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株式会社AOKIホールディングス

  • 製造・メーカー系
  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系
  • サービス系

テクノロジーとリアル店舗の融合に挑む

上場
自社サービス製品あり
シェアトップクラス

企業について

ビジネスパーソンであれば、「AOKI」と耳にするだけでそのロゴが思い浮かぶほど広くブランド名が浸透している国内を代表するビジネスウェア企画・販売店の一つだ。創業は1958年。「ビジネスマンが日替わりでスーツを着られる世の中にしたい」という想いを原点に、ロードサイドの郊外店として全国に店舗網を広げてきた。2004年からは、新ブランド『ORIHICA』が加わる。英国人のクリエイティブ・ディレクター、サリーム・ダロンヴィル氏を迎えてモダンブリティッシュと日本のエッセンスを融合させたビジネスカジュアルスタイルを提案。「ファッション感度が高いお客様の支持を集めて」いる。こちらは駅ビルやモール内に店舗を構えるなど、AOKIブランドとは一線を画すブランド展開を進めてきた。

またグループ会社においては、1986年にブライダル事業のアニヴェルセル株式会社を設立。1998年の「アニヴェルセル 表参道」開業からも25周年を迎えようとする中、 アニヴェルセルは、これからの20年に向けて新しいスタート地点に立っている。従来通りのアナログで書面が中心の結婚式の打合せから、よりお客様視点に立つことで効率化するために「打合せ支援システム」を開発導入。また、結婚式を予定されているお客様へリアルなサービス提供も可能にするメンバーズクラブの開設。一般の方へも結婚式にまつわる情報発信をするオリジナルアプリの開発と、多様化する結婚式の在り方に寄り添ったデジタル化を進めている。目指すのは、「お客様の人生に寄り添い、感動を提供し続ける記念日プロデュース企業となる」ことである。

2000年からはエンターテイメント事業の株式会社快活フロンティア(2019年10月株式会社ヴァリックより社名変更)を設立。カラオケブランドの「コートダジュール」では多種多様なコンセプトルームで他店にない居心地にこだわったお部屋でカラオケを楽しめる。複合カフェブランドの「快活CLUB」業界ナンバーワンの売上シェアを誇り、「ワンツーカラオケ」や「完全個室」など新たなコンテンツを提案し続け毎日が忙しい現代人にココロの休息を、24時間フィットネスジム「FiT24」では、体に元気を提供し続けている。

このように主軸となる事業は異なるものの、各社・各ブランドに共通している強みといえば、やはり商品品質へのこだわりと販売員の接客力の高さだろう。

AOKIでは創業当初から「糸からつくる」という商品開発のコンセプトを大切にしている。単に生地を選んでスーツをつくるのではなく、「ストレッチ機能を活かすには」「強度を活かすには」といった商品特性を生み出すため、糸の選定からこだわり抜いて商品開発に取り組んでいる。しかも、日本で唯一、繊維学部を持つ信州大学との産学共同開発を行ったり、商品開発に携わるメンバーの中には、繊維製品品質管理士資格を取得している社員もおり、素材の知識を持ち合わせたスタッフ達が日々、真剣にものづくりと向き合ってきた。


一方、接客に対するこだわりも並大抵ではない。それを示す一例が、業界で初めて「スタイリスト」制度を導入した点だろう。これは「あなたのスタイリストAOKI」というコンセプトを基に「お客様の好みやライフスタイルに応じた着こなしを提案」することを目的とした制度だ。独自のカリキュラムによる教育を実施して、充分なファッション知識やスタイリング能力、コミュニケーション能力を身に付け、厳しい試験を乗り越えた販売員を「AOKIカスタマーズスタイリスト」として認定し、全国の各店舗でお客様のニーズに応えている。

ブライダル事業のアニヴェルセルは、コンセプトでもある「幸せは祝福されると記念日になる。」という想いのもと、日本発のゲストハウスウエディングをスタート。好立地に貸切型施設を開業し、ゲストハウスウエディングのブームの先駆けとなった。多様化するニーズに応えること。同時に、結婚式をすることの本質を突き詰めること。常にお客様視点をもちながら、「結婚式は想いを伝える場である」という結婚式の本質を突き詰めた接客スタイルは開業時から変わらない。さらには、挙式前に親御様とお時間を過ごす「家族の時間」や、「世界基準のおもてなし」を掲げTOPレベルの外部講師を迎えてのサービス力の向上、その結果HRSコンテストでもブライダル専門企業初の入賞を果たすなど、社員一人ひとりが“想いを強く結ぶ接客のプロフェッショナル”である。

エンターテイメント事業の快活フロンティアにおいても、コートダジュール・快活CLUBともに、2000年代前半の、カラオケやネットカフェに対する、暗い・汚い・臭いイメージを払しょくするため、外装内装のイメージを刷新し、家族全員で安心して過ごせる空間づくりを実践。また、”快適なトレーニング環境””充実したサービス”のFiT24 を誕生させ、毎日24時間いつでもご利用頂ける空間を提供している。接客においても、AOKIグループの接客力を活かし、お客様へ明日への活力をチャージして頂きたいという思いで、接客で支持されるお店作りを進めている。

こだわりの商品力とリアル店舗における接客力の高さで成長を続けてきたAOKIグループ。しかし、今後も力強く成長し続けていくため、創業60年という節目から、ファッション×テクノロジー=ファッションテックにより一層注力していくことを決断。さまざまな施策を実行に移している。

自社ECサイト「AOKIオンラインショップ」の売上構成比向上のため、デジタル推進部が中心となって、マーケティングオートメーション・ツールを導入するなど、ネットマーケティングの精度向上に取り組んでいる。同時に、オンラインとオフラインを併合するOMOサービスを積極的に取り入れている。具体的には、『店舗でご覧いただいて気になった商品の情報をお持ち帰り頂き、ご自宅でお客様専用ページから注文、ご自宅やお好きな店舗でお受け取り頂ける』購入方法。この他にもIT技術を取り入れた、新しいサービスの開発に積極的に取り組んでいる。


このように次々と動き出しているファッションテック・サービスだが、勘違いしてほしくないのは、すべてをデジタルへ切り替えていこうとしているわけではないという点だ。AOKIが60余年という時間をかけて築き上げたリアル店舗のノウハウや直接お客様と向き合うことで磨いてきた接客サービスの質など、「人を介したサービス」を大切にしつつ、「AOKIだからこそ実現できる、デジタルとリアル店舗が融合した未来型基幹店の確立を目指す」のだという。これが現実のものとなれば、今までにない新たなファッション販売のカタチが誕生するかもしれない。

現在、AOKIグループではオムニチャネルマーケティングを推進する中、若い力に大きな期待を寄せている。所属するメンバーは、20代、30代の若い世代が中心となって構成されており、若手にチャンスを与えるため、手を挙げればチャレンジさせてもらえる「社内公募制度」というものもある。このような環境が、若手社員の中に「歴史ある大企業を自分たちの力で変えていこう」というモチベーションを生み出し、活気をもたらしているのだろう。

その雰囲気はどことなくベンチャー企業に近いものがあるが、福利厚生や働く環境への配慮については、「さすが一部上場」と思わせる充実ぶりだ。
たとえば、「仕事もプライベートも豊かな人生を送る」ことができるよう多彩な休暇制度が用意されている。業務の繁閑に合わせて月毎に休日数が変わる1年単位の変形労働時間制を採用しており、閑散期の8~9月の間に公休数を約30日間取得することも可能だという。アニバーサリー休暇や産前産後休暇、出産立ち合い休暇、看護休暇などがあるほか、国内外約7000宿泊施設パッケージツアーの割引や全国1万店以上の飲食店での割引も受けられる。また、すべての従業員がやりがいを持って働けるよう、サポートを行う体制が整っており、従業員の相談に応じながら心のケアにも力を入れているのだ。

このような環境にある同社では、どのような人材が活躍しているのか?全員に共通しているのは、「お客様や誰かの役に立つこととファッション、人とのコミュニケーションが好きで、指示待ちではなく、能動的に動ける人」だという。スーツというものは、S、M、Lといったサイズだけで選べるものではなく、体型や着用時の動き、ライフスタイル、好みなど、お客様の細かな要望や条件まで把握しなければ、体にもファッションの好みにもフィットしたものは選び出せない。それだけに、お客様の立場から発想できる細やかさが欠かせないのだろう。

このように挑戦の機会と働きやすい環境が両立している同社で、「新しいAOKIグループを創り出し、ファッション業界だけでなく、世の中にも大きなインパクトを与えたい」という野心溢れる人は、同社の門を叩いてみてはいかがだろうか。

インタビュー

株式会社AOKIホールディングスのインタビュー写真
デジタル・CRM推進部・責任者・吉田 亮氏 2002年4月入社。7年間店舗で販売店長を経験、その後8年間本社でマーケティングを担当。さらなるキャリアアップのため、海外NBAを受験し合格。MBA取得のため、会社を辞めて香港へ行こうと考えていたが、EC・デジタル推進部の話をもらう。海外MBAはまた試験に合格すればチャンスはあるが、AOKIの変革にど真ん中で携わる機会はそうそうないと考え、現職への異動を決意した。好きな言葉は、「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ!」

── デジタル・CRM推進部のミッションを教えてください。

現在は、大きく4つのことに取り組んでいます。1つは、EC化率の向上です。2つ目が、グループの顧客統合と情報活用、3つ目が、AOKI・ORIHICAのマーケティング・オートメーション化の推進。最後がグローバル推進です。

これらミッションの根底にあるのが、お客様の買い物体験の向上への取り組みです。EC化率向上は店舗に行けないときでも購入できるチャネルを充実させることですし、再来店の手間をおかけしないようにするためのサービスでもあります。店舗でスーツのお直しを依頼いただいた場合、1週間後に再来店いただくことになりますが、EC購入の際、寸法を指示いただけれ... 続きを読む

企業情報

会社名

株式会社AOKIホールディングス

業界

製造・メーカー系 > 化粧品・アパレル

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > ゲーム・エンタメ

サービス系 > 飲食・旅行・レジャー・アミューズメント

企業の特徴
上場、自社サービス製品あり、シェアトップクラス
資本金

232億8200万円

売上(3年分)

202231,549億16百万円(連結)

代表者氏名

東 英和

事業内容

グループ会社(株式会社AOKI、アニヴェルセル株式会社、株式会社快活フロンティアの経営管理、並びにそれに付帯する業務

株式公開(証券取引所)

東証プライム

従業員数

5564人

本社住所

神奈川県横浜市都筑区葛が谷6-56

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