株式会社フィーリスト

IT/Web・通信・インターネット系

「北海道を代表するIT企業になる」をビジョンに掲げ創業9年目

残業少なめ

カジュアル面談歓迎

企業について

北海道を代表するIT企業を目指す、IT企業。札幌本社をニアショア拠点としたシステム開発が特徴。

フィーリストの事業で大きな特徴といえるのが、地方拠点が首都圏クライアントの案件に携わる「ニアショア開発」だ。

開発拠点も現在の札幌、仙台、京都、新潟、福岡に加え、東南アジア方面への拡大も検討している。

フィーリストの社風で特徴的なのが、代表の吉野氏らマネジメント層とエンジニアとの距離が極めて近いことだ。

サークル活動も活発。比較的マイペースなタイプの多いエンジニアにおいて、お互いを知るキッカケになっている。

円滑なコミュニケーションを図りながら、新しいことへ挑戦する企業を目指して設立

代表の吉野がフィーリストを設立したキッカケとなったのは、かつて在籍していた会社で感じていた“違和感”でした。当時、東京に本社を構えていた開発会社の札幌拠点でエンジニアとして、さまざまなプロジェクトに参加していた吉野。当時の会社が取引を行う約95％が同じクライアントという状況に疑問を持つようになり、これからのことを考えると新しい技術や言語に挑戦する機会が必要と考えるようになるに従い、会社とのギャップが明らかとなりました。しかし、会社が吉野の要望に応えることはなく、現状の利益を優先することに終始。

「今は主流の技術であっても、それが未来永劫続くという保証はありません」（吉野）。確かにAIやブロックチェーンなどは、ほんの数年前までは一部の領域での技術という捉え方だったことを考えると、変化に対応することはITの世界で生きていくうえでは重要なこと。しかし経営が開発現場を見ていないと、トレンドに対する未来予測はなかなかできるものではない。先を見通すことができなければ先行投資としての予算を組むこともできず、必然的に新しいことに踏み出すことはほぼ不可能。それはある意味仕方のないことなのかもしれませんが、エンジニアとしての成長だけではなく、会社の将来を考えた際、時流に乗れない環境に大きな危機意識を持ち始めました。

そこで吉野は時代の流れを感じ取りながら、あらゆる事象に対応できる組織を自らの手で立ち上げようと、2015年に札幌にてフィーリストを設立。今までできなかったことにチャレンジしていくために行っているのが、若いエンジニアの意見に耳を傾けること。平均年齢30歳のメンバーとのコミュニケーションを深めながら、現在まで首都圏での開発案件をニアショアで請け負ったり、Webシステムの開発に携わったりと、さまざまな領域へのチャレンジを果敢に行ってきました。

実はこの若さこそ、フィーリストの強みです。若さゆえのスピード感や発想力、コミュニケーション力などにおいてエンジニア一人ひとりの考えや個性を尊重し、最大限に活かしていくことで混沌とした時代を切り拓く組織として成長を目指しています。

地方活性化にもつながるニアショア開発は、若手でもさらなるステップアップを可能に

フィーリストの事業で大きな特徴といえるのが、首都圏クライアントの案件に地方のエンジニアが携わる「ニアショア開発」です。もともと発祥の地が札幌ということもあるのですが、地方展開をすることでコストを抑えつつ、柔軟な開発体制を構築できることが大きな強みとなっています。

また、同時に地方にいるエンジニアも規模の大きな開発案件、最新技術を採用したプロジェクトに携われることでやりがいや成長を実感することができる。しかも組織を拠点というコンパクトな単位で運営することでお互いの意思疎通をスムーズにし、クライアントからの要望にも即時対応することも可能にすることで、効率性の高いワークスタイルも確立させています。

また、このニアショア開発体制は、若手であってもクライアントとの交渉やプロジェクト管理などのポジションにチャレンジできるという特性もあります。この背景には、この先開発においては手を動かすだけではなく、人・物・予算を管理する立場の人間が絶対に必要だという会社としての考えに基づいています。

フィーリストが目指しているのは、“北海道を代表するIT企業になる”こと。これは会社の業績だけではなく、魅力的な就業環境から一般的な認知度にいたるまでナンバーワンになりたいという目標です。その取り組みとしてフロアに人工芝を敷くなどオフィスの内装にも力を入れています。

社長もエンジニアも同じ土俵に上がり、同じ目線に立つからこそ組織の活性化を実現

フィーリストの社風で特徴的なのが、吉野含めマネジメント層とエンジニアとの距離が極めて近いことが挙げられます。これは年に1回行われる社員旅行などの社内イベント、そして有志によるサークルの積極的な活動が背景にあります。

サークル活動については会社も力を入れております。現在は「ランニング部」「ボードゲーム部」が特に精力的に活動中。10名前後の部員を抱えるところもあれば、部長一人でマイペースに活動するところもあり、それぞれが自由にやりたいことを楽しんでいます。このサークル活動は社内コミュニケーションの活性化に大きく影響を与えていて、比較的マイペースなタイプの多いエンジニアにおいて、お互いを知るキッカケになっています。

サークル活動以外にも、フィーリストは吉野をはじめ、オンラインゲームや飲み会などでのコミュニケーションが盛んです。オンラインゲームでは夜中に集まってはゲームの進行とは別に仕事での相談に応じたり、飲み会ではお酒の強い弱い関係なくメンバーが一様に集まることで本音ベースの会話をしたりと、普段の仕事では話せないことも話せるような雰囲気づくりを行っています。

「若い人たちと会話する時は、自分の若いときはどうだったかという話はしません。当時と今とでは時代が違いますし、働く人の価値観や興味も異なります。だからコミュニケーションにおいては、メンバーの視点に自分を合わせるように心がけています。そうしないと心開いてくれませんし、こちらの思いや考えも共有できませんから。私自身、社員と飲む時間が楽しいですし、それを察してか、メンバーからよく誘われるんですよ」（吉野）

これから先もこのIT業界で生き残っていくため、100名を超えたエンジニアと一緒に新しいことへチャレンジしていくフィーリスト。新しいエンジニアを仲間に迎え入れることで、その成長スピードを加速させていきます。