株式会社JALブランドコミュニケーション

株式会社JALブランドコミュニケーションは、日本を代表する航空会社・日本航空（JAL）のグループ企業として、顧客との接点である「メディア」を担っている。

具体的には、JAL及び関連会社のWebサイト制作・運営をはじめ、JALグループ機内誌『SKYWARD』、JALカード会員誌『AGORA』、JALオリジナルカレンダー等紙媒体の制作、機内視聴用のオーディオ、映像編成・制作など、メディアに関する仕事を幅広く受け持っている。

例えばJALのWebサイトも、同社の大きな仕事のひとつだ。コーポレートサイトの各種企業案内はもちろん、メインサイトでは航空便の空席案内から予約、国内外のツアー案内など、国内外から膨大なアクセスを集める巨大サイトを構築・運用するという責任ある仕事を担っているのが、JALブランドコミュニケーションなのである。

加えて近年、同社が注力しているのが「Webマーケティング」に関する業務だ。JAL及びグループ内数社のWebマーケティングは、同社が担当。Web上で展開する広告や、SNSの運営も行っている。

現在156名ほどのメンバーのうち、約半数はWeb関連に従事。グループ内外の引き合いも増加しているため、Web関連部門は今後も強化していくことになるという。

「JALグループも、主業務である航空機の運航や旅客・貨物の輸送のみに留まることなく、さまざまなビジネスを展開しています。新たなビジネスを立ち上げる中で、Web分野の需要も増加しており、当社の仕事も増えているという状況です」（Web第2事業部長:秋野氏）

加えて、最近ではJALグループ「外」への営業も拡大中。
Web関連だけでも、観光・旅行業関連、学校・教育・資格取得関連など、JALグループ外企業のWebサイト案件を受注しているという。さらにはアプリ開発などもグループ外からの引き合いがあるそうだ。

JALは、経営破たんから再生し、現在は「新たな挑戦」を掲げて飛躍への道をたどっている。JALブランドコミュニケーションも、グループの一員として、これまでの業務だけにこだわらず、種々様々な挑戦を行っていくことになるだろう。

ところで、JALブランドコミュニケーションの「強み」は何なのだろうか。
ビジネス上の強みとしては、なんといっても「JALグループの一員である」ということに尽きる。同社では、1995年のオープン以来ずっとJALのWebサイトを担当してきた。そのため、大規模かつ予約システムなどとリンクした複雑なWebサイトを運用するためのスキルや経験値は、他の追随を許さない。

同社は、制作物の「クオリティ」にも絶対の自信をもっている。「読者」であるJALをご利用いただいたお客様からはもちろん、「広告主」や「依頼主」となるクライアント企業、さらには権威ある賞を授与する機関からの評判までも高い。Webコンテンツ分野では、JALコーポレートサイトが、2017年度の「グッドデザイン賞」を受賞。カレンダーや機内誌などでも受賞歴がある。同社制作物のクオリティについては、JALを利用し、機内で「SKYWARD」を手に取ったことのある方なら、なるほどと納得していただけるだろう。

「特にWebサイトでは、規模感の大きな案件を扱いますので、非常にやりがいがあります。大勢の方々の目に触れるだけではなく、その生活やビジネスにも影響を与えます。制作を担当したことに誇りを持てると思います」（カスタマーエクスペリエンス推進グループ：田貝氏）

さらに、働く社員の立場としても、JALグループの企業であることは大きなメリット。もともと企業体として大きい上に、「安全」という責務を負っているJALグループは、その性質上極めてキッチリとした教育システムを持つ。JALブランドコミュニケーションの社員も、そのしくみを利用できるのだ。

「安全教育や空港・整備場見学など、別業界から転職してもイチからしっかりと学ぶことができますので、違和感なく入ってこられると思います。また、教育だけではなく『働き方改革』にもグループ全体で取り組んでおり、他のWEB関連企業などと比べると、お休みも取りやすいですし、JALグループらしくプライベートで旅に行きやすいしくみなどもありますし、ワーク・ライフ・バランスを重視する方にもピッタリの会社です」（秋野氏）

さて、そんなJALブランドコミュニケーションの職場は、どんな雰囲気なのだろう。秋野氏によれば「なんでも言い合えるオープンな雰囲気」とのこと。元々中途採用者も多く、多様なバックボーンを持った人材が集まっているため、誰でもなじみやすく、お互いを尊重し合える社風が根付いているため、一人ひとりの意見も反映されやすいという。

取材を通じ、現場で働く社員数名にもインタビューしてみたところ「休みが取りやすい」「フラットな環境で皆仲が良い」「教育制度が充実していて、自分が興味を持ったことも学べる」などの感想が得られた。規模感の大きな仕事を多々受け持っている同社だが、社員たちは過度な緊張感を持つことなく、皆リラックスして仕事に臨めているように感じた。

今後、JALグループのWebサイトをはじめとする各種メディアの制作・運用はもちろんのこと、Webマーケティング分野でのさらなる飛躍を図る、株式会社JALブランドコミュニケーション。グループ外各社からのWeb、SNS運用、アプリ開発などの案件も増えるだろう。加えて、グループ内他部署とも連携し、複数のメディアを持つことを活かし、シナジーを得られるような「新事業」にも積極果敢にチャレンジしていくという。

「明るく、積極性を持った方と、次なる挑戦をしていきたいと考えています。今後は、より企画や提案を強化するために、新しい力が必要なのです。提案力、分析力のある方を求めています」（秋野氏）

「サイトのリニューアルなど、部署や会社をまたいだ横断的なプロジェクトが多いのも当社の仕事の特徴です。広い視点でものを考えられる方、新しい領域への挑戦を楽しめる方とともに、仕事ができたらと思います」（田貝氏）

影響力も規模感も大きなメディアに関わる仕事をしたい、という方にはまたとないチャンス。同社での仕事に、あなたの次なる「挑戦のステージ」を求めてはいかがだろうか。