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ユカイ工学株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系

国内外で注目!日本発、世界に羽ばたくユニークな家庭用ロボットの数々

上場を目指す
自社サービス製品あり

企業について

ユカイ工学株式会社は、「ロボティクスで世界をユカイに。」というビジョンを掲げ、コミュニケーションロボットなどを企画、開発、販売する会社だ。そのユニークなプロダクトの数々に、海外のメディアも注目している。

2018年1月、米ラスベガスで開催される世界最大級の家電・エレクトロニクス技術展示会「CES®2018」でも、ユカイ工学のブースには多くのメディアや企業が訪れた。出展したのは、しっぽのついたクッション型セラピーロボット『Qoobo(クーボ)』、スマートフォンアプリと連動し、離れた場所にいる家族が気軽にメッセージをやりとりできるコミュニケーションロボット『BOCCO(ボッコ)』などだ。

Qooboは、「お尻」にあたるクッション型の部分をなでるとしっぽをふるロボットで、なで方によって反応が変わるところが何とも愛らしい。2017年秋に開催されたシーテック(日本最大のエレクトロニクス展示会)に初出展した後、国内外の多くのメディアが注目。数々の雑誌や新聞、フジテレビ『ノンストップ!』、日本テレビ『ZIP!』、NHK『あさイチ』といったテレビのほか、海外のテレビでも紹介され、そのユニークな動きにキャスターが大興奮する場面もあった。

この動きこそ技術の結晶で、「開発したエンジニアがネコとイヌを飼っていて、元々個人で色々なパターンのしっぽのメカを作っていたのです」と、誕生の経緯を話すのは、CEOの青木俊介氏だ。リアルな動き、さわり心地、抱き心地、サイズや素材と研究しつくした末に、Qooboが生まれた。2017年12月に日米を対象にインターネットで注文販売を開始し、今、両国から続々と注文が寄せられているところだ。

BOCCOは、留守番の子どもや高齢者の見守りなどの用途で使うことができ、東急ハンズやロフト、イオンスタイルなどの店舗で個人向けに売られているほか、様々な企業に向けた提供も始まっている。メッセージの機能のほか、センサーで振動や温湿度から部屋の様子を察知することもできる。愛らしい見た目と、送ったメッセージもBOCCOのかわいい声で伝えてくれることが特徴で、「小学校入学前くらいのお子さんだと、本当にBOCCOが生きていると思っています」と青木氏。

QooboもBOCCOも機能面だけでなく、生活を彩る存在となっている。このようなコミュニケーションを重視した家庭用ロボットが、ユカイ工学の真骨頂であり、同社のWebサイトには、見た目も楽しい様々なロボットがズラリと並ぶ。
また、2022年3月にクラウドファンディングを行った『甘噛みハムハム』は開始3分で目標金額の100%を達成し、ユカイ工学史上最多のクラウドファンディング支援者数を記録した。
こうした自社プロダクトのほか、企業との共同開発やOEM提供、試作品製作の請負などの事業も展開している。
独自の技術と個性で、toC、toBの両方で大いに注目を集めている会社だ。

このユニークな会社を立ち上げたのは、青木氏とその仲間たち。青木氏は、東京大学在学中にウルトラテクノロジスト集団、チームラボ株式会社の立ち上げに参画し、取締役CTOを務めた人物だ。その後、イラストコミュニケーションサービス『pixiv』などを手がけるピクシブ株式会社でも取締役CTOを務める傍ら、チームラボ時代の仲間と、元々やりたかったロボットに取り組むべく、ユカイ工学を立ち上げた。

「将来必ず家庭用ロボットは普及する。でも、まだ本格的なメーカーはありません。パソコンならAppleのMacintosh、ゲーム機なら任天堂のファミリーコンピューターと、最初に普及したものがデファクトになります。家庭用ロボットで、デファクトとなり得る製品を作る余地は十分にあると考えました」。青木氏は、創業時の思いを振り返る。

工場で組み立てを担うロボットなど、産業用ロボットは既に浸透し、マーケットも確立している。だがユカイ工学にとってのロボットとは、人とコミュニケーションし、感情のやり取りが生まれるもの。「それらが活躍する場は家庭。まだ誰も成功していない難しい分野です。でも僕らは、日本人の感性は家庭用ロボットを生み出すことに合っていると思います。任天堂やソニーも、ハードウェアとソフトウェアが密接に絡む新しいユーザー体験を創ることに成功しました。そんな日本らしいキャラクター性を持ったロボットを世界に発信したいと考えています」(青木氏)。

世界を見渡しても競合はなく、「ベンチマークする企業や市場もない」と青木氏は言う。自分たちでマーケットを創出しなくてはならず、その挑戦は難しい反面、やりがいにも満ちている。「ユカイ工学は、世界のなかでもオンリーワンであるために、常に自分と戦っていくのです」。青木氏の決意だ。

国内外の展示会には積極的に出展。そこでの評判は前述の通りだ。展示会は、企業との主要なタッチポイントにもなる。企業とは、プロダクトやサービスの開発だけでなく、共同でワークショップを開催することも。一般のユーザーを対象に実施するもので、モノづくりを志向するエンジニアなどが集まる。そこでもまた、ユカイ工学の存在が知られていく。オンリーワンの会社として、同社は着実に歩みを進めているところだ

「目指しているのは、トトロの世界」と、青木氏は言う。そのココロは、「何でもできるすごいロボットがあるというよりは、色々なロボット役割分担しながら、人間と一緒に生活していく。まっくろくろすけがいて、小さいトトロがいて、大きなトトロがいるように」。昔の人は、身の回りのそこかしこに精霊が宿り、人間たちを助けてくれていると考えた。そのように、身の回りの色々な場所に健気でかわいいロボットたちがいて、生活を便利にしてくれるイメージだ。BOCCOのモチーフも座敷わらし。だから名前が「ぼっこ」であり(宮沢賢治の童話や方言で「座敷ぼっこ」と呼ぶ)、こけしや郷土玩具を想起する愛らしい姿をしている。

青木氏を含めたメンバー全員が、次は何を作ろうかと常に考えている。そのアイデアが、一つの形になるのが、年に一度の社内のアイデアコンテストだ。エンジニアやデザイナーだけでなく、営業もバックオフィス担当も含め、社員全員をチーム分けし、チームごとに新しいロボットを作って競い合う。アイデアだけでなく、試作品のロボットまで作ってしまうところがユカイ工学だ。2022年のコンテストは5月に実施。一年間の集大成として生み出したロボットを、アピールしあう。そこから次のプロダクトへとつながっていく。

今いるメンバーは、知り合いなど人の縁で入社したケースが多く、それぞれに個性と能力を持って、活躍している。「個人の尖った技が大事」と青木氏。というのも、プロダクトのコアの部分は2、3人の少人数で作るからだ。少ない人数で物事を決定し、進めていくことが重要なのだ。ユカイ工学には、尖った技が最大限に発揮できる環境がある。みんなの「尖り」が掛け合わされて、ユニークなプロダクトが生み出されていく。

そんな同社に向いているのは、モノづくりが好きで人を驚かせたり喜ばせたりすることが好きな人。エンジニアも営業も、職種を問わず大切な資質だ。そのような人にとってユカイ工学は、きっと、世界を見渡してもここでしかできない経験を得ることができる場になるだろう。

アイデアコンテストに加えて展示会も一大行事だ。毎回、文化祭のような高揚感に包まれる。英語が堪能なら、海外の展示会に行く機会もあるだろう。日米で売り出したQooboの反応は上々だ。日本発、世界を席巻するプロダクトへ。そんなプロダクトに、会社に参画できる貴重な機会が、今、目の前にある。

社員の声

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企業情報

会社名

ユカイ工学株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > IoT・M2M・ロボット

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

IT/Web・通信・インターネット系 > その他IT/Web・通信・インターネット系

企業の特徴
上場を目指す、自社サービス製品あり
資本金

1億円

設立年月

2007年12月

代表者氏名

青木 俊介

事業内容

■ ロボット/ハードウェア 開発・製造・販売

株式公開(証券取引所)

従業員数

35人

平均年齢

34歳

本社住所

東京都新宿区富久町16-11 武蔵屋スカイビル101号

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