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株式会社ZeBrand

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • コンサルティング・リサーチ

NY発!ブランディングをオートメーション化するWebサービス『ZeBrand』で世界へ

外資系
自社サービス製品あり
グローバルに活動
残業少なめ

企業について

株式会社ZeBrand は、ブランディングをオートメーション化するWebサービス『ZeBrand』の提供を通じて、米国を中心としながらも150ヶ国以上、60,000以上のスタートアップや中小企業、大企業の新規事業部門のブランディングを支援。創立95年の歴史を持つ国内最大手フォントベンダー・株式会社モリサワの新規事業としてスタートし、2019年10月にグループ企業としてスピンオフし、米国法人と日本法人を設立し、グローバルに展開中。

『ZeBrand』は、ユーザー企業の企業名や事業領域、ミッション、ビジョン、バリュー、ロゴなどをインプットすると、独自のAIアルゴリズムがその企業にマッチしたカラーやタイポグラフィー、ビジュアル(写真)などを含んだオンラインブランドガイドラインを提案。既存のロゴをアップロードし活用することや、修正する編集機能、デジタルアセットマネジメント機能も搭載。また、AIやアルゴリズムでどうしてもオートメーション化できない部分を、ブランディングエージェンシーなどで活躍するブランドストラテジストによるブランドコーチングセッションなども用意し、ブランド構築のみでなくブランドマネジメントの価値も提供。

こうしたブランディングの要素づくりというビジネスの立ち上げ期にとって非常に重要であるが深く困難な作業を、身近にデザイナーがいなくても誰でも手軽に行うことが可能だ。オンラインブランドガイドライン、ソーシャルメディアアセット、プレゼンテーションテンプレート、Webサイトテンプレートなどを自動生成し、デジタルアセットマネジメント機能やブランドコーチングセッションと合わせて支援している。

さらに、今後はブランディングをフォローアップするエデュケーションコンテンツもリリースしていく。ちなみに、プロダクト開発にはニューヨークのブランドエージェンシーなどで活躍した米国人メンバーがジョインしている。

『ZeBrand』が対象としているユーザーは、ニューヨークを中心とするアメリカおよびヨーロッパ、オーストラリアの2~10名のスタートアップ。2021年12月現在、150カ国以上の約6万社が利用している。
2021年8月より日本版LPも公開し、日本国内においても

欧米市場からスタートさせたのは、全世界に展開させていく上で、まずは最もデザインリテラシーの高い層に使われ、同社自身のブランディングを確立させる狙いがある。「日本市場は、引き合いが多くあれば検討する」と菊池氏。ここに、日本のスタートアップには稀有な戦略性があるといえるだろう。

「我々は“Brand your way”というブランドパーパスを掲げています。そこには、次のような思いがあります。スタートアップが成功するためには、創業者は何より重要なビジョンやミッション、バリューをメンバーにしっかり伝え、チームビルディングを万全に行い、迷わずに突き進める環境づくりが必要となります。その手段として、ブランディングが極めて有効なのです。

一般的なブランドガイドラインにビジョンやミッション、バリューを加えることはほとんどありませんが、我々はそれらを加えることで、チーム内に共通認識を生むことを意図しています。そして、我々はあらゆるスタートアップが自分らしさを表現し、認められる世界をつくりたいと考えています」と、創業者でCEOの菊池諒氏は説明する。

同社が設立された背景には、モリサワの経営課題があった(「インタビュー」タブ参照)。菊池氏は次のように説明する。

「モリサワは国内トップシェアを誇るフォントベンダーですが、グローバルでは認知度が低かったのです。しかし、GoogleやAdobeというグローバル企業がフォントも手がけている中で、グローバルに成長していくためには、新たな柱となる事業をつくる必要がありました」

全米最高の美術大学にランキングされ“美大のハーバード”と称されているロードアイランド・スクール・オブ・デザイン(RISD)。海外留学制度を利用し同校でリサーチフェローとして研究を行った菊池氏は、留学中にニューヨークのデザイン界にネットワークをつくっていた。そこで、経営陣に現地調査を申し出る。

①ニューヨークのデザインスタジオやブランドエージェンシーでは、フォントやタイポグラフィーはどのように使われているか
②今後のアメリカを担うデジタルネイティブのジェネレーションZ層には、どんな価値観や行動特性があるのか

という2軸でリサーチし、その結果から『ZeBrand』に繋がる事業の方向性を抽出。経営陣にプレゼンテーションし、新規事業として立ち上げることを認められたのだ。こうして2017年10月、モリサワ社内に新規事業部門として「MORISAWA BRAND NEW Lab」を設立する。

菊池氏は、まずチームメンバーを厳選し、事業ドメインを決める作業とともに、5つのコアバリューを定めた(後述)。

「以前、モリサワのクレドを定めるプロジェクトに参画した際、“Amazonがどうしても欲しかった企業”として有名なアメリカのEC企業であるZapposなどを調べたのです。同社はコアバリューを極めて重視し、採用や評価、意思決定に徹底しています。そして、同社のメンバーは皆、自分らしさを発揮してイキイキ楽しそうに働いているのです。それが同社の急成長をもたらしており、コアバリューの重要性を再認識しました」

いくつかの紆余曲折を経て、2018年8月にブランディング市場への集中特化を決定。事業構想とWebサービス開発に半年間かけ、2019年2月、β版のミニマムビアブルプロダクトとして『ZeBrand』をリリース。3月には、米国オースティンで開催される最先端テクノロジーの祭典「South by Southwest」に出展し、好感触を得る。その後順調にユーザーを増やしていった。

2019年10月、モリサワからスピンオフし、米国法人と日本法人を設立。その理由を、菊池氏は次のように説明する。

「モリサワは100年、200年と永続することを目指す企業。一方、我々はあらゆる人たちにブランディングを届けるために急成長を必要としているチームです。モリサワとは方向性もビジョンやパーパス、考え方もカルチャーも異なる。ならば、別会社化すべきと考え、モリサワの経営陣にも理解してもらいました」

ZeBrandは、『Brand your way』あらゆる方々が自分らしさを発揮し、それらを認め合える世界をつくることをビジョンに掲げ、2030年までに全世界の17%の人口にあたる14.5億人の方々へブランディングを届けることを目指し活動している。

2021年12月現在、同社の社員は13名(平均年齢30歳)。そこに外部のエンジニアが加わり、内製の開発チームも設けている。
このチームを一つにする5つのコアバリューは、次のとおり。

 ■Brand new value
 ■Having fun
 ■Growth mindset
 ■Respectful Communication
 ■User Appreciation

「“Brand your way”は不変ですが、コアバリューは新メンバーが加わるたびに、全員にコミットできるかを再確認し、必要に応じて更新しています。というのも、我々の考え方や価値観は変化するからです。我々は、メンバーが自分らしい生き方、成し遂げたいことを尊重するとともに、それが会社として目指すべき方向性と必ず一致している状態を最重視しています。つまり、全員が全員の夢の実現を応援し合うカルチャーをつくっているのです。その方法論が5つのコアバリューであり、これに賛同することがメンバーとなる絶対条件です」

と菊池氏は話す。

その上で、一人ひとりの業務領域を決め、最大限の権限を付与するホラクラシー組織を導入。プロジェクトマネージャーという“役割”はあっても、“上下関係”はない、というスタイルだ。

「責任は代表者の自分が取るから、メンバーは意思決定をしてほしいと言っています。私からすれば、プロダクトの開発やUI・UXはいつの間にかできている、という状態。完全に自走型の組織ですね」(菊池氏)

オフィスは、ニューヨークのミッドタウンと渋谷の最新ランドマーク、渋谷スクランブルスクエア内のWeWorkに設けている。

①既存の組織内にいると既成概念に影響されるので、物理的な距離を取ってイノベーティブな環境をつくる
②業界の枠を超えた企業やパートナーとのネットワークが構築しやすい
③情報感度の高いユーザーが多く、メディアに注目されやすく露出機会に繋がる

という3つの理由による。

ビジョンの実現とコアバリューに賛同し、カルチャーフィットする人材を何よりも求めている同社。全く新しいサービスづくりを通じて自己実現を図りたい人は要チェックだろう。

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インタビュー

株式会社ZeBrandのインタビュー写真
Founder/CEO 菊池 諒氏

── ご略歴をお教えください。

2008年にフォントメーカーのモリサワに入社しました。フォントの販売や新規事業部門に従事した後、米国の美術大学への留学を経て、新規事業部門を立ち上げました。2019年10月に米国法人と日本法人を設立し、その代表に就任しました。

学生時代にテニススクールでインストラクターをしていました。お揃いのチームウェアをつくることになり、スポーツショップに行ったのですが、どこも同じような魅力を感じないフォントしかなかったのです。

そこで、自分で米国のサイトからフォントを探し、デザインと共に指定してつくってもらったところ、「カッコいい!」と言われてその店頭に... 続きを読む

企業情報

会社名

株式会社ZeBrand

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > その他IT/Web・通信・インターネット系

コンサルティング・リサーチ > その他コンサルティング系

企業の特徴
外資系、自社サービス製品あり、グローバルに活動、残業少なめ
資本金

9500万円

設立年月

2019年10月

代表者氏名

CEO 菊池 諒

事業内容

■ブランディングをオートメーション化するWebサービス『ZeBrand』の企画・開発・運営

ZeBrand上でいくつかの項目に対し回答するだけで、ブランドのコアとなる、ミッションやビジョンなどの想いの部分を自動的に言語化、さらにユーザーの業界やパーソナリティの情報をベースに、最適なフォントや色や写真などをビジュアライズしZeBrand上でブランドガイドラインやブランディングアセットを自動生成します。

ブランディングをエージェンシーへ外注する場合、多額のコストとリソースが発生しますが、ZeBrandを利用すれば、創業時のデザイナーがいないスタートアップや大企業の新規事業チームなど、身近にデザインリソースが無い状況の方でも、自分たちでブランディングの第一歩を始めることが可能です。

また、とくにブランド戦略をたてる最も難しいパートに関しても、ブランドストラテジストなどのブランドコーチによるオンラインセッションを用意しており、ブランド構築のみでなくブランドマネジメントも支援します。

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

13人

平均年齢

30歳

本社住所

東京都渋谷区渋谷 2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 39F

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