少子高齢化する社会から逆算して作った企業、Mogic 株式会社。
企業や学校、医療機関などの各種法人で年間20万人以上が利用するクラウドeラーニングシステム『LearnO(ラーノ)』。その販売元がMogic株式会社だ。同社は、ITを活用し、時代のニーズに即応する新しい教育サービス事業を展開しているIT/ソフトウェアハウス。クラウドeラーニングシステム『LearnO』をはじめ、課題解決型eポートフォリオ『Pholly』や質疑応答型ソフト『Limited』を提供するほか、ICT教育ニュースサイト『Qure』の運営など、その業務内容は多岐にわたる。
「少子高齢化する社会から逆算して作った企業がMogicです」と語るのは、代表の山根陽一氏。少子高齢化の社会では、技術の変化・革新だけではなく、生き方や考え方、価値観や働き方など、私たち自身のマインドセットが否応なく求められるという。
「今後少子高齢化が進むと、GDPをはじめ、日本の経済的な生産数値は収縮することが予想されます。ですが、従来と異なる形で“豊かさ”を実感できることはあるはずです。そんな新しい価値観の軸を提示できるようなサービスを手がけたい。その上で重要なのが“教育”です。そんな教育に焦点を当てた事業展開を通じ、社会に貢献することが同社のミッションです」。
そんな同社の「クラウドeラーニングシステム」を使った教育が多くの法人から支持される大きな理由の一つが、管理しやすく、学ぶ側にとっても受講しやすい点にある。社員を一カ所に集め、決められた時間内でテキストを使った講義やテストを実施する従来の社内研修は、研修ツールの作成から場所の確保、講師の手配や受講者の通常業務とのスケジュール調整など、タスクが多く、費用もかかり、社内研修を企画・運営する教育担当者の負荷も大きくなる。これに対して、クラウドeラーニングシステムでは、PC、スマートフォン、タブレットなど任意のデバイスで、いつでもどこでも受講可能なうえ、教育担当者はクラウド上で情報を一元管理できる。しかも同社のシステムは、最短1カ月から契約可能で初期費用は無料。月額9,800円からという圧倒的なコストパフォーマンスの優位性を誇るため、導入する法人は年々増加している。設立10年で導入企業はどんどん増え、人材教育ビジネスの世界で成功を収めるまでに大きく成長しているのである。