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株式会社電力計算センター

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • 製造・メーカー系

35年以上に渡り、電力による社会インフラをITソリューションで支え続けるエンジニア集団

自社サービス製品あり
残業少なめ

企業について

1981年に設立された株式会社電力計算センター。35年以上の歴史を持つIT企業だ。主な業務は、新発電などに関わる電力やエネルギー、大気や海洋、地盤などの環境、安全や防災、経済予測などの分野における解析シミュレーション。またそれを支援するためのソフトウェアの開発、計算、コンサルタンティング、情報システムの運用管理やWebサイトの構築など、幅広い分野のITソリューションを提供している企業だ。

同社設立の背景には、1951年に日本初の民間シンクタンクとして設立された財団法人電力中央研究所との深い関わりがある。電力中央研究所は、電力の研究や電気事業を通じて社会に貢献する技術の創出などを行っているシンクタンクだ。専門分野別に研究所が分かれ、電力技術やエネルギー技術、システム技術、原子力技術、地球工学、環境科学、材料科学、社会経済の8つの専門研究所から成り立つ。

電力計算センターは電力中央研究所の各研究所で用いるシステム開発や情報インフラの構築、ネットワークの運用などのサポートを行う目的で設立された。現在では、電力中央研究所のIT部門の主なアウトソーシング先として活躍している。そのため売り上げの多くを占める電力中央研究所からの依頼のほか、電力会社やその関連組織、官公庁、学術団体、大学などの学校法人との取引も持っている。

同社は東京都千代田に本社を置き、他の3つのオフィスを東京都狛江市、神奈川県横須賀市、千葉県我孫子市に構えている。狛江オフィスでは、主に電力分野のシステム開発やWebアプリケーション開発、データベースの構築、サーバ・ネットワークの構築・運用管理などを行い、また、我孫子オフィスで、電力中央研究所の解析業務に用いるスーパーコンピュータの運用管理も担っている。横須賀オフィスと我孫子オフィスでは、大気や海洋、地盤等の地球環境の研究・解析・シミュレーションや、発電所設立の際の構造計算などをITの分野から支援している。

同社では独自に開発した電力系統解析支援システム『POPONAS』というソフトウェア製品も提供している。潮流計算や過渡安定度計算などの電力系統解析プログラムのために開発した製品であり、電力インフラ建設会社や電気設備会社、または大学や鉄道会社などに販売しているという。

同社には情報技術室と解析技術室という、2つの技術部門が存在する。情報技術室にはシステム技術部、システム開発部、情報システム部の3つの部署があり、電力中央研究所や取引先の基幹システムの開発、Webアプリケーションの開発、データベースの構築、サーバ・ネットワークの運用管理、情報セキュリティー対策への対応などを行っている。現在は電力施設のWebサイト開発に力を入れ、一般向けや電力関係の特定ユーザーに向けたものなど、さまざまなWebサイトを制作している。

そして解析技術室は応用開発部、系統解析部、数理解析部で構成されており、情報技術を応用した開発と解析支援、構造・振動・流体解析や環境評価などを行なう。電力関係では配電のシミュレーションや送電線周辺の磁界解析などを行っているが、こうした解析プログラムと連携したGUI(グラフィカル・ユーザー・インタフェース)に力を入れ、ユーザーにとって分かりやすく、利用しやすいソフトウェアの開発も実施している。

情報技術室と解析技術室、どちらも社内で独自開発を行っているため、すべて上流工程から携われるのも同社の特徴である。情報技術室 室長の岸正広氏は「クライアントへのヒアリングや要件定義、基本設計、詳細設計へと、エンジニアは自らのリードで開発を進めていくことができます。システムやネットワークの導入、構築においても同様です」と語る。

また、情報技術室 システム開発部の総括マネージャーである菊池誠一氏によると「自分が主体となって開発に取り組めることです。しかも開発して終わりではなく、開発したシステムやWebアプリは当社で運用を続けて行きますから、ずっと一貫して携われるのがいいですね。色々なシステムやWebアプリに携われるのも面白いと思います。いいものを作れば、すぐにクライアントから評価いただけるので、やりがいもあります」とのことだ。

どちらの部署も上流工程から関わりが持て、運用保守まで携わることができるのが、同社で働くエンジニアにとっての大きな魅力のひとつだ。

現在、同社の従業員数は126名で、約8割がエンジニア。そのうち約3割の社員はキャリア入社だ。女性のエンジニアも多く在籍しており、情報技術室と解析技術室を統括している技術営業本部の本部長や総括マネージャーというポジションでは、女性が活躍している。同社の待遇や福利厚生によって、女性社員も安心して働くことができるようだ。

解析技術室 応用開発部 総括マネージャーの高手山光雄氏によると「年間休日は124日で、有給休暇には半日休もあります。もちろん産休・育休もあって復職率は高いですね。時短勤務もできます。同じ部署内の社員同士が結婚しても、どちらかが異動するということもなく、一緒に仕事ができる環境です。また、夏休みは6~9月の間で自分が取りたい時期に休むことができますから、旅行に行くにしても人混みがなく、安い時期に行けるのもメリットです」という。

また、有給休暇のほかに傷病休暇という制度もある。これは本人だけでなく、家族の看護や親の介護にも適用でき、年間で最大40日の取得が可能だ。こうした働きやすい制度が整っているため、同社社員の平均勤続年数は20年以上と、定着率も高い。長期勤続者には10年ごとに長期休暇と慰労金も支給される。こうした制度は主要顧客である電力中央研究所の福利厚生に大きく影響を受け、整備されてきたという。

スキルアップできる環境もある。エンジニアは、自分自身の行動計画を上司と相談して決定し、その到達度によって評価が決められる。新しい技術やスキルを身につけるために、外部のセミナーなどには積極的に参加できる。また、情報処理分野の資格取得については、受験費用はもちろん交通費まで支給し、合格すれば祝い金も出るという高待遇。

年に1回、各部署から数名が参加する技術検討会という座談会があり、技術テーマについて語り合うという機会もある。今勉強していることや、これからこんな技術が必要だといった内容を話し合い、エンジニア同士で刺激しあっている。同社は4つの拠点に分かれているため、こうした機会を利用してコミュニケーションを図っているそうだ。

充実した福利厚生に支えられながら、電力という社会インフラをITによる技術でサポートする。仕事のやりがいと働きやすさの両輪が揃った環境を探している方には、ぜひともお勧めしたい企業だ。

企業情報

会社名

株式会社電力計算センター

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

IT/Web・通信・インターネット系 > ITコンサルティング

製造・メーカー系 > 電気・電子・機械・半導体

企業の特徴
自社サービス製品あり、残業少なめ
資本金

3,000万円

売上(3年分)

2018314億3200万

2017313億8100万

2016312億7200万

設立年月

1981年02月

代表者氏名

當麻 純一

事業内容

1.電算機システム、ネットワークの運用および保守管理
2.技術開発、事務処理等に関連するソフト開発、計算・解析、調査・コンサルタント
3.データベースの構築、運用管理
4.ソフトウェアの販売
5.コンピュータおよび周辺機器等の販売、レンタル
6.セミナーおよび講習会の開催
7.上記各号に付帯する一切の業務

株式公開(証券取引所)

非上場

主要株主

(株)ユウワビジネス (株)セレス (株)電力テクノシステムズ

主要取引先

(一財)電力中央研究所、電気事業連合会、北海道電力(株)、東北電力(株)、東京電力ホールディングス(株)、東京電力パワーグリッド(株)、中部電力(株)、北陸電力(株)、関西電力(株)、中国電力(株)、九州電力(株)、沖縄電力(株)、電源開発(株)、日本原子力発電(株)、(一社)原子力安全推進協会、リサイクル燃料貯蔵(株)、(公財)地球環境産業技術研究機構、(一財)日本気象協会、(学)明治大学、(学)日本大学、(株)東光高岳、(株)東芝、住友電設(株)、清水建設(株)、八千代エンジニアリング(株)、ESRIジャパン(株)ほか

従業員数

124人

平均年齢

46.1歳

本社住所

東京都千代田区神田錦町3-5-1 興和一橋ビル別館3F

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