解雇なし!給与減額なし!COVID-19騒動でも揺るがない創業者の思いとは?
株式会社YNSはソフトウェア開発を中心事業とする企業です。
代表取締役であり創業者の山崎はシステムエンジニアとしてキャリアをスタートしました。デジタルアドバイザー社やシリウステクノロジーズ社の立ち上げや経営を経て、弊社を2009年に設立し、現在に至ります。設立当初は従業員のいない個人法人でしたが、以下の目標や目的をもとに、2014年からフィリピン法人との連結体制にしました。
・エキサイティングで楽しい仕事をする
・個々の努力により自己実現を具現化するための箱(環境)をつくる
・がんばれば報われる場所にする
背景には、他者との交流が断絶され育つべきものが育たない環境では、人はなかなか幸せになれないとする思いがあります。能力を発揮し困難を乗りこえた暁にはなにか「よい」ものがもたらされると信じる気持ちが、日々の仕事を楽しくさせ、楽しく仕事している人を見るほうも楽しくなります。そういった循環をたいせつにしています。
育成に熱い思いをもつ人ばかりが集まった
2020年現在、大半がプログラマで構成される組織となり、日本とフィリピンあわせて50名強のメンバーが揃いました。中には、実装未経験で入社し、自分で勉強するのはもちろんのこと、社内勉強会やOJTをへて、いまとなっては周囲に頼られる存在にまで成長したプログラマが何人かいます。
育成に熱心な人が多く、会社全体のカルチャーが質問しやすい雰囲気に包まれていることも育成のあとおしになります。企業としてサービス品質を保ち改善しつづける施策を打ちつづけはしても、当の本人が主体的に足を動かさないとなかなか成果が出にくいこともあってか、代表は「もっと社外のイベントに参加してこい」とハッパをかけます。
弊社は、求められるソフトウェアを納入する責任を負い、責任をまっとうしながら、同時に教育機関の目的も果たします。
ソフトウェア開発は手段であって目的ではない
上記のとおり、弊社はソフトウェア開発を中心事業としてはいます。ただ、事業の実現可能性や中長期的な将来性や拡張性を期しソフトウェア開発を選んだに過ぎず、ソフトウェア開発以外はやりたくないというわけではありません。莫大な広告費用やおびただしい数のVPSを立てるインフラコストなど、リスキーな資金の使い方をせずとも需要が見こめ供給できる体制がととのうなら、子会社をつくって事業展開を進める方策もとれます。PHP、TypeScript、Docker、k8s、Caddy、AWS、Netlifyなどの技術スタックの類を並べることは本質的ではありません。顧客の課題をどう解消するのか、眼前にあらわれた障壁をどう乗りこえるのかといった正解のない難問に対し、もっぱら知的労働を通じ、高付加価値の知的財産を提供するようチャレンジします。