株式会社ロウプ

「コトバで未来を描き、　テクノロジーで未来を創る。」

東京・市ヶ谷に本拠を置く、株式会社ロウプ。大きな通りから曲がり、坂をのぼる途中にある本社ビルに行くと、まるでおしゃれなカフェに来たかのように錯覚する。それもそのはず、本社1階には自社運営のカフェが入っていて、打ち合わせや、社員の憩いの場としても使われている。社屋の中には観葉植物も豊富にあり、リラックスした雰囲気で仕事ができそうである。同じビル内にはクリエイターが利用するシェアオフィスもあり、おしゃれで“進んでいる”オフィスという印象を受けた。

そんなロウプのビジネスは、多岐にわたる。広告企画・制作やSNS等を使ったPR、新規事業の立ち上げ・運営、データベースを活用したマーケティング、さらにはこれらに付随したIT系の開発などなど……。それらには共通するテーマがある。冒頭に掲げた、同社のキャッチフレーズ。まさに“コトバ”と“テクノロジー”をビジネス推進の両輪にしているのだ。

「もともと広告制作の仕事から始めましたが、現在はデータベースマーケティングをはじめ、デジタル周りの企画から制作・開発までをワンストップでこなせる会社として、さまざまな業種・業態のクライアントとともに仕事をしています」（同社代表取締役CEO　中西宗義氏）。

“コトバ”を武器とするコピーライターや編集者などの《企画者》と、“テクノロジー”を武器とする《技術者》という、２つの大きな力を持つロウプ。仕事のおよそ半数は、大手総合広告代理店と協力・共存しつつ、プロジェクトの外部メンバーとして立体的なマーケティングに関わる業務。もう半数は、クライアントと直で進める業務。新規事業の立ち上げをサポートすることも多い。具体的にはデータベースの分析、Webの構築などを中心に、SIer的開発、広告・PR分野の制作など幅広い業務を担う。

「当社の強みはヒトを中心に捉えた企画／編集、そして開発力。またデータベースを活用して顧客の利益につなげることを意識してプロジェクト推進しています。広告表現としての企画力や制作力はもちろんですが、プログラマーが考えるコミュニケーション企画の視点も重要視しており、プロジェクトの多くは開発を中心としたアウトプットが多くなっております。」（中西氏）。

同社のクライアントには、いわゆる「ナショナルクライアント」が多い。そればかりか、海外の有力企業も名を連ねる。電気自動車のTESLAや民泊大手のAirbnbの日本市場進出をサポートした実績もあるのだ。

そんなロウプが新たなメンバーを必要としているワケは、なんだろう。中西氏に尋ねた。

「今、当社には、広告企画や制作領域の他、ビジネス開発の視点でも多くの企業から声を掛けていただいています。少人数の当社では、なかなかすべてのご要望にお応えできません。また、自社の取り組みとしてビジネスをゼロスクラッチで開発するところまでなかなか実現できていない、という悩みもあります。
アイディアをカタチにするために志をともにする仲間が必要と考えております。
クライアントから依頼いただくソリューション提案、そして自ら仕事を作り出し、カタチにするプロジェクトの創出、その機会を多くすることを目指しての募集です」（中西氏）。

既存のクライアントとともに大きなビジネスの一翼を担っていく力も必要なのは当然として、次の時代のロウプを支え、新たな企画、事業をどんどん提案、推進していくための力が求められているのだ。

実際、同社が最も得意とする「データ」と「クリエイティブ」「技術」を掛け合わせた新企画が次々と走り出している。特に今期は、新たに2つプロジェクトが立ち上がる予定。新しいことにチャレンジしたい方には、これ以上ないチャンスだ。

続いて、株式会社ロウプにマッチする人材、ここで活躍できる人材とはどんな人物なのか。果たして自分自身が転職する先として合うのかどうか。中西氏の言葉から探ってみよう。

「一口にいうのは難しいのですが、多様な視点で現状課題を見つけだし、それを解決するための変化を求め動き出すための探究心と推進力。またヒトの反応を常にデータとしてみて次の行動の指針にできる人材、でしょうか。 “データ”はうそをつきません。感覚ももちろん大切なのですが、ビジネスを推進するうえではデータの裏付けも重要ですから」（中西氏）。

中西氏いわく、どんなポジションにあっても、Webサイトしかり、デジタル上で把握できる人の動向を見る姿勢、分析する姿勢が求められるという。クライアントの先にいる顧客、ユーザーの反応についてデータを介してみられることが、活躍の条件になる。

「その上で、こんなことに関わりたい、こういうことがやってみたいという意志を感じられる方なら、なおいいですね」（中西氏）。

さらに、ロウプの「職場の雰囲気」や、働く側から見たメリットについてみていこう。

「社内の雰囲気については、代表である私が言及するのはどうかと思いますが、会社側としては、基本的に“しばらない”ことを旨としています。ほぼ裁量労働制を採っていますし、それなりに自由に動けます。とはいえ、チームで活動するのが中心ですので、個々人の役割と責任をまっとうすることに加え、チームそれぞれで規律を持ってやっています」（中西氏）。

ルールはあるが、自由度も高そうなロウプでの働き方。オフィスを初めて見たときに得た「自由そう」なイメージそのまま、ともいえる。一方で、広告や技術の仕事では、労働時間も気になるところではあるが、裁量労働制中心とはいっても、一昔前のような「会社が不夜城のよう」にはならないという。

「時間で社員を縛ることはしたくないですが、基本的に“ヘルシーな時間”で働くことを推奨しています。有休消化率も高いですし、会社としても労働環境についてはしっかりと考えています」（中西氏）。

実際のところ、同社の業務提携先は上場企業。そのため、それに見合うしっかりとした労務・人事制度も備えているので、安心して働けるはず。中西氏の言葉を借りれば「大手の規律の中でやっています」というし、離職率も低く、なおかつ女性も多く働いているなど働きやすさの面では心配なさそうだ。

『データベースマーケティング』という最大の強みを活かしつつ、企画者と技術者がタッグを組み、さまざまなビジネスに挑む株式会社ロウプ。働きやすいうえ、有名・有力クライアントや、日本を代表する総合広告代理店とともに仕事をできる機会も豊富。本稿を読んでピンと来た方は、実際にあのオフィスに行って、同社のメンバーに話を聞いてみてほしい。

では最後に、中西氏から読者の皆さんにメッセージをいただこう。

「何かしら自分自身の強みを言える方で、思いを言語化すること、企画を立てることが好きな方、もしくは技術が好きな方、未来へ向けてのプロジェクトをマネジメントしてみたい方……。コトバ、つまりコミュニケーションとテクノロジーを掛け合わせて、さまざまな業界に変革をもたらしてみたい方は、ぜひ当社に来てください。自慢のオフィスで、お待ちしています」（中西氏）。