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株式会社シェード

  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系

3Dアクションものに強いゲーム開発会社。ゲームの枠を超えて新たな挑戦へ

企業について

株式会社シェードは、3Dアクションものを得意とするゲーム開発会社だ。設立は1995年と早く、まもなく創業25年を迎える。1994年末に『PlayStation』が発売されたのと歩を合わせて、シェードの歴史が始まった。

シェードの創業社長の横田幸次氏は、元々CGデザイナー。ずっとコンシューマーゲームの開発に関わりながら、3DCGに関心を寄せていた。横田氏にとって『PlayStation』の誕生は衝撃的だった。「『PlayStation』が出てきて、ゲームセンターにしかなかった3DCGのゲームが家庭で楽しめるようになったのです。ワクワクしました。自分も『PlayStation』用のゲームを作りたいと強く思いました」と横田氏は振り返る。だが、当時所属していた会社では他社のゲームをメインに担当していたため、『PlayStation』用のゲームを手がけることは難しかった。そこで、ソニーとは元々リレーションがあったこともあり、思い切って独立。シェードを設立したという経緯だ。

設立後は、作品を手がけるごとに、その実績が次に繋がる形でコンスタントに開発に携わり、取引先も徐々に広がっていった。著名なメーカーはほぼ網羅しており、これらの会社のパートナーとして直請けで開発している点が、シェードの特長だ。社名が伏せられることもなく、携わったタイトルはいずれも堂々と開発元としてシェードの名が記されている。著名なものも含め、これまでに数々のタイトルを世に出してきた。

最近の代表作は、ディースリー・パブリッシャーが発売している『パレットガールズ』のシリーズだ。『PlayStation』用のゲームソフトで、2014年に第一弾をリリース。現在、3本目の『パレットガールズ ファンタジア』までリリースされている。手堅いファン層に支えられ、発売本数は累計で10万本に届きそうな見込みだ。自社発売のタイトルでは、スマートフォン向けアクションシューティングゲーム『デストロイ・ガンナーズ』のシリーズが世界各国でリリースされている。これらを含め、これまで出してきた数々のタイトルはいずれもゲームメーカーからの評価も高く、「こんなゲームを作ってほしい」という引き合いがコンスタントに来ている状況だ。

数々のゲーム開発会社が生まれては消えていくなか、シェードが25年も続いてきた理由について、横田氏に聞いた。

「一つの会社に偏らず、幅広いゲームメーカーとつきあってきたことが一つ。もう一つは、ゲームをメインに据えてブレなかったことだと思います。iモードや遊技機向けのコンテンツがブームになった時期もありました。最近ではソーシャルゲームも。様々な波がありましたが、我々はそれに乗らず、3Dのアクションゲームを作るという軸をブラしませんでした。波に乗ればその瞬間は売り上げが伸びますが、波が引けばあっという間に会社が傾きます。そのような例を実際にたくさん見てきました」(横田氏)

愚直に3Dアクションゲームを作り続けた結果、今では、この領域ではトップクラスのノウハウを持つ会社になった。ゲームは、きれいな絵を描ければ作れるというものではない。いかにユーザーの気を逸らさず、モチベーション高く遊んでもらえるかという点で、シェードの持つノウハウ、経験値の蓄積は、一日の長がある。ハードウェアの進化も追い風になった。リッチなコンテンツを動かせる環境が整い、蓄積してきた技術を存分に生かせるようになった今、3DCG技術+ユーザーの気持に寄り添うノウハウは、同社の大きな強みとなっている。

加えて、「ゲームは生活を豊かにするものである」という信念も、創業以来、同社が掲げ続けてきたものだ。ゲームが過度な依存や法外な課金などを引き起こし、生活を破綻させることを強く戒めてきた。「ゲームは楽しんでストレスを発散し、普段の生活の糧になるもの。ゲームのせいで問題が発生するようなものにはしたくありません。ゲームとは、あくまでも生活を彩るものでなければいけません」と横田氏は言う。その矜持も、25年にわたる同社の持続的成長を支えてきたのだろう。

しかし、ブレない一方で、未来を見据えた変化には柔軟だ。場所やデバイスを問わず、リッチな動画が楽しめるようになった昨今、ゲームとゲーム以外のコンテンツの境界も曖昧になっている。3DCGやエンターテインメントの要素は、ゲーム以外にも多様なコンテンツに展開が可能であることから、「人々の生活を豊かにする」という信念は堅持したまま、今後は、ゲーム以外の領域にも積極的に挑戦していく考えだ。まだ公表できる段階にないが、大手資本との連携の話も進んでいる。ただの構想ではなく、現実的に布石を打っている段階だ。

シェードの原点である、『PlayStation』が出た時のワクワク感。ゲーム以外の領域への挑戦を掲げる今、やはり大事にするのは、その“ワクワク感”だ。3Dアクションゲームは、引き続きコアなコンテンツとして大事にしつつ、ワクワクをより幅広い領域へ展開する。

「例えばユーザーがアバターを作り、それがメディアやコンテンツの垣根を越えて、あちこちに展開できたら楽しいかもしれません」と、横田氏は展開イメージの一例を示す。シェードの技術を生かした「何か」は今後、どんどん具体化していくだろう。意外な業種や企業とコラボレートすることで、互いの英知がシナジーを生み、まだ世の中にないまったく新しいものができるかもしれない。具体的な製品やサービスを提案するのではなく、技術を提案し、それを共に練り上げていくことで新しいものを生み出したい考えだ。そのための体制を整えるべく、今、新たな仲間を募集している。

これまでは、社員30人余りに外部のパートナーを加え、50名程度の体制で活動してきた。今後はさらにスピーディーに動き、ノウハウを蓄積するためにも社員を増やしていく。言わば、今は第二創業期のような転換期にある。会社づくり、組織づくりにも改めて取り組んでいく考えだ。

今いる社員はゲームが好きで、真摯にゲーム開発に取り組むメンバーばかり。スマートフォンゲームが好きなメンバーもいれば、コンシューマーゲームが好きなメンバーも。日頃からゲームの話で盛り上がるが、仕事と趣味は線引きし、強い責任感を持ち、ユーザーファーストで開発に取り組むのがシェード流だ。働く環境は良好で、社歴10年以上のメンバーも少なくない。そんな同社のやりがいは、「やはりメーカーの元請けで開発できることでしょうね。メーカーとは一緒にゲームを作っていくパートナー。自分たちの思いも反映できますし、そのゲームが世に出て、評価を受けるときは何よりのやりがいを感じます」と横田氏は言う。

このような同社のゲーム、技術、展望、社風などに魅力を感じたら訪ねてみるといいだろう。求める人物像は「いろいろな方向から情報を仕入れ、自分の中で消化し、クリエイティブに転嫁できる人」と横田氏。新しいことに取り組もうとしている今、これから入る人に期待しているのは“作業をする人”ではない。「『こういうことをやれば楽しいのでは?』と、積極的に提案してほしい」と横田氏。出てきた提案はみんなで考え、議論し、より素晴らしいものに昇華させていく。これまでもこれからも、シェードは、ワクワクし生活を豊かにするものを世に送り出していく決意だ。

求職者の声

企業情報

会社名

株式会社シェード

業界

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > ゲーム・エンタメ

資本金

7,700万円

設立年月

1995年02月

代表者氏名

代表取締役 横田 幸次

事業内容

家庭用ゲーム機、PC、携帯端末用
ソフトウェアの企画、開発、制作及び、販売

株式公開(証券取引所)

従業員数

60人

本社住所

〒163-0245 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル 45F

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