転職サイトGreen(グリーン)
ログイン会員登録
転職サイトGreen(グリーン)

勤務地

年収
ログイン会員登録
企業トップ画像
企業トップ画像
企業トップ画像

イジゲン株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系

サブスクで世界を変える! 地方発スタートアップのロールモデルを目指す“異次元”の挑戦

企業について

「リアルとバーチャルの境界をITテクノロジーで打破し、新しい世界=異次元の価値を生み出す」という、野心的なビジョンを掲げるイジゲン株式会社。2013年の設立以来、O2Oを軸とする自社プロダクトを続々と送り出している気鋭のスタートアップである。
現在の事業の柱は、多彩な定額サービスを揃えた独自のサブスクリプションプラットフォーム「always」の開発・運営だ。2019年3月にローンチしたばかりだが、参画企業は早くも全国450社(2019年11月現在)を超えている。

急拡大の背景を、代表の鶴岡英明氏は次のように説明する。
「エンドユーザーと直接つながる企業や店舗にとって、固定客をいかに確保するかが至上命題。近年急速に広がっている定額制サービスは、ロイヤルカスタマーの獲得に直結する魅力的なスキームです。しかしサービスの構築には長い開発期間と莫大なコストを要するため、中小事業者や個別店舗にはハードルが高い。その点、alwaysは顧客情報の管理や集金システムまでパッケージされているうえ、初期投資ゼロで最短即日参画が可能。飲食店を中心に、これまで定額制サービスとは無縁だった業種にも広がっています」

事実、フィットネスジムが回数券制から定額制に切り替えるなど、従来型施策の延長線上でalwaysを活用する企業に加え、月額3000円で野菜詰め放題のサービスを導入した青果店、朝の説話をメニューに盛り込んだ寺院など、ユニークな導入事例も目立つ。

集客効果への評価もおしなべて高い。「前払い入金、つまりファクタリングのようなフィンテックの仕組みも装備。ロイヤルカスタマーの獲得とともに、売上をより正確に予測できるのも、参画企業の大きなメリットになっています」(鶴岡氏)

またalways上では、プラットフォームと並行して、月額4980円で毎日でも提携店のランチが食べられるalwaysLUNCH、同2000円で飲み放題となるalwaysDRINKといったPB(プライベートブランド)を推進している点も見逃せない。
「PBの狙いは、来店頻度や地域性など、定額制サービスの効果的な運営に欠かせない個別具体的なデータの集積にあります。同様の趣旨で大分市内に会員制のバーも運営しています。サブスクリプションに関するエビデンスはまだ確立されておらず、資金力のある大手でも運営に苦慮しているのが実情です」(鶴岡氏)

こうした統計的なエビデンスをいち早く確立し、サブスクリプション決済のデファクトスタンダードになる。この中長期的戦略のもと、今後はalwaysの展開を全国規模で加速させる方針。参画企業数は2020年中に5000社、2021年末で1万5000社を見込み、早い段階のIPOも視野に入れている。

利用者視点で読み解くと、alwaysの“異次元”ぶりがより鮮明になる。
「思い起こしてみてください。美容院で楽しく会話しながらカットしてもらった後、支払う場面。仲間内で飲みに行った時もそう。現金にせよキャッシュレスにせよ、お金を支払う行為はどこかドライで、ストレスを伴いますが、この“支払障壁”をなくせば、私たちはもっと自由になれる。店舗でいえばカスタマーとの関係性がより深まって、自然体のコミュニケーションが広がると思うのです。そうした、人々がより自由に生きていける“なめらかな社会”を実現することが、私たちの究極の目標です」(鶴岡氏)

そのために、早い段階で住居費、電気、衣料、交通、保険など、always上の定額サービスを衣食住に関わる全領域に広げ、毎月一定額、たとえば10万円を確保すれば生活のすべてが整う世界の実現を目指す。現状でも、PBを利用すれば月額7千円で最低限の食を担保できることを考えれば、十二分に実現可能な構想と言える。

「そのような状態を、私たちは“逆ベーシックインカム”と呼んでいます。10万円あればペイレスで普通に生きていける、となれば、金銭的にも精神的にも安定し、本来やりたかったことにも無理なくチャレンジできます。」(鶴岡氏)

もうひとつ、同社には大きなミッションがある。地方発ベンチャーのロールモデルとなることだ。同社は2013年11月、代表の鶴岡氏が29歳で設立した企業である。
「東京や福岡のIT企業を経て、大学まで過ごした大分市に戻った時、街を行き交う人が以前に比べて激減していることに衝撃を受け、ITを使って賑わいを取り戻したいと考えたのがイジゲンを立ち上げた直接の動機です。大分に限らず、地方の大学の卒業生の大半が大都市に出ていく現状を変えるためにも、やろうと思えば地方都市でもベンチャー企業として成功できるということを証明したいと考えています」(鶴岡氏)

確かな目標とミッションを見据えて、本格的な成長フェーズに入った同社。alwaysのリリースに先立つ2018年に組織改革を行い、自社プロダクト開発に集中するイジゲンに、受託開発を手掛けるイジゲンBUILD、オフショア開発を担うイジゲンVOYAGERの2社を加えたイジゲングループが発足。本体のイジゲンでは今後、大分に加えてまずは福岡を開発拠点として強化し、スピード感を持ってalwaysの開発に取り組んでいく。いずれは東京・六本木オフィスの開発拠点化も進める計画だ。

2019年11月現在、同社のメンバーは33人。グループ全体では60人を超える。「朝決まったことが、夕方には変わっていることも珍しくない」(鶴岡氏)というほど、拡大期特有のカオスな熱気に満ちた社内では、メンバー間の密なコミュニケーションを重視。各拠点に360度カメラを設置し、どの拠点にいても全国のメンバーの動向がわかる環境を確保している。
「リアルに集まるミーティングも多いですよ。大分本社で毎月行う記事記事イジゲンNOW!、クォーターごとのグループ総会など。もちろんリモートで参加する人もいます」(鶴岡氏)

また社員本人ではなく社員を支える家族にプレゼントを贈るという、イベント感たっぷりの福利厚生制度も、社員間のみならず同社と家族とのコミュニケーション強化に一役買っている。

開発チームの空気もまさにカオス。毎日のように勃発するCTOとSREマネージャーの白熱議論は今や風物詩と化し、今のところ同社唯一の女性エンジニアが「またバトルマッチが始まった!」とツイッターで実況するのも、おなじみの展開だ。その女性エンジニアは、院生時代に同社のプロダクトに魅せられて自ら志願し、高速バスの片道切符で同社にジョインしたという。

「採用でいちばん重視するのはカルチャーフィット。当社のビジョンに共感できる人なら、プログラミングはもちろん、フィンテック、UI/UXデザインでも統計学でも、その人の得意分野を活かしながら、いい意味で楽しく成長できると思います」と話すのは、HR業務を統括する合川弘二氏。合川氏自身、HR領域でキャリアを積んだ後に同社と出会い、「未経験のエンジニア採用業務を通じて採用スキルを磨きたい」と、同社にジョインした経緯がある。こうしたメンバー個々の入社をめぐるエピソードからも、一人ひとりの意欲を確かな成長につなげる企業風土が伝わってくる。

自由度の高い働き方も同社らしいカルチャーのひとつ。13時から17時のコアタイム制を活用し、仕事と子育てや趣味を両立する社員も多い。リモート勤務も可能で、週2回、家族の事情で自宅勤務を選択しているメンバーもいる。本業に支障をきたさない限り副業も認められていて、夜間を活用してバーを経営している社員もいるという。

「今のイジゲンは急激に成長するフェーズであり、急ピッチで成長できる人でないと、振り落とされてしまうかもしれません」と鶴岡氏。それを厳しいと感じるか、カオスな環境でキャリアを飛躍させる願ってもないチャンスと思うか。後者ととらえられる人には、間違いなく“異次元”の成長が待っている。

PR

すべて見る

インタビュー

イジゲン株式会社のインタビュー写真
CEO 鶴岡英明氏 1983年、大分市生まれ。大分大学工学部中退後、東京でSIerやITベンチャー、フリーランスを経験。2011年の東日本大震災を機に株式会社アラタナ福岡支社(アラタナ研究所)に参画。同社でソーシャルコマースサービスの開発経験を積んだ後、ITベンチャー・株式会社モアモスト取締役として大分に戻る。2013年11月にイジゲン株式会社を創業し、現在CEO。2017年より「Oita Creative Academy」を運営するNPO法人おおいたWEBクリエイティブボックス理事。

── イジゲン設立の背景を教えてください。

30歳を前に、故郷・大分のIT企業に取締役として迎えられた際、大分の市街地の人通りの少なさにショックを受けたのが原点です。20代を過ごした東京や福岡ほどではないにしろ、以前はもっと賑わっていたのに…と。
実際、母校・大分大学の卒業生の大半が大都市で働いていますし、「大分に戻りたいけど職がないから」といった声もよく耳にします。大分に限らず、地方はどこも似たような状況でしょう。
この現状を打開するには、地方でやりたいことをやって、なおかつ成功する実例をつくるしかない。そんな思いで立ち上げたのがイジゲンです。
設立時4人だったメンバーは現在、グループ全体... 続きを読む

企業情報

会社名

イジゲン株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

資本金

444,516,000円

設立年月

2013年11月

代表者氏名

鶴岡 英明

事業内容

■ サブスクリプションプラットフォーム事業『always』の開発運営
always(オールウェイズ)はカフェやフィットネスクラブ、遊園地など、いろんなお店の定額サービスを簡単に購入・利用できるサービスです。
2019年3月のローンチ半年余りで、参加企業は全国450社(2019年11月現在)を超え。
住居、衣料、交通、保険など衣食住に関わる全領域に広げ、毎月一定額、たとえば10万円を確保すれば生活のすべてが整う“逆ベーシックインカム”な世界観の確立を目指します!

株式公開(証券取引所)

従業員数

33人

本社住所

大分県大分市金池町2-1-10 ウォーカービル大分駅前3F

この企業と同じ業界の企業

この企業と同じ業界の企業:株式会社 Greenspoon
株式会社 Greenspoon
「 自分を好きでいつづけられる人生を 」ーGREEN SPOONを届けるあなたも。働く従業員も。ー
この企業の募集は終了しました。他にも求人を募集している企業がたくさんあるので、
ぜひ探してみてください🔍
他の企業の求人を探す
この企業の募集は終了しました。他にも求人を募集している企業がたくさんあるので、
ぜひ探してみてください🔍
他の企業の求人を探す
掲載をお考えの企業様
IT転職に強い求人サイト Green
Copyright© Atrae, Inc. All Right Reserved.