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株式会社エピック

  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系
  • IT/Web・通信・インターネット系

テレビ・CM・映画業界出身の社長が立ち上げた映像制作会社。遊技機を中心に幅広く展開

企業について

株式会社エピックは、遊技機開発に強みを持つ映像企画制作会社だ。独自のコンテンツ開発にも積極的に取り組むなど、遊技機以外にも幅広く映像分野に携わっている。

創業社長の森安 謙介氏はテレビ局のCG部門の出身だ。デザイナーとしてテレビ番組のオープニングの制作などを手がけた後、フリーランスに。いくつかの会社の立ち上げにも参画しながら、自分自身の腕を頼りにテレビ、CM、映画、PVなど数々の映像制作に携わり、デザイナーから次第にディレクター、プロデューサーへと活動の幅を広げてきた。そのなかで、あるとき遊技機の映像制作を、デザイナーの教育も含めて依頼したいという話が舞い込んだ。そのプロジェクトを成功裏に終え、そのままそのメンバーとともに遊技機の映像を手がけるうちに、次第に遊技機の世界で知られた存在になっていった。そして2014年に自らが社長になり、「チーム森安」とも呼ぶべき自ら育てたメンバーとともにエピックを設立した。

森安氏率いるチームが遊技機の世界で頭角を現したのは、豊富な映像制作の経験をベースに、遊技機の発想を超えた斬新な制作物を生み出してきたからだろう。詳細は明かせないが、遊技機の限られた空間の中に、巨大スクリーンに使うような技術を応用することもあるという。他社にはできない離れ業だ。

「お客様には遊技機の『開発会社』ではなく、開発もできる『映像会社』と認識してもらっていると思います」。
森安氏は言う。

実際、特に演出上重要な、クオリティーを追求される部分でエピックの力が必要とされるケースが多い。エピック側も、遊技機の液晶開発の企画から制作までを丸々手がける充分な技術と経験はあるが、あえてクオリティーを追求する部分の制作に特化する戦略をとる。そこが、少数精鋭の同社が最も強みを発揮できる部分だからだ。

「例えば、バージョンを重ねているヒットタイトルは、市場の期待も大きく、常にその期待を上回る新たな表現が求められます。新しいタイトルに取り組むときも、メーカーは試行錯誤します。そんなとき遊技機メーカーは、新しい発想を期待して当社に『何かないですかね』という依頼をしてきます。そのような問いに対して、我々は常にプラスアルファの驚きを提案しています」。(森安氏)

その関係は、クライアントと下請け制作会社では決してない。映像制作のプロフェッショナルとして頼られ、対等なパートナーとして遊技機メーカーとともに遊技機の新たな可能性を提示してきたエピック。業界で異色の存在感を発揮している。

エピックの活動は、遊技機業界だけに留まらない。社長の森安 謙介氏の名前を検索すると、出てくるのは映画『オー・マイ・ゼット!』。2016年秋に公開された、コントグループ「東京03」の角田 晃広、ともさか りえなどが出演したホラーコメディだ。この映画を製作したのもエピック。森安氏がプロデューサーとして企画、原案を出し、資金面と制作全般を取り仕切った。エピックにとって日々の利益を生み出す主力事業は遊技機だが、未来への投資の意味合いも込め、資金と人材を常に遊技機以外の分野にも投入している。その一つが『オー・マイ・ゼット!』だ。

エピックの挑戦はこれだけではない。昨年のプロダクションEXPO(リード エグジビション ジャパン社が主催する制作会社の展示会)に出展して注目を集めたのが、3Dホログラムを使った作品だ。ピラミッド状の鏡面で囲んだ真ん中にフィギュアを配置。フィギュアの上に3Dホログラムで投影された映像が重なり、刻々と姿を変える幻想的な作品だ。

「VRの展示が多いなかで3Dホログラムを出展したのは当社だけ。イベントやPRに使いたいと、色々な会社からお声がけをいただきました。まだテスト段階で、今回はコスト面で見合わず実現しなかったのですが、今後、サービスとして展開できるスキームは作りました。このような新しい技術への挑戦とそれをビジネスにつなげる活動を、これからも積極的に続けたいと思っています」。(森安氏)

そして今、エピックが注目しているのはMR(Mixed Reality=複合現実)だ。世の中はVRブームだが、エピックは仮想と現実が融合する技術であるMRに将来性を感じ、実用化に向けて準備を進めている。

「VRの用途は主にゲームか教育になりそうですが、MRは小型化すれば日常生活で使えます。特にスマートフォンに置き換わる可能性が高いと思っています。眼鏡状に小型化されたものをかけて街を歩けば、見るもの全てがインタラクテイブコンテンツになったり…。今はまだ先の話ですが、通信会社が扱うようになればすぐにMRは普及するでしょう。そうなったときにすぐコンテンツを提供できるよう、準備を進めたいと思っています」
と、森安氏は楽しそうに語る。

アイデアは縦横無尽に広がる。遊技機事業で得る安定的な収益は挑戦の元手になり、同時にあの小さな筐体の中で技術を駆使して展開する表現が、新たな発想にもつながる。遊技機とそれ以外の映像制作が互いにシナジーを生む。エピックはその両輪で挑戦を続ける。

このような会社であるため、エピックが求める人物も、決して遊技機業界の経験者やパチンコ愛好家ではない。むしろ森安氏のようにテレビなどの映像を作っていた人のほうがいいという。加えて高い意欲も必須だ。

「デザイナーでも、いずれはディレクションをやりたいという意欲的な人。そのような人が活躍する場はいくらでもあります。今、当社がやっている映画やMR、3Dホログラム自体に興味がある人よりは、このような挑戦に共感し、一緒におもしろいことをやろう・自分もどんどん新しい技術に挑戦しようという人がいい」
と森安氏は言う。

志も重視する。
「なぜデザイナーを目指したのかが明確な人。僕は、アメリカで映画のオープニングを専門に作っているカイル・クーパーに憧れてデザイナーを志しました。彼のすごさは、オープニングの1分半の中に2時間分の本編と同じ重みを表現すること。彼のようなデザイナーになりたくて、でも映画の世界に入るのは難しいのでテレビ局に入ったのです。今もその思いは変わりません。そのような気持ちを持つ人が、当社でも力を発揮できると思います」。(森安氏)

経験豊富で「生きた教科書」である森安氏は、人を教え、育てることにも並々ならぬ意欲を持つ。例えば遊技機の映像制作に使うソフト、Adobe社のAfter Effectsのチュートリアルサイトの立ち上げに携わり、積極的に事例を発信。不特定多数のユーザーに技を伝授している。社内でも遊技機初心者のために、ステップを踏んで学べるオリジナルのプログラムも用意しているほか、社員とは月に一度、必ず面談をする。スキルアップやキャリア形成など様々な話をし、アドバイスも惜しまない。また毎月一度、メンバー全員での食事会を森安氏自らがセッティング。仕事を離れたコミュニケーションにも目を配る。こうして成長を後押しし、みんなでおもしろいクリエイティブを、おもしろい世界を作ろうとしているのだ。

遊技機以外の挑戦も多いが、もちろん本業の遊技機もおもしろい。After Effectsを駆使し、あの小さな空間に人を惹き付ける映像世界を展開する。もし「遊技機」にためらいを覚える人がいたら、食わず嫌いでいるのはもったいない。

森安氏は言う。
「私も、元はパチンコには興味がありませんでしたが、今は、ホールで打つ人が、自分たちが作った映像にエキサイトしている姿を楽しむようになりました。TVやCMと違って、目の前で直接的な反応を見られることはやはり嬉しいですね」

そんな遊技機ならではの手応えがあり、多彩なスキルも身につく。この会社で得られるものは多いだろう。

募集している求人

クリエイティブ職(ゲーム/マルチメディア)の求人(2件)

企業情報

会社名

株式会社エピック

業界

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > ゲーム・エンタメ

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > その他マスコミ・エンターテイメント・メディア系

IT/Web・通信・インターネット系 > AR/VR/MR

資本金

500万円

設立年月

2014年11月

代表者氏名

代表取締役 森安 謙介

事業内容

遊技機企画・開発
映像制作
映画企画・製作
アプリケーション企画・開発

株式公開(証券取引所)

非上場

主要取引先

株式会社ラピス 株式会社サクセス イートレックジャパン株式会社 株式会社イクリエ 株式会社コンポジション 株式会社ギャンビット

従業員数

6人

本社住所

東京都台東区台東2-7-4 和田ビル本館401

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