見据えるのは海外展開 大手企業が参画し国内外の有名タレントとのコラボ企画も進行中
株式会社ONPA JAPAN(オンパジャパン)は、拡大が見込まれるライブコマース市場へ、自社サービス『ONPAMALL』で勝負を挑むITベンチャー企業だ。 『ONPAMALL』は、各出店ストアがライブ配信し、ユーザーはそのライブ配信を見ながら商品を購入できるという新たな自社サービスだ。
2009年の創業以来、食品販売事業を皮切りに店舗運営など、時勢を意識して柔軟に業態を変化させながら成長してきた。近年では10代・20代の若者に特化したデジタルマーケティング事業を展開。トレンドに敏感な感性が大手企業を中心にしたクライアントからの支持を得て、大きく発展を遂げた。そして今後はさらなる飛躍を目指し、自社サービス『ONPAMALL』に注力する。
目指すは次世代をリードするベンチャー企業の旗手であり、世界基準のサービスを展開するグローバルカンパニーだ。第二創業期を迎える同社は、世界へ漕ぎ出す船で共に進む仲間を広く求めている。
創業者であり代表取締役の恩地佑亜氏は、「ストリートスマート」を自認する人物。机上で得た知識ではなく、自らの体験や人間関係から多くを学び、実社会の中で実力を培ってきた。
高校卒業後に上京し六本木のバーで勤務する中、多くの経営者と出会い19歳で起業を決意する。その後20歳で同社を設立。出身地である和歌山県産高級梅干しの卸販売事業がスタートだった。飲食店やスーパーに飛び込み営業をする日々の中で、ビジネスの基礎を身に付けていったという。
その後、扱う商材を変化させながら、大型有名店への卸やインターネット販売を通じ着実に売り上げを伸ばしていった。
「日々成長!日々前進!」をモットーに持ち前のバイタリティとコミュニケーションスキルで様々な方面へ人脈を広げ、近年では若者に特化したデジタルマーケティング領域で実績を挙げる企業となった。
そんな時、恩地氏に転機が訪れる。あるきっかけでニューヨークへと旅立ち、強い衝撃を受けたという。その時のことを恩地氏は次のように話した。
「18歳で初めて新宿に行った時、人の多さと熱気にものすごく驚いたんですよ。でも人間はすぐ環境に慣れてしまうもので、ここ数年は何も感じなくなっていた。それがニューヨークで、18歳の時以上の衝撃を受けたんです。それからすっかりニューヨークが好きになり、何度も行き来するようになりました」(恩地氏)
アメリカに足を運ぶうちに友人・知人が増え、同年代が持つパワーに刺激されたという恩地氏の目線は、自然と国内を超えて世界へと向かっていった。
成長領域を模索しLiveコマース市場で勝機を見いだす
「グローバル企業へ」という思いを強く抱くようになった恩地氏は、世界にインパクトを与えるサービスは何かを模索し始める。
それまでも多くの人から学び、実社会の潮流を肌で感じながら事業に取り組んできた恩地氏は、既存事業を続けながら数年に渡り熟考を重ねた末にライブ市場の盛り上がりと到来間近の5G社会を見据えて、ライブコマースサービス『ONPAMALL』の着想に至った。
イメージは「テレビショッピングの店舗バージョン」。自社開発の店舗向けライブアプリを使って、店舗からのライブコマースを可能にしようというのだ。ユーザーは『ONPAMALL』でライブ配信を見ながら、ショッピングができる。将来的にはVR・MRなどの最新テクノロジーを使って、遠隔地にいながら店舗にいるかのような機能も取り入れたい。
着想からの展開はスピーディーだった。開発を急ピッチで進め、既存事業を通じて信頼関係を築いていた大手クライアント企業の協力もあり、β版でありながらすでに複数の有名ブランドが参画する『ONPAMALL』を立ち上げる。タレントとのネットワークを駆使したコラボ企画も実施予定だ。立ち上げ間もないβ版にも関わらずUU数は、通常のスタートアップでは成し得ないような大きな数値を示している。近々正式リリースする予定だ。
恩地氏は「大企業の参画や国内外有名タレントとのコラボレーションなど、他社にない強みがあり、スケールするチャンスがあるビジネスです。しかし、実現したい世界観を具現化するには、まだまだエンジニアが足りません。参画を希望するクライアントからどんどん声がかかるのですが、対応しきれずにお待たせしてしまっている状況です。エンジニアの採用は急務です」と現状を口にした。
現在はCTOを中心に、正社員と派遣・フリーランスなどによって編成したチームで開発を進めている。このタイミングでの参画は紛れもなく創業メンバーであり、入社後はすぐに開発の中核として活躍できるだろう。
多数のWebサービスの開発を経験した後、ONPAJAPANでの新規事業開発に参画。2012年度 未踏スーパークリエータ。
組織づくりをリスタート 個性と強みを認め合い 発揮しあうチームへ
11期目を迎える同社だが、自社サービスの開始、運営と大きくスタイルを変えたまさに第二創業期といえるタイミングだ。組織づくりもイチからリスタートする。グローバルで勝つためには何が必要かを考えながら、共に進んでいく仲間を強く求めているのだ。それぞれが個性と強みを発揮しながら、ひとつの目標に向かって結束する姿である。
「わたしは営業力に絶対的な自信を持っていますし、開発チームは優秀です。そこに新たな人材の強みが加われば、世界でのヒットを本気で目指せます。互いに切磋琢磨しながらPDCAを高速に回し、0から1を生み出す仕事に真剣に取り組めます」と恩地氏は、同社での仕事のやりがいについて力強く語った。
オフィス内は勢いに乗るITベンチャー企業らしく、カジュアルで若い活気に満ちている。熱が高すぎるゆえに緊張感ある雰囲気になりそうだが、同社にはそんな不穏さはまったくない。代表が社員ひとりひとりに目を配って穏やかな口調で語りかけているためなのか、オフィス内はなんとも穏やかだ。
オフにはテニスやゴルフ大会、海へ行ったりバーベキューをしたりと和気あいあいと楽しんでいるという。
「時間で管理するのではなく、あくまでも成果を見たい。正解が何なのかわからない世界ですから、正解をつくるための課題解決に挑戦していきたい。何をやったらダメということはなく、問題が起きた時どう向き合い対処してくかが大切です。この価値観を共有できるチームにしたいですね」と恩地氏は新たなチーム作りの抱負を話した。
フレックスを取り入れた勤務体系や休暇制度など、働く環境についてもチームの意見を参考にしながら整備していきたいという。
「世界にインパクトを与えるサービス」の開発に真剣に取り組める、新規事業の立ち上げに深く関われる、チームづくりを含めた多彩な業務経験など、勢いあるITベンチャー企業らしい多彩な体験ができるだろう。
少しでも響くところがあったならば、ぜひエントリーしてほしい。
株式会社 ONPA JAPANの社員の声

20代後半
2019年08月入社

20代後半
2020年01月入社

20代後半
2019年06月入社