株式会社soeasy

株式会社soeasyは、動画クリエイティブを中心としたメディア事業“soeasy”と、動画マニュアル＆SNSツール“soeasy buddy“で、さまざまな経営の課題を解決するB2B事業、二つの軸を強みに成長する企業。「おしえあうって、すばらしい。」をテーマに、「知恵やスキルのシェア」によって、個人や組織の生産性向上、組織内の「おしえあい文化醸成」を後押しする。会社設立は2016年12月。

個人向け動画SNSサービス“soeasy”は、カンタンで役に立つ15秒動画を、世界中の人々とシェアしあうもの。自分にとっては既知だが、ほかの誰かの役に立ちそうな生活の知恵などの動画が、多数公開され、フォロワー数、チャンネル登録者数を増やし続けている。ジャンルは、日常すぐ使える裏ワザや節約術、時短術、収納術、掃除、DIY、ハンドメイド、お笑い、学校ネタ、震災対策、職人技などライフハック関連が多種多様。WEB、アプリ、TikTok、Instagram、Youtubeなどに展開している。

トレーニング動画SNS“soeasy buddy“は、AIと動画を使った組織力強化ツールだ。「先輩の背中」を見て学ぶしかなかった会社のノウハウを、動画でわかりやすく蓄積している。リアルタイムで自発的にアップデートされる仕掛けがあり、従業員はスマホを見ながら実践的なノウハウが身につく。

現在の事業の主要な収益源は、"soeasy buddy" のサブスクリプションでのシステム利用料。取引先の規模は1000人超の大手から４名の小規模企業まで多岐にわたる。業界も、B2Bの歯科業界や介護施設、美容院のスタッフ教育などに拡大中。好調の理由は、サービスの特徴である「現場へのスキル浸透」と「現場の意見吸い上げ」、「好事例の抽出」のサイクルが、ニーズとして汎用的であることによる。美容サロン向け“soeasy buddy for beauty”、歯科医院向け"soeasy buddy for dental"が堅調で、大規模店舗から小規模店舗まで多数の組織にご利用いただいている。

“soeasy buddy”のサービスのポイントは、以下の3つ。1つ目は、営業のヒットトークやクレーム対応、組織の中でのノウハウなどを動画に収め、スマホで簡単に視聴できるようにしたこと。2つ目は、現場の最新情報をチャットで共有できること。気軽に、便利に投稿できるUXを備えていることに追加して、AIによるスコアリングによって発言や質問回答に応じて個人の貢献度を偏差値で表示するなど、組織内での積極的な知恵の共有をうながす機能を備えている。3つ目は、これらの体験によってノウハウがどんどんアップデートされていくようにしたこと。トップダウンの教育とボトムアップのノウハウ共有のサイクルを絶え間なく回すことで、組織内で常に鮮度の高い情報にリーチできることです。

このサービスは、日本で働く外国人への教育・コミュニケーションや、東南アジアを中心とする海外企業の従業員教育のためのツールとして導入が進んでいる。ミャンマーの企業が“soeasy buddy”を導入し、成果を挙げている例もある。HRや組織構築のニーズはグローバルに存在するため、世界中で使わるプロダクトに成長する可能性も高い。soeasyが見据える将来の展望、それは、知恵やスキルの循環をスムーズにするユーザー体験を磨き込み、あらゆる業界におけるナレッジシェアのインフラを目指すことにある。

社員にはインドネシアに国籍を置くものなどもおり、バックグラウンドの企業も、リクルート、DeNA、エムスリー、経済産業省といった個性的かつ優秀な仲間が集まっている。

第二創業期となる現在、コンパクトな組織でスピード感をもった意思決定を実現している。

また、入社時チュートリアルなどのオンボーディングには、自社製品であるsoeasy buddyを利用。
サービスや事例紹介、FAQなどのロープレ動画などをまとめており、立ち上がり期間を短縮できていると新入社員からも好評だ。

このようにユーザー視点を社員みずからが徹底的に体験しながら、
プロダクトをよりよくしていく・広げていくことができるのも、HRtechを提供する当社ならではの魅力といえる。