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株式会社Buzzreach

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • サービス系

DeNAと資本業務提携!治験に特化したバーティカルSaaSを開発するスタートアップ

企業について

株式会社Buzzreachは、製薬会社の治験に特化したバーティカルSaaS「puzz(パズ)」を開発提供するスタートアップベンチャー。B to BのサービスとB to Cのサービスをうまくつなぎ合わせることで、製薬会社が開発した新薬を必要としている患者に届け、新薬承認に必要なエビデンスを迅速に収集して、新薬開発における期間とコストの削減に貢献している。

B to BとB to Cのサービスの具体的な内容を見ていこう。B to Bサービスのクライアントとなるのは、製薬会社。その中でも新薬開発の治験と呼ばれる工程をスムーズに進めるためのWebサービス「puzz」を提供している。

「puzzは、治験に協力してくれる医療機関とそこに通う患者の数を可視化し、製薬会社が効率的に治験データを集められるように一元管理するシステムです。医療業界はデジタル化が進んでおらず、感覚値で動くこともしばしば。新薬が承認されるまでに集めなければならないエビデンスの数は厚生労働省によって決められており、エビデンスを早く集めることができれば、新薬の開発期間を短縮することができます。そして、期間短縮はコスト減少を意味し、大きなプロジェクトだと1カ月治験が伸びると1億円のコスト増になることもあります」(代表取締役 / CEO・猪川 崇輝)

puzzを使えば協力先の医療機関と連動して効率よく治験を進めることができる。さらに同社が開発提供するB to Cのサービス「smt(エス・エム・ティ)」を活用して、提携医療機関外の患者を提携医療機関とマッチングさせて、治験に参加してくれる患者の数を増やす。

「smtは、治験に適合する患者のリクルーティングをサポートする、治験情報マッチングプラットフォーム。日本全国で実施中の治験情報を誰でもかんたんに検索できる、日本初のサービスです。事前に情報を登録すれば、条件に合った治験の情報をメールでお知らせします。smtはマッチングのほかにも、臨床試験への認知度を広めるため最新試験情報や、関連性のあるヘルスケア情報も発信しています」(猪川氏)

治験情報の公開から実施医療機関への応募までワンストップで行えるインフラである「smt」は、製薬企業のコーポレートサイトや患者会、メディアとシームレスに情報共有するため、APIサービスも提供している。

製薬会社が新薬をスピーディに開発できるよう、治験を効率化するサービスを展開しているBuzzreach。B to BとB to Cのサービスをつなげて従来の治験が抱えていた課題を次々に解決している。

『スタディ・コンシェルジュ』は、新薬の早期承認を支援する業界初の画期的なスマートフォン向けアプリ。患者に寄り添ったリアルタイムなコミュニケーションが可能で、患者がいだく治験中の不安を和らげ、治験中止リスクを軽減し、効率的に有効データを得ることを目指している。

「治験のエビデンスは、均質なデータが必要です。同じ条件、服用で得られる結果を集めなければなりません。しかし、適切なタイミングに適切な量の服薬を続けるのは、患者にとって簡単なことではありません。治験に参加する患者の中には、決められた服用ペースを守らなかったり、服用を継続できなかったりする人もおり、治験患者の離脱防止も治験をスムーズに進めるための大事な要素です」(猪川氏)

アプリ内で服薬時間を患者に通知して、薬の飲み忘れなどを防ぎ、服薬アドヒアランスを向上。患者が毎日の服薬を記録することで、来院前に患者の服薬状況が確認でき、病院での治験をサポートする治験コーディネーター(CRC)の業務負担を大きく軽減する。「スタディ・コンシェルジュ」はバーチャルCRC機能を導入するなど、CRCの人材不足にも貢献している。

「スタディ・コンシェルジュは、患者とCRCや治験担当医師とのコミュニケーションを円滑にするツールです。業界初の『サンキューレター機能』を搭載することで、治験依頼者と患者が直接、繋がることが可能。アプリ内でのアンケート機能を使い、治験参加者の声をダイレクトに聞くことができます」(猪川氏)

さらに、患者同士が身体や心の悩み、病気についてなど、自分と似た境遇の人たちと情報共有しアドバイスし合えるコミュニティを作る、患者特化型SNSサービス「MiiLike(ミライク)」を開発。患者が医療に積極参加する「患者中心医療」の構築を目指している。

「ミライクは、同じような悩みをかかえた人たちをマッチングし、治療法などの共有を通して、患者が治療法に関するリテラシーを上げて、病気に対して主体的に関わっていく未来を創り上げます。受けている治療が自分にとって最適なものか積極的に確認して、時には自分から医師に相談することも大切です。そのためには、病気に関する情報が必要。同じ病気をかかえる人同士の情報共有が患者中心医療の扉を開きます」(猪川氏)

B to BとB to Cのサービスを共通プラットフォームで一元管理することで、製薬会社の大きな経営課題であった、治験期間の短縮を実現するBuzzreachのビジネス。製薬会社という確固たるキャッシュポイントを持ち、病気とたたかう患者に「患者中心医療」の可能性を示すなど社会貢献もできる。

B to Cで集めたデータや顧客基盤をB to Bで活用してマネタイズにつなげ、かつエンドユーザーに有益な情報をもたらす、循環型の秀逸なビジネスモデルは、投資家やメディアからも注目を集め、ミライクの事業は、DeNAと資本業務提携して共同事業の形で進められてきた。

「DeNAはB to Cサービスで圧倒的なノウハウと経験を持っています。当社の今後の事業展開を考えたとき、B to Cサービスでのノウハウが必要と判断し、DeNAと業務提携を結びました。一方のDeNAも近年ライフサイエンス分野に注力しており、両社の思惑が一致した形です。長いタームで見れば、ヘルステック領域で扱われるデータを蓄積し、ライフサイエンス分野の情報銀行として機能させるなど、日本のライフサイエンスをテクノロジーの力でバックアップしていきたいと考えています」(猪川氏)

Buzzreachは、2020年10月現在、20名規模のまだまだこれから成長するベンチャー企業。エンジニアも社内に5名、外部の協力会社を含めても13名と、少数精鋭で開発を進めている。CEOの猪川氏、COOの青柳氏も含め、メンバーの半数は、製薬・治験業界の出身だが、半数は業界外の人材。ヘルステック分野でキャリアを構築したいエンジニアも大歓迎だという。

「治験はニッチな分野ではありますが、確実な課題があり、それを解決する競合他社もいないため、バーティカルSaaSでもビジネスとして成立します。日本の医療業界はIT化が遅れているといわれ、ヘルステック領域は今後の成長が見込まれています。puzzやミライクの開発を通して社会貢献できるだけでなく、日本のライフサイエンスの進歩にも参画できるやりがいのある仕事です」(猪川氏)

規模の小さなスタートアップで、会社の組織面でもまだまだやるべきことがあるというBuzzreach。一緒に会社を創り上げ、成長できるメンバーを広く募っている!

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企業情報

会社名

株式会社Buzzreach

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > モバイル/アプリサービス

サービス系 > 医療・福祉・介護サービス

資本金

3億2,960万円

設立年月

2017年06月

代表者氏名

代表取締役 猪川 崇輝

事業内容

『ヘルス領域、特に治験分野を中心にテクノロジーの力で課題解決をしていくことで、少しでも早く、一人でも多くの患者様に新しい治療の選択肢を届けたい』という思いからSaaS開発をメインに事業展開を行っております。

・治験を含む臨床試験・臨床研究に関わるSaaSシステムの提供
・インターネットを利用した患者向け臨床試験情報の公開プラットフォームの提供
・治験に参加していただく患者様の募集に関する支援業務
・患者向けヘルスケア特化型SNSサービス
・患者PHR事業

株式公開(証券取引所)

従業員数

23人

本社住所

東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前

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