取り上げられることも多く、やりがいが感じられる場面も多い。

「スキャナー・OCRにより、レセプト用紙からデータを作成する技術や診断書作成支援システムなど、特許を取得している技術もあり、専門領域の業務知識と技術的なスキルも身に付けられる環境が整った会社です。仕事を通して社会的意義も感じられます。次世代リーダーとして活躍する新たな仲間を迎えたいと思っています」(横溝氏)

同社での開発は外部パートナーと進めることが多く、上流工程に専念したいエンジニアにとっては絶好のフィールドといえる。上流工程のSEは専門領域を持てば、エンジニアとして大きな武器となる。アジャストでなら、医療・保険業界の専門的なビジネスノウハウも身に着けられ、キャリアパスを伸ばしたいエンジニアにとっても働き甲斐のある環境といえよう。

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企業情報

会社名

株式会社アジャスト

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > ソフトウェア/パッケージベンダ

サービス系 > 医療・福祉・介護サービス

IT/Web・通信・インターネット系 > ITコンサルティング

企業の特徴
自社サービス製品あり、シェアトップクラス、残業少なめ
資本金

5000万円

設立年月

1982年09月

代表者氏名

横溝 宏昌

事業内容

■保険会社向けの医療情報提供
■医療情報ソフトの開発
■医療・保険関係データの整理・分析

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

33人

平均年齢

41歳

本社住所

〒150-0012  東京都渋谷区広尾1丁目-1番-39号 恵比寿プライムスクエアタワー10階

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