コンテンツ制作の現場で鍛えられた、“プロのクリエイター”が集結
株式会社shiftkey(シフトキー)は、メディアプランニングやコンテンツディレクション、Webサイトの構築などを行う企業だ。編集プロダクション大手「株式会社ケイ・ライターズクラブ(KWC)」の100%子会社として2016年4月に設立された。ケイ・ライターズクラブは書籍の制作で多くの実績を誇るが、同社は20年近くWeb制作も行っており、多くの実績を積み重ねてきた。
shiftkeyは設立1年ほどのスタートアップ企業だが、全スタッフがKWC出身のため、多数の顧客を引き継いでいるのは大きな強み。すべての制作メンバーが豊富な経験を持つため、入ってくる案件に対して常に高いレベルで期待に応えることが可能なのだ。クライアントの業界は、メーカーや飲食業、新聞社、大学など実に幅広い。社内に営業担当者も置く一方で、「制作過程や制作物が営業ツール」というのが同社の理念。クライアントともにメディアを作っていく中で信頼を獲得していくことを重視している。「世に出たものが高い評価を受ければ、それが起点となって新たな顧客とのつながりが生まれる」その思いが業務の根底に流れている。
shiftkeyには編集・ライタースキルを持つコンテンツディレクターが所属し、社内でコンテンツ制作も行えるため、Web制作担当でも希望があればライティングや取材、撮影などのクリエイティブ業務に携わることができる。これは大きな魅力の一つだ。
クリエイターがプランニングやマネジメントも担い、メディアの品質を担保
Web制作部門では、大小さまざまな案件を取り扱っている。例えば1ページもののスペシャルコンテンツなどのほか、サイト一式のリニューアル、新規立ち上げまで何でもこなす。場合によってはベンダーと組み、大規模なECサイトの構築、アプリの開発なども行っている。基本業務はWebサイトやコンテンツの制作だが、単にオーダーに従った制作を行うのではなく、「どうすればクライアントと、その先にいるエンドユーザーがハッピーにできるか」を考え、企画や改善の提案を行っていくスタイルだ。
コンテンツ制作では、ライティングだけでなく取材、撮影、編集など業務の幅も多岐にわたる。必要に応じて外部のベンダーやクリエイターに発注することもあるため、クライアントと外部リソースの“ハブ”として、ディレクション業務にも携わる。
今後は、さまざまな問題を抱える地方自治体にも目を向け、メディアを通じた課題解決で社会貢献していく活動も視野に入れている。地方自治体はメディアを必要としながら活かしきれていないケースが散見される領域であるため、プロの視点から地域活性化をプロデュースし、狙い通りの効果を達成するクリエイティブや設計の提案を行っていく方針。2017年1月には、地方創生メディアの現場の取り組みを伝える自社メディア「Locomedian(ロコメディアン)」もローンチした。
Webのトレンドはその時その時で変化して行くものだが、shiftkeyの場合、メディアとは「誰かのために、何かを伝えるもの」という本質からとらえ直すポリシー。受け手が誰であり、送り手はどのように伝えたいのか、指向する目的を満すことのできる高度な質・価値を備えたクリエイティブが、時代を超えて生き残っていくと考えているのだ。そのため、メディアそのものについて常に最上流の設計から考え、当所の設定目標を超えていくことはもちろん、クライアントの期待を上回るメディア戦略を提案し、自社の発展ばかりでなく業界全体の未来も築いてきたいという志を抱いている。まだ船出したばかりの企業とはいえ、実力派が揃い、実績も数多いため、一緒に新しいことにチャレンジし、「人に喜ばれ、自分も楽しくなれる」、そんな作品づくりに集中できる環境だ。
「積極的に口を出す人」が重用され喜ばれる、とてもオープンな組織
shiftkeyが掲げる理念として、“ココロ、シフトする”という言葉がある。最適なプランニングを通じてメディアをプロデュースし、クライアントの価値を“シフト”する。独立前のコンテンツ重視の方針から、独立を契機にテクノロジーを含めたトータルなメディアプロデュースを行い、「ココロ、シフトする」を考えていく集団を目指す。UI/UXはもちろん、最新の技術やインターフェース、ソーシャルを含めたプロモーションなど、メディア全体で感動や驚きを提供する集団となることが目標だ。そのため、開発スタッフからも積極的にアイデアを募り、コンテンツの内容に関与することも歓迎される。時には取材やインタビューにも加わっていくようなコミットは大歓迎だ。
企業風土としては、とても自由度が高いのが特徴。上司や部下、先輩・後輩の垣根はほとんど無く、良い意味でとてもフラット。平均年齢は30歳で、男女比は男:女=4:1。組織体制は、管理職はディレクター職(一般企業の課長・係長に相当)のみで、あとは一般スタッフという構成。勤務時間は基本的に10時出社としているが、裁量労働制を採用し各自の進捗に応じて柔軟に対応している。定例のミーティングなどは行なわず、必要な時に適宜行われるスタイルだ。人事制度や教育制度などは設立間もないため固まったものはないが、今後、組織の拡大とともに資格制度を設ける予定。評価の基準は、売上金額とジョブディスクリプションで裁量を任される業務内容による。
休日・休暇は土日休みの完全週休2日制で、それ以外に夏・冬の連休、リフレッシュ休暇などを完備している。産休・育休は、まだ該当者が発生していないものの、母体のケイ・ライターズクラブの制度を踏襲する方針。また、定例の社内行事などは特に実施されていない。
shiftkeyでは、一人ひとりのクリエイターが、言わば「製品」そのものとなる。クリエイティブやメディアに対するスキルや知識がそのまま「製品」であり財産になると考え、各自が意欲的に知識を吸収し、仕事に活かしていく。そのために必要な資格取得やセミナー参加も積極的にサポートする方針だ。そんなクリエイター集団の中で自分を磨き、スタートアップというチャレンジングなフィールドで実力を発揮したい。そんな意欲を真正面から受け止めてくれる企業だ。
株式会社 shiftkeyの社員の声

30代後半
2008年04月入社

30代前半
2014年01月入社

30代後半
2017年04月入社