株式会社HAL

探偵社の、株式会社HAL。同社は、Webマーケティングを担うWEBデザイナー/ディレクター/コーダーを求めている。

同社が手がけているのは、浮気・不倫調査を中心に、家出・行方調査、結婚信用調査、企業・個人信用調査、素行調査、GPS調査、盗聴発見調査、ストーカー・嫌がらせ調査等である。特に、浮気・不倫調査は業界No.1の件数を誇る。
その要因となる同社の強みは、広告による集客力や価格競争力、全国19拠点を展開する対応力、そして、調査員の質の高さだ。

広告による集客力においては、代表者の浅見俊祐氏が広告業界の出身で、現在も当該ビジネスを継続している点にある。
「探偵業界のWebマーケティングは遅れていて、2011年に参入した時はもっぱら電話帳への掲載が主な方法でした。そこに当社がいち早くWeb広告を導入し、圧倒的な集客力を発揮できたのです」と浅見氏は胸を張る。

価格競争力では、成功報酬制を導入し、顧客が依頼する情報が取れなかった場合は無償という業界初の料金システムを実現。コストの大半を占める広告費や無駄な器材等を徹底的に見直すことで、他社の半額程度まで下げることに成功している。

全国19カ所（東京、埼玉、千葉、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡）の拠点展開で、遠方の対象者や対象者の移動先での調査もスムーズに行えるメリットがあるのも特徴。

調査員の質においては、真面目で集中力のある人材をそろえ、顧客満足をもたらす報告書に繋げている。浅見氏は次のように説明する。
「浮気調査では、ホテルの前などに長時間張り込んで、出入り口の1カ所を注視し続けることになります。相当な集中力がなければ務まりませんが、当社ではそうした調査員だけが残っていますので、どこよりも調査の確度が高いと自負しています」

実際に、同社は2011年の設立からわずか3年で13拠点まで広げる急成長を遂げ、業界の注目を集めている。

浅見氏は広告会社を運営する中で、前述の通り、たまたま探偵業界の広告が旧態依然としたものであることを知る。
「それまで探偵業については全く何も知りませんでしたが、こういう広告ばかりの業界ならば、手がけてきたWeb広告の手法を導入すれば勝てると確信したのです」（浅見氏）

そこで、2011年、同社を設立し業界に参入。肝心の調査員は、学生時代から探偵調査のアルバイトを始め、プロになって活躍していた有名な人材のスカウトに成功する。その人材を中心にチームをつくって広げていった。そして、破竹の勢いで成長を続ける。「業界では、知らない人はいない存在になった」と浅見氏。

今後の目標は、現在3番目のポジションにある売上高でも業界No.1になること。それとともに、47都道府県全てへの拠点展開も目指している。
「誰からも“探偵といえばHAL”と思われるような存在を目指します」と酒井氏は意気込む。

そんな同社が求めているWEBデザイナー/ディレクター/コーダーの存在価値について、酒井氏は次のように話す。

「当社は、新しい広告手法で、ここまでのし上がってきました。ここからさらに成長していくためには、広告力を今よりも高めることが大きなポイントです。例えば、新たなメディアを開拓したり、メディアに応じて様々な表現手法を考えるといったことです。当社においては、Webマーケティングの企画や運営は自ら行ってきましたが、ランディングページの構築やバナー制作といった開発や制作作業は外注してきました。このスピードアップとコスト削減などのために内製化を図ることにしたのです。
2019年5月よりディレクションとコーディングを兼任するWEBデザイナー1名体制でWEB制作部をスタート。
現在、この1名で自社サイトのリニューアルや、内製化を進める上での体制作りを進めていますが、当然人材が足りない状況です。
これから応募いただく方には、すでにいる1名と長所・短所をカバーしあいながら自社サイト制作に腕を振ってほしいと思います。


ちなみに、当社は弁護士法人と提携していますが、同法人のWebマーケティングも手がけており、仕事は幅広くあります。そこでWEBデザイナー、できればディレクターも兼ねられる人材を採用することにしました」

探偵社の営業手法は、インバウンド（インサイドセールス）100％。顧客からの問い合わせを待つよりほかにない。したがって、顧客を集める広告／自社サイトは生命線だ。
「まさに当社の心臓部となるポジション。大きなやりがいが得られるのは間違いありません」と浅見氏は呼びかける。

同社の企業風土の特徴について、浅見氏は次のように説明する。
「ルールがないのがルール、といった自由で裁量権の大きなところが、最大の特長だと思います」

働き方についても、慣れるまでは毎日定時の出社が必要となるだろうが、その後は業務時間や業務場所も柔軟に対応していくという。
「週の半分は自宅勤務、といったことでも構わないと思っています。いずれにしろ、デザイナーやディレクターにとって仕事がしやすい環境づくりへの要望には積極的に応えていきます」

2019年8月現在、約40名のメンバーは東京を中心に各地の拠点に分かれて業務に取り組んでいる。半年ごとに全員が結集し、決起集会を開催。経営状況の共有や期首の方針発表などを行った後、懇親会が開かれる。「時にはBBQをやったり、部署に分かれて飲み会を行うこともある」と浅見氏。

19の拠点は東日本事業部と西日本事業部に分かれているが、拠点数の多い東日本の方により多くのノウハウが蓄積される傾向にある。そこで、西日本のメンバーを一定期間、東日本に出向させてノウハウを吸収させる教育機会を設けている。問い合わせてきた顧客に対応し、契約につなげるカウンセラーは各拠点に分かれているが、「競争心は結構高い」と浅見氏。

そんな同社が求める人材について、浅見氏は次のように言う。
「自分自身のスキルアップに貪欲な、向上心のある方です。ただし、当社の内部にはデザインやエンジニアリングを教えられる人材はいませんので、自ら学べる方であってほしいです」

特色のある自社サービスで、Webマーケティングのスキルやノウハウを思う存分、身につけられるチャンスだ。企画やディレクションに幅を広げたいデザイナーやエンジニアにとっては、見逃せないチャンスといえるだろう。