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株式会社スペロボ

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • 不動産・建設系

家全体をIoT&AI化することで、次世代空間とロボットの共生を創造する

自社サービス製品あり

企業について

2017年10月に誕生したばかりの株式会社スペロボ。企業理念として「次世代の空間とロボットの共生を創造する」と掲げている。一見すると、この企業がこれから何をしようとしているのか、リアルなイメージが持てない。しかし同社を立ち上げた代表取締役CEOである、中村俊一氏の頭の中にはすでに明確なビジョンが描かれている。

中村氏自身は10年以上に渡り、IT業界でモバイルコンテンツ開発やスマホアプリの企画開発、ゲームプロデューサー、新規Webサービスの立ち上げなど様々なテーマに挑戦し、それぞれ大きな成果を生み出してきた人物だ。直近では2016年に株式会社ライフスポーツを設立し、スポーツマッチングアプリサービスを運用。そして今回のスペロボ立ち上げに至った。

中村氏は、なぜ同社を設立したのか?その一つのキーワードが「IoT」だ。
「例えばエアコンや洗濯機といった家電の分野では、すでに大手メーカー主導によるIoT化が急速に進展していますが、大きな課題があります。それは、使っている家電ごとにメーカーが違えば、システムも違ってしまうため、ユーザーにとっては非常に不便な状況になること。つまり家全体をIoT化するためには“空間そのものを一括でIoT化”しなければ、本当の意味での利便性や、本格的な普及につながっていかないのです。そうした課題を根本的に解決するために、私はこのスペロボという企業を立ち上げました」。(中村氏)

つまり、冒頭で触れた同社の理念である「次世代の空間とロボットの共生を創造する」ということは、言い換えれば「家全体の空間を丸ごとIoT化する」という見方もできる。
そしてその目標を実現するために、同社がタッグを組んだのが、不動産デベロッパー企業である「インヴァランス社」だ。

以前から中村氏との付き合いがあり、かつ早くから不動産の付加価値を高める取り組みとして、IoTへの投資を積極的に行っていたインヴァランス社。今回のスペロボ設立に際してインヴァランス社と中村氏がタッグを組むことによって、IoT開発~運用を内製化し、実用化へのスピードを高めようとしている。

「もともと不動産業界自体のIT化が遅れていた中、インヴァランス社は積極的にIoTに投資していました。そして彼らと協業し“株式会社スペロボ”という新たな合弁会社を作ることによって、大きなシナジー効果を生み出し、当社の理念をスピーディに実現できるチャンスがあると考えました」。(中村氏)

まだ設立間もない同社だが、先述のインヴァランス社と中村氏による合弁会社であるメリットを活かして、同社が持つIoT技術を取り入れた新築マンションが都内で500室ほど、供給されているという。そのベースとなる技術が、『alyssa.(アリッサ)』という不動産領域の総合プラットフォーム。それをベースに、「IoTのゲートウェイ」としての機能を開発することによって、様々な通信規格や制約に縛られずに、入居者の誰もが簡単に空間を一括管理・操作できる世界を実現しようとしている。

「現在、お風呂のガスや電気、エアコン、ドアの鍵の開け閉め、テレビ、床暖房、照明などに関しては、すでにこのゲートウェイによって一括コントロールできるようになっています。今後はドアフォンや室内カメラ等、家のあらゆるモノや機能に対象範囲を広げ、ゆくゆくは空間全体をIoTでコントロールできるようになる予定です」。(中村氏)

つまり外出先からも「スマホアプリ一つ」で家の中のあらゆる家電・電気・ガス・水道・セキュリティをコントロールできる世界が、もう目の前まで来ているということだ。同社では、さらにその次の段階を見据えている。それは「AI」による完全自動化だ。

「IoTはあくまで入居者の操作によってモノをコントロールしますが、AIを導入することで、入居者のライフスタイルや要望にマッチした、快適な生活環境を自動で実現する世界を作ることができます」と中村氏が語るように、AIが導入されれば、まさに昔私たちが思い描いていた未来の生活が現実のものとなる。しかし現在、そうした世界を実現するためには様々なハードルがあり、中村氏自身も明確なゴールを描き切れずにいるという。

「一人ひとりの価値基準が大きく違うので、一言で“便利になる機能”といっても、それをAIがどう学習し、設計していくのかが難しい。それに車の完全自動運転のように、すべてAIに判断や操作を委ねることに対しては安全性やセキュリティ等の問題が完全に払しょくされていないため、その点も大きなハードルとなっています」。(中村氏)

そこでPoC(コンセプト検証)として、同社ではAIを実験するモデルルームであるAIホームを東京の港区に2箇所用意。実際に同社のメンバー自身が順番に住んで、AIに対するインストールを行なっている。現在は「照明の自動オンオフ」「カーテンの自動開け閉め」など、様々なテーマで検証実験を行っているという。

IoTを一般化させることと、AIのさらなる進化に取り組むことによって、次世代空間とロボットの共生を創造することにチャレンジを続ける同社。その背景には、中村氏が持つ強い信念がある。

「これまでもそうでしたが、私が仕事に対して求めるのは“未来につながる仕事しかしたくない”という点。時間と労力をかけるのなら、ワクワクするような楽しい気持ちで、世の中の人のためになる画期的な成果を生み出したい、という思いをいつも持っています」。(中村氏)

これから本格的なスタートアップを迎える同社には、続々と中村氏や同社の理念に共感したメンバーがジョインしている。

「彼らはビジョンを共感しているだけではなく“視点”、“マインド”、“行動力”の三点において、高い志を持っています。だからこそ、彼らと共に未来につながる仕事ができるスペロボは、私が思い描く理想の企業になると確信しています」。(中村氏)

そして今後ジョインするメンバーを含め、理想のチーム・企業にしていくために中村氏が社員に提供しているのは「自分たちで決める」という風土。一つひとつの案件・テーマを決めることも、福利厚生や働き方も、就業規則さえも、基本的には社員自身が議論して決めていくことに従っていくという。

現在、フレックスタイム制を導入し、毎週火曜と木曜は在宅含め、どこで働いてもOKなど、すでに社員自身が自分たちにとってベストなワークスタイルを築き、のびのび活躍している。

最後に、同社が未知の領域に挑戦しながら、どのようなビジネスモデルを描いているのか、中村氏に伺った。

「新築マンションのIoT化・AI化によって利便性を高めることは、不動産としての付加価値をも高めることになります。その結果、より高収益を生み出し、マネタイズしやすいビジネスモデルを、比較的容易に築くことができるのです。先ほど触れたように不動産業界は、他の業界と比べてもIT化がかなり遅れています。すなわち、それは“成長の伸びしろがある”ということの裏返しでもあるため、私たちが持つ高度なIT技術力を不動産に持ち込めば、自ずとビジネスとしても成功できる確率が高いということです。今まで当たり前でなかったことを次々と当たり前にしていくことによって、当社が手掛けるビジネスを軌道に乗せつつ、社員全員が楽しみながら未来を創っていく企業にしていきたいですね」(中村氏)

誕生からまだ半年、今後の同社の発展を楽しみにしたい。

企業情報

会社名

株式会社スペロボ

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

不動産・建設系 > 不動産賃貸・仲介・管理

企業の特徴
自社サービス製品あり
資本金

1,000万円

設立年月

2017年10月

代表者氏名

中村 俊一

事業内容

IoT全般の設計・開発事業
IoT受託開発事業
AIホームの企画・開発事業

株式公開(証券取引所)

従業員数

5人

本社住所

東京都渋谷区渋谷2-9-8 日総第25ビル 3F

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