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株式会社ARISE analytics

  • IT/Web・通信・インターネット系

【KDDI×アクセンチュア】DXに貢献する世界最先端のアナリティクスカンパニーへ

企業について

株式会社ARISE analytics(アライズアナリティクス)は、データ分析、アルゴリズム開発、AI、IoTソリューションなどを通じて、顧客企業の経営支援や新規事業への貢献を行う企業だ。
auブランドの移動通信と固定通信に加えて金融・コマース、物販、電力事業を展開するKDDI株式会社と、世界最大級の総合コンサルティング企業であるアクセンチュア株式会社が、KDDIの顧客体験価値向上、パートナービジネスの推進を目的に2017年に合弁会社として同社を設立した。
デジタルトランスフォーメーションに貢献する世界最先端のアナリティクスカンパニーを目指し、核となる人材を広く募集する。


【設立背景】
同社の設立発表会見では、両親会社の社長から次のように語られた。
「KDDIはカスタマーエクスペリエンスを提供するビジネスへの変革を目指している。このためには、顧客ニーズをつぶさに把握し、最適なタイミングでサービスを提案することが必要で、高度なアナリティクスの活用が欠かせない。今回の合弁会社の設立によって、新規ビジネスの創出に向けた動きを加速していきたい」(KDDI社長(当時)の田中孝司氏)
「新会社がKDDIグループのデータ活用の中核として、KDDIの顧客価値の最大化と事業機会の創出を実現できるように、アクセンチュアがこれまで培ってきたアナリティクス領域のノウハウを最大限活用して、KDDIのデジタル変革のパートナーとしてさらなる支援を続けていきたい」(アクセンチュア社長の江川昌史氏)
こうして同社は、最先端技術を駆使して顧客の事業に貢献することをミッションに設立された。


【事業概要】
代表取締役社長である家中仁氏に、事業展開や今後のビジョン、会社風土などを聞いた。
「当社が価値提供する方向は2パターンあります。ひとつはKDDIへ向けて、顧客体験価値の最大化や事業の高度化、経営判断の迅速化への貢献を目指します。もうひとつは、KDDI以外のデータ利活用ビジネスへの貢献。インターネット広告の高度化やIoTデータの分析、新規データ利活用事業の創出などを行います。」(家中氏)
同社は、多くの優秀なデータサイエンティストを擁するアナリティクスカンパニーであり、高度なアナリティクスやAIのアルゴリズムを武器として持つ。
同時に、顧客の事業に貢献するために必要となる高度なコンサルティング力も兼ね備えているのだ。

データサイエンティストとしてさらにステップアップしたい方には、KDDIが保有する国内最大級のデータボリュームは非常に魅力的だが、アクセンチュアが保有する顧客の事業貢献に対する実行力にも注目してほしい。

【事業詳細】
前章で述べた顧客事業へのコミットは、具体的にどのような事例に表れているのだろうか。
KDDI向けとして最初に取り組んだのは、スマートフォン・携帯電話の解約者予測に関する分析だった。
その結果を基に営業とタッグを組み、解約しそうなユーザを仮説で見極めて抑止をする施策を行ったのだ。
「データと現場の施策が最初に連動した事例でした。そして、解約しようというユーザを引き留める難しさがわかりました。」と家中氏は話す。
この経験を踏まえた次のフェーズでは、ユーザエンゲージメントを指標化。解約に至らないための施策の一つであるポイントプログラムの見直しに協力し、エンゲージメントが高くなる仕組み作りに役立てた。
「現在、営業とマーケティングはエンゲージメントを見ながら連動して動いています。この成果は、当社の存在なくしては成し得なかったでしょう」と家中氏は自信を覗かせた。


KDDIグループ外の事業者向けとしては、例えばAIによる画像認識技術がある。
複数のカメラが撮影した映像をエッジ検出で画像処理してクラウドに送ると一カ所に集約されて、画像認識技術により同一人物を判別することができる。
「これは2019年に開催された都市セキュリティの見本市で、とても問い合わせが多かった技術です。報復事件や襲撃事件などで犯人が何度も現場を下見する状況を想定し、不審者として検知。その場合にアラームを上げ、警備を強化するなどの対処が可能になります。」(家中氏)
また、健康データを活かして疾病予防に役立てるといったヘルスケアへの活用や、自動車産業に変革をもたらすといわれる“CASE”の一端を担う自動運転への活用など、社会貢献と事業を両立する領域への展開を試みているのだ。
「アナリティクスから導いた示唆や開発したテクノロジーが、事業への活用を通して社会貢献になる。自分がそれをやった!という実感が、仕事のモチベーションになっている社員は多いです。」と家中氏は同社でのやりがいを語った。


【今後の事業展開】
社会貢献と事業創出を行う企業のベストパートナーを目指して、アナリティクスという強みで進んできた同社だが、今後はさらなるプラスαに取り組んでいきたいという。
「業務コンサルを含めてやってもらえないかとか、アジャイル開発を一緒にできないかといった要望をいただくようになってきました。そこを実現していきたいというのが次のビジョンです。まだ詳細はお話できませんが、新たに参画する人と一緒に皆で次のビジョンを作っていきたいですね」と家中氏は、今後の事業戦略の一端を覗かせた。

【風土】
ここまでの家中氏の話から、イノベーションを生み出すベストパートナーになろうという同社の意気込みが伝わる。
『フォロワーではなく先駆者でありクリエイターであろう』
実際にマネジメント層を中心に、社員全員がそう思いながら仕事に取り組む雰囲気作りを進めている。
「自主性を尊重する風土であり、どうすればいいかを自分の頭で考えるようにと常に話しています。この風土を自由だと言う社員が多いようですが、自由には責任が伴うのは言うまでもありません。」(家中氏)
自律の上での自由を理解し、自ら考え、成長し続けようという人物を同社は求めている。


【教育制度】
そして同社は、そのような社員に対しての支援を惜しまない。
教育制度を担当するChief Workstyle Directorの佐々木氏によると、「データサイエンティストのスキルを三階層で定義しています。まず、データ分析・エンジニアリング・課題解決力といったデータサイエンティストとして必要となるテクニカルスキルがあり、その下には職種を問わないコアスキル、さらにその下にコアバリューとしてのマインド・スタンスがあります。これら3つの階層の掛け合わせによって、パフォーマンスが最大化されると考えています。
ARISEには、その3階層毎の研修メニューがあり、テクニカルスキルはもちろんのこと、アクセンチュアのアセットを活用したコアスキルの育成プログラムについても幅広く用意しています。」と言う。(佐々木氏)
「研修制度『ARISE University』には様々なプログラムがあるのですが、入社後すぐに取り組んでもらうのは、3か月間のデータサイエンティスト育成プログラムです。データ分析を基にした新たなビジネス提案や課題解決等、データサイエンスのビジネス適用を推進できるようになるため、就業時間内に同プログラムを受講してもらっています。」(佐々木氏)


また、自ら学ぶことを後押しする施策として、同社は毎週金曜日の午前を学習時間であると宣言している。
この時間はミーティングを設定せず、社内外を問わず社員が学ぶ時間として確保しているのだ。
必要な知識をキャッチアップし、学びを深めアウトプットする。常に学び成長し続けようというメッセージであり、風土づくりの一環でもある。
さらに、社員に対するキャリアデザインサポートも積極的に行われている。
日々の業務から離れてキャリアを見つめてもらうため、社員合宿を実施しており、仕事に取り組む想いや成し遂げたいことを互いに発表し意見交換を行っている。また、新しいキャリアに挑戦する機会として、本人の希望に応じて、アサイン先プロジェクトやロールの変更、部署を跨いだ異動についても柔軟に行われている。
「データサイエンティストは新しい職種なので、ロールモデルとなるような人材が少ない状況です。よって、誰かを特定の1人を鑑にしてキャリアを作っていくのではなく、ひとりひとりが考えて自分なりのキャリアを作りながら進んでいくべきだと思っています。当社ではそのためのキャリア形成をサポートしています。」(佐々木氏)


【読者へのメッセージ】
最後に家中氏はGreenユーザへ向けて、「自立して自分で成長したい、こうなりたいという思いを持っている人、そして自分でそこへ向けて行動できる人に来て欲しい。宣言すれば必要なものや環境は準備して、出来る限りのサポ―トをします。一方で考えないでこなしていくというタイプには、当社はつらいかもしれません。考えて行動できる人を待っています!」とメッセージを寄せてくれた。

アナリティクスカンパニーらしい怜悧な印象は変わらないものの、それだけでなく意欲や思い、行動というパッションを大事にする企業だと感じた。

募集している求人

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企業情報

会社名

株式会社ARISE analytics

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > Webマーケティング・ネット広告

IT/Web・通信・インターネット系 > 通信キャリア・データセンター・ISP

IT/Web・通信・インターネット系 > ITコンサルティング

資本金

2億円

設立年月

2017年02月

代表者氏名

代表取締役社長 家中 仁

事業内容

データ分析、アルゴリズム開発、
及びDMP、AI、IoTソリューション導入支援などの
アナリティクスサービスの提供

株式公開(証券取引所)

主要株主

KDDI株式会社(85%) アクセンチュア株式会社(15%)

従業員数

432人

平均年齢

30歳

本社住所

東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ31F

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