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アクシオヘリックス株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系

医療系や研究機関向けシステムを中心に、Web系システムなど幅広く直接受託開発する企業です。

グローバルに活動

企業について

アクシオヘリックス株式会社(AXIOHELIX Co. Ltd.)は、ライフサイエンス事業(バイオインフォマティクス事業)とITソリューション事業の2本柱を展開している会社だ。ITソリューション事業では、ソフトウェアの受託開発を主力としている。
ライフサイエンス事業では次世代シーケンサーのデータ解析を主力に、ライフサイエンス分野の研究者を支援。

2001年6月の創業以来、同社は「Your Best Partner」をモットーに、技術や研究のサービスを提供してきた。顧客満足(Customer Satisfaction)と社員一人ひとりの自己実現(Self-Realization)、組織としての革新(Innovation)の3つを柱とし、社会の役に立つさまざまな製品・サービスを、「信頼ある本物の技術」で創造することをミッションに掲げている。

ITソリューションでは幅広い分野の開発に携わっているが、国立、大学、民間などの研究機関向けの開発など主な開発は出向や派遣でなく、一次請けの事業として行っており、お客様と共に考え、開発を進め、多くの研究者の方にシステムを提供している。

ライフサイエンス事業では、さまざまなゲノム情報を解析し、生命科学など多彩な研究分野をサポート。バイオデータはその複雑性からデータ量が膨大となり、情報学・情報処理・情報システム・情報科学といった分野を跨ぐ「インフォマティクス」の技術が欠かせない。

研究・解析を行う上で、計算サーバーを用いた大量計算や、統計を使用した解析が多く用いられるバイオインフォマティクス。しかし、バイオとIT、それぞれの知識を同時に習得することは難しい現状がある。さらに、バイオデータは独特な特徴を持ちながら進化を続けており、それを扱う計算アルゴリズムも、専用のものが研究・開発されるほど。言い換えれば、バイオインフォマティクスは研究の“手段”であるとともに、研究の“テーマ”としても専門的なジャンルなのだ。

同社の特徴は、バイオインフォマティクス受託解析に実績があること。そして、NGS(Next Generation Sequencer:次世代シーケンサー)のデータ解析に、バイオインフォマティクスのノウハウを用いたソリューションを提供していることにある。さらに、NGS解析ソフトウェアや研究系ソフトウェアの開発も手がけているという。

さらに、ライフサイエンス事業(バイオインフォマティクス事業)では、100万人規模の個人情報を取り扱う医療系システムの開発など、安定性が高くセキュアなシステムを開発している。受託解析では専任担当者が研究者と対話しながらデータ解析にあたり、研究計画から論文掲載までサポート。ヒト、植物、土壌といった幅広い研究分野で、数々の論文に掲載された実績もある。

次世代シーケンサー解析サービス「PictBio」は、「PictBio=Picture + Biology」の名の通り、膨大なデータを、目に見えるデータに可視化する。アクシオヘリックスはNGSが登場した初期から受託解析サービスを手がけ、各依頼ごとに専属スタッフが原理や計算ロジック、サンプルデータの特徴などを考慮した手法を提案し、多くの実績を通じて技術やノウハウを蓄積してきた。

ITソリューション事業では、ライフサイエンス事業での大規模研究向けシステムの開発経験を活かし、Webシステムを中心としたソフトウェアの受託開発をメインに展開している。これまで大学・研究所などの研究開発システムや、ヘルスケア・ライフサイエンス関連システム、官公庁システム、また、電子お薬手帳の開発も受託。上流~下流までのフルスクラッチ開発の経験も多い。

また、旧バージョン→新バージョンへの移行経験も豊富で、フルスクラッチではなく、ミドルウェアのアップデートにも対応。外部クラウドを用いた開発も実績が多く、スリランカでのオフショア開発とあわせ、コスト削減・納期短縮の要望に柔軟に対応できる強みがある。

そして、ライフサイエンス事業、ITソリューション事業に次ぐ第3の柱として、世界に目を向けた営業・研究開発をおこなうビジネスディベロップメント事業がある。これまで、LED照明器具や非常用蓄電池、家中の家電や設備機器をコントロールするスマートホームシステム「AIOS」の販売などを手がけてきた。また、恒常的に医師がいない場所で、移動型診療所として機能する「Dr.カー」の開発・輸出も展開している。

拠点は、那覇市の沖縄本社、東京・神田和泉町の東京支社のほか、スリランカにもオフショア関係会社を置く。3つの拠点はテレビ会議システムで結ばれ、常にお互いの顔がわかる環境にある。エンジニアの年齢層は20代後半~30代で、気軽に声をかけあいながらコミュニケーションをとっている。

女性メンバーや子育て世代の増加を受け、安心して長く働ける環境を整備してきた同社。フレックス制度を導入したり、時短勤務などの制度もあるため、ライフスタイルを大事にしながら働くことができる。休みは土日祝休みの完全週休2日制で、年末年始・夏季休暇、創立記念日、慶弔等特別休暇、年次有給休暇に加え、産休・育休制度も完備されている。

人材の育成・スキルアップにも力を入れており、入社1年未満の若手エンジニアには、先輩エンジニアがマンツーマンでフォローする。週に1回の社内勉強会では、興味のある技術や効率的な仕事の進め方などを、お菓子を食べながらリラックスして議論している。資格取得費用(Oracleマスター、CCNAなど)は、合格者に対し費用の全額を会社が負担する制度もある。

アクシオヘリックスは社員同士の仲が良く、年に1回の社員旅行や、沖縄でのビーチBBQ、随時開かれる飲み会などで、相互に交流を深めている。離職者は直近3年で1名のみ(ほかスリランカへの転籍者2名:ともにスリランカ人)。技術や知識の壁があっても、エンジニア同士、プロジェクトの枠を越えてバックアップしあう風土があるのが特徴だ。

ITソリューション事業のエンジニアの場合、主な業務はWeb系システムの受託開発業務となる。一次請けのオーダーメイド開発の依頼が多く、クライアントと一緒に、上流工程からプロジェクトに関わる。クライアントは、研究機関、博物館、官公庁、民間企業などで、打ち合わせのため、2カ月に1回程度、数日間の出張(東京など)がある。勤務地は沖縄または東京で、希望を優先して配属が決定されているという。

企業情報

会社名

アクシオヘリックス株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

IT/Web・通信・インターネット系 > IoT・M2M・ロボット

IT/Web・通信・インターネット系 > その他IT/Web・通信・インターネット系

企業の特徴
グローバルに活動
資本金

80,000,000円

設立年月

2001年06月

代表者氏名

代表取締役 シバスンタラン スハルナン

事業内容

▼ITソリューション事業
情報技術を通し、新しいライフスタイルと効率的なコミュニケーションの創造に貢献していきます。
現在、ソフトウェアの受託開発を主力としています。オフショア開発によるコスト削減もご提案できます。

▼ライフサイエンス事業
お客様の最良パートナーを目指し、お客様の満足向上を追及していきます。
創業以来、ライフサイエンス分野の研究者の支援になることを目指してきました。現在、次世代シーケンサー解析が主力サービスとなっています。

株式公開(証券取引所)

従業員数

15人

本社住所

▼沖縄本社 〒900-0036 沖縄県那覇市西2-16-3 屋島組本社ビル2階 ▼東京支社 〒101-0024 千代田区神田和泉町1番地12の17 久保田ビル8階

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