店舗接客のデジタル化で新たなチャンスを生み出す「おもてなし革命」
▼事業:
<チャットコマース事業>
チャットコマース『Zeals(ジールス)』とは、「ネットにおもてなし革命を!」をコンセプトにした、ユーザーがAIと会話しながら商品を購入したり予約したりできるサービスです。
ユーザーはLINEやFacebookなどのチャットアプリを通じ、従来は実店舗に限られていた接客体験を、Webやアプリケーション上で体験できます。チャットボットによる“ヒアリングファースト”な接客体験により、通常のLP(ランディングページ)と比較して約5倍の購買率向上を実現。旅行、化粧品、サロン、金融業界などに幅広く導入頂き、約350社のお客さまの売上増をお手伝いしています。
導入例
・HIS様、リクルート様、KIREIMO様、富士フィルム様、コーセー様
・メッセージ開封率72%超・アクション率20%超・CVR5%超
・メルマガやWebサイトに比べ10倍以上の効果
・広告による潜在層の集客とそこからのナーチャリング・引き上げが可能
・個々のユーザーに合った商品の提案が可能
<接客DX事業>
チャットボットをコアとして、ビデオツール等お客さまの課題に応じた手法を組み合わせ、実店舗での接客をデジタル空間で実現する一気通貫したサービスです。AIと人のハイブリッドにより最適化された接客体験をユーザーへ提供することで深いインサイトやニーズ、悩みに応えます。
導入例
HIS様に提供した接客DXでは、チャットボットの会話をCRM(顧客管理システム)で一元管理・分析することにより、有人チャットとビデオ接客の質向上に貢献しました。さらに、コミュニケーションデザインの専門チームがウェブサイトを閲覧したユーザーをビデオ接客に促すまでの流れを設計し、これまで店舗を利用していた40代~60代の顧客のビデオ接客利用が急増するなど、新たなオンライン接客の場づくりに貢献しています。さらに、自動車業界初の取り組みとして、全国にあるトヨタ自動車約280社5,000店舗の自動車販売会社の接客DX推進に向けた取り組みを加速させています。
▼今後の展望:おもてなし革命を、世界に届ける
私たちは、「おもてなし革命で、日本をぶち上げる」をビジョンに掲げています。おもてなし文化をデジタル化、つまり実店舗でのリアル接客・おもてなし文化をオンラインで再現することが、日本の産業を明るくする鍵を握っていると思います。
日本国内のBtoCの商取引のEC化率は7%といわれています。自動車業界を例にしてもEC化率が1%以下と、まだまだこれからの市場です。仮に5%までネットで車を買う人が増えると、1兆円弱のマーケットが生まれます。私たちは、チャットコマースと接客DX事業で、自動車、化粧品、金融、不動産など業界ごとにオンライン接客を広げ、日本が誇るおもてなし文化に新たな人と人とのつながりを創造します。ジールスが求めるのは、「誰かのために本気になれる人」です。コロナ禍、非接触・非対面が当たり前となったニューノーマルな時代に、店舗接客のデジタル化を通じてチャンスを増やし、「おもてなし革命」を推進していきましょう。
日本の「おもてなし精神」をデジタル空間で実現し新しい接客の形をつくる
ジールスは、代表の清水が大学在学中に「日本をぶち上げる」というミッションを掲げ、2014年4月1日、数名の仲間とともに創業した会社です。社名の“Zeals”は、“熱狂・無我夢中”といった意味を持っています。
当時、革新的な存在として登場したコミュニケーションロボット"Pepper”のコンセプトに胸を打たれ、ロボットの会話エンジン開発に着手。かつて1700年代に手織機用のローラー付きのシャトル "wheeled shuttle"の登場により産業革命が興ったように、コミュニケーション・インターフェイスの進化の先に次なる産業革命があると確信し、開発を進めました。
そして2016年4月、FacebookがMessengerのプラットフォームを世界に同時公開したタイミングで、それまでロボットの会話エンジン開発で蓄積したノウハウを投入し、わずか1か月という短期間でMessenger向けのチャットボットフレームワーク『BOT TREE』をローンチ。1年間で400社を超えるクライアントに導入いただきました。さらに2017年5月に現在のチャットコマース『Zeals』の前身となるサービス『fanp』をリリース。翌年には、代表の清水がフォーブスの「アジアを代表する30才未満の30人の起業家」(正式名称 : Forbes30 Under30 Asia) のエンタープライズテクノロジー部門にノミネートされました。
従来はカスタマーサポートの場面で使われてきたチャットボットを、マーケティングや商品購入に応用したチャットコマース『Zeals』は、リリースから1年半で売上が5倍になるまで成長。エンドユーザーは300万人を超え、チャットコマース市場においては国内最大規模まで成長しました。
そして2020年、日本だけでなく全世界を襲ったのが新型コロナウイルス感染症による経済活動の停滞です。実店舗をメインに売上を立てていた企業が不況に陥るなか、Eコマースの分野でAIチャットボットの技術を磨き続けてきた私たちに出来ることを考えた結果、行きついたのがリアル店舗の接客をデジタル空間で実現する『接客DX(デジタルトランスフォーメーション)』でした。
接客DXは、クライアントの課題を解決するため、チャットボットをコアとして予約や購入までのプロセスを一気通貫で改善します。AIによるコミュニケーションを中心に接客プロセスを最適化し、「新しいオンライン接客の流れ」を実現させます。
チャットコマース事業も、接客DX事業も、本質は日本のきめ細かい「おもてなしの精神」をいかにデジタル化するかです。今後も、オンライン接客需要は加速していくでしょう。日本が世界に誇るおもてなし文化をオンライン接客で実現するため、テクノロジーを活用した挑戦を続けています。
※2019年9月13日に旧サービス名『fanp (ファンプ)』から『Zeals(ジールス)』にサービス名を変更しております。
「日本発世界一」一人ひとりの意思が躍動し、夢と活気あふれる社会の実現へ
私たちは、昨今の技術進化やグローバリゼーション、自然災害、現在進行形の新型ウイルスの流行など予測不能な時代を生きています。
熱狂できない仕事から人々を解放し、所属の枠を超えてひとり一人がテクノロジーに熱狂することで、ワクワクする新たな産業を想像する。そんな世の中を創りたく、ジールスという会社を起業、世の中に対して最速で新たなテクノロジーやチャレンジを創出してきました。
これらの根幹にあるのは、コミュニケーションの可能性への信頼です。ジールスがこれまでテクノロジーとUXの二軸で磨いてきたコミュニケーションサービスは、AIと会話しながら買い物ができるチャットコマース事業、リアルな接客をデジタル空間で実現する接客DX事業に発展しています。
数名ではじまった組織も、150名を超える規模になりました。スピード感を持って誰かのために本気になれる仲間を求めています。
AIと人による総合ソリューションにより、人が幸せになる価値あるサービスを届けたい。デジタルと人が融合できるサービスを構築し、上場や海外展開も視野に入れながら「人を活かせるビジネス」に注力していきます。おもてなし革命で、日本をぶち上げる、日本発世界一の取り組みで、ワクワクと幸せで溢れる社会をつくっていくのが私たちの使命です。ジールスは、テクノロジーを通じて新たな人と人のつながりを創出し、世界に通用する革命を起こします。共に、一人ひとりの意思が躍動し夢と活気あふれる社会をつくりましょう。