株式会社アイクコーポレーション

IT/Web・通信・インターネット系
マスコミ・エンターテイメント・メディア系

四国エリアを中心に、地域の情報とコミュニケーションのトップブランドを目指す企業

企業について

出版事業、コンテンツ事業、ICTソリューション事業の3事業を展開する愛媛県の会社だ。

人々の生活に根ざした様々な情報コンテンツを提供している。良質な情報にこだわっているとのこと。

今後は誌面だけでなく、WEBにも注力をしていき、さらなる利便性の向上を目指している。

社内のメンバーと共に地域のイベントに参加することも。仕事面だけでなく、プライベートも充実するだろう。

子供も一緒に会社に出社する「親子出社」という制度も導入。子育て世代の社員も安心して働ける環境だ。

ユーザーに価値ある情報を提供し、地域No.1の情報加工業を目指す

株式会社アイクコーポレーションは、出版事業、コンテンツ事業、ICTソリューション事業の3事業を展開する会社だ。創業は1983年12月で、愛媛県松山市に本社を置く。また、支社や支局、営業所を、高松市、新居浜市、西条市、今治市、高知市、徳島市に置いている。

アイクコーポレーションは、創業年の1983年に、「100年続ける企業になろう！」というビジョンを決めた。2083年までの成長率を割り出し、各年度の売上額、売上総利益率、社員数、労働分配率、営業利益額を細かく算出。その結果できあがったのは、途方もない数字が並ぶ、一枚の計画書「アイクコーポレーション100年計画」だった。

100年という年月の中で不変のテーマが、「Think & Thank」というフレーズに集約されている。過去への感謝を胸に未来に何をすべきかを考え、予測し、行動する。地域の人々への感謝の気持ちを常に忘れず、地域に根ざした最高の情報サービスを実現するため、豊かな未来を考え、創造していく。

人類は、過去100年の間に多くの夢を実現し、さまざまな不可能を可能にしてきた。「アイクコーポレーション100年計画」は、新たな可能性へ向かってチャレンジする道標となっているのだ。

身近な「もの」「こと」「ひと」を、地域に暮らす多くの人たちへ

アイクコーポレーションのメイン事業は、以下の｢出版･WEBサービス｣だ。

■自動車情報事業部は、中古車情報サービス｢Mj｣を担当している。四国最大級の中古車情報サイト「Mj」は、常時約1万4000台の中古車情報をストックし、毎日平均100台以上の情報が更新される。そのほか、中国・四国最大級のバイク情報サイト「MjBIKE.com」、中古車販売店向けホームページ構築サービス「TOWER」も展開している。

■住宅情報事業部では、:不動産情報サービス「すまいズ」や、ハウジング情報サービス「愛媛の家」「香川の家」「高知の家」を担当している。「すまいズ」は愛媛・香川・高知の不動産・住宅情報を提供するサービスとして、情報誌とWEBのメディアミックスを展開。住宅の賃貸・購入にあたり重視される「生活環境」とともに、地元不動産会社の情報に着目しているのが最大の特徴だ。スマホサイトはエリアから検索でき、全国サイトにはない検索方法が、地元ユーザーの支持を得ている。

■生活情報事業部は、女性情報誌｢愛媛こまち｣、｢香川こまち｣や各種MOOKを担当するほか、「愛媛こまち」、「香川こまち」のWEBサイト「e-Komachi」の企画・運営も手がける。「e-Komachi」は、「愛媛こまち」、「香川こまち」で取材した情報をもとに、グルメやビューティー、温泉などユーザーからの“おすすめレビュー”を掲載。雑誌では得られない、きめ細かい情報を提供している。

■地域情報事業部では、フリーペーパー誌（新居浜、西条、今治のフリーマガジン「ここまち新居浜」、「ここまち西条」、「ここまち今治」）を発行している。「ここまち」のWEBサイト「ここまちクーポン」では、「ここまち」に掲載されているグルメ、ビューティー、学び、生活、住まいなど、さまざまな店舗で使えるWEBクーポンを掲載している。

今後の方針としては、誌面と連動した、あるいは誌面に置き換わるWEBなど情報サービスの拡充に努める。その一方で狭域エリア向けの情報サービスにも力を入れ、ITを活用しつつ、より地域に密着した展開を図っていく。

臨時休校の際は、子どもと一緒に出社・業務ができる温かな風土

2021年1月時点の従業員数は113名で、平均年齢は35.4歳。男女比は男性：女性＝42：58となっている。産休・育休制度も完備され、年間2～3名が利用し、職場復帰率も高い。大雨で子供の学校が臨時休校になった場合などは、子ども同伴で仕事ができる「親子出社」という制度も導入されている。新卒・中途の割合は、新卒：中途＝3：7の比率。

残業は少なめで、平均退社時間は19:25となっている（ICTソリューション事業部、2020年度実績）。人材評価ではグレード別の評価制度を基軸に、賃金制度・昇進昇格制度・教育制度を構築している。評価は仕事への取り組みや成果で決定され、社歴、年齢、学歴は一切考慮しない。また、年2回、「評価調整者会議」を開き、会社全体の価値観をすり合わせ、評価の偏りを防ぐ取り組みをおこなっている｡

福利厚生は、昇給年1回以上、賞与年2回、退職金制度、財形貯蓄、社用携帯電話、健康診断などと手厚い。会社行事には忘年会や新入社員歓迎会があり、ほぼ100％が参加する。忘年会では、成績優秀の個人・部門への表彰もおこなわれる。また、情報発信をおこなう会社として、本1冊ごとに500円を支給する制度もある。

今回の採用では、性別、学歴、資格などは不問で、志向性も問わない。これまでに採用されて活躍している人のキャリア例としては、都会からのUターン者や、地元IT業界からの転職者などがある。また、ほぼ未経験ながら転職にチャレンジし、採用された例もある。求める人物像は、新しい技術やプロセスを取り入れるのに貪欲な人、周囲の人と協力して物事を進めることが好きな人、途中で投げ出さず、やりきる強い気持ちを持つ人だ。

ICTソリューション事業部では、自社メディアを中心とした企画・開発・デザインを担当している｡受託開発ではないため、自分たちが企画から積極的に関わることができるのは大きな魅力だ。また、スケジュールの自由度も比較的大きいため、余裕をもって業務に集中することができる。