特殊照明機材の輸入販売を通じて空間演出のあらたな可能性を提案!
コンサートやクラブ、イベント、展示会などで用いられる特殊照明機材の輸入販売を行う有限会社プライムシステム(PrimeSystem CO.,LTD)。マドンナやマルーン5、コールドプレイといった有名アーティストのイベントで採用された実績もあるドイツ製レーザー「ARCTOS(アークトス)」をはじめ、日本のクラブシーンでも数多く取り入れられているLEDムービングやストロボ、スモークマシーンなど舞台照明装置も幅広く取り扱っている。
昨今では「泡パーティー」や「泡フェス」、「バブルラン」など、泡まみれになって楽しむイベントの様子がテレビやメディアでも取り上げられたが、国内で開催されている泡パーティーの約8割で同社が取り扱う泡マシーンが採用されているようだ。
時代の流れとともに常に新しいアイデアや技術が求められる空間演出の影の立役者として携わってきた同社では、海外製品の販売代理店として最新鋭の機材を取り扱うのはもちろん、導入に際しての相談やトラブル・故障時の対応まで、製品のブランド価値を高めるための一貫したサービスにも積極的に取り組み、業界の発展に寄与してきた定評のある会社のひとつだ。
また取り扱う機材が特殊なため、コンサートやイベントなどの企画・開発段階から携わる機会もあり、コンテンツ制作、機材の設置・運用、空間演出までワンストップで手がけられるのも同社ならではの強みだろう。
2013年12月からは、業界内でもいち早くLEDディスプレイの取り扱いをはじめ、照明・映像を用いた空間演出のあらたな可能性を提案し続けている。
海外取引を強みに学生起業家からスタート。商機を捉えたビジネスで発展!
2003年8月の設立より14期目を迎える有限会社プライムシステムは、代表取締役の日比 義之氏が大学3年生のときに着手した海外商取引にその歴史ははじまっている。同社で運営するECサイト「ラケットショップスマッシュ」のテニスラケットも、創業時から取り扱っている商材のひとつで、商品の仕入れから在庫管理、店舗開発に至るまで、学生起業家からスタートして現在に至るまでのあらゆる試行錯誤がノウハウとして生かされている。
たとえば、スポーツ用品が比較的安く手に入るアメリカのスポーツ用品小売業に着目し、現地の問屋と直接取引する並行輸入で商品を安く仕入れることを可能にした。また在庫をリスクとして捉える日本のビジネススタイルとは対照的に、大量に安く仕入れることで価格が最大のポイントとなるインターネット通販で成功をおさめ、店舗開発との両輪でビジネスを成功させてきた。
さらに並行輸入品を取り扱う同業他社の多くがランニングシューズやスキー、スノーボードなど取り扱うアイテム数を過剰に増やして廃業してきた一方で、利益の出るテニスラケットだけに絞ってビジネスを展開させてきたのも冷静な視点でビジネスを捉える日比氏のセンスに拠るものだろう。
あたらしいビジネスの柱としてまったく違う分野の特殊照明機材を取り扱うようになったのは2007年のこと。ドイツに本社のある「ARCTOS」も中国に製造の拠点を持つ舞台照明機材のメーカーなども、すべて直接取引でビジネスとして結実させてきたのが日比氏の手腕であり同社の最大の特徴だろう。
現在は東京オリンピックの開催へと向けた多彩なイベント、展示会を商機と捉え、日比氏が代表を務める関連会社の株式会社ライトリンクジャパンとともに、中国・深圳に本社のあるライトリンク社製のLEDディスプレイをあらたな商材に加え、照明・映像機材の総合販売代理店としてあらたなステージへと移行するタイミングを迎えている。
2017年東京事務所を開設。インターネットを活用してビジネスの加速を!
2017年には有限会社プライムシステムは大井競馬場のある品川区勝島の東京倉庫に新たな拠点となる事務所を設立した。ビジネスを次なるステージへと引き上げる東京オリンピックの開催を視野に入れた先行投資で、ゆくゆくは倉庫に製品をディスプレイしてショールームとして公開する予定だ。
現在は代表の日比氏と、「ラケットショップスマッシュ」の運営に携わって来たスタッフと2名体制で照明・映像機材を取り扱っているが、ホームページ上の商品紹介をはじめ、ITを活用したアフターサービスの充実など、ビジネスを加速させるためのインターネットの活用が急務とされている。
既存WEBページの見直しから、商品のブランド価値を高めるために必要なツールの開発など、WEBデザイナーに期待される仕事の裁量は大きく、照明・映像機材といったユニークな商材を取り扱う同社で、自身のスキルを生かしてチャレンジできる絶好のタイミングだ。
学生起業家としてイチからビジネスを成功させてきた日比氏と膝を付き合わせながら仕事ができるのも最大の魅力のひとつで、自分の仕事が会社の発展にそのまま反映される実感は、何にも代え難いやりがいにつながるだろう。
テニスラケットを扱って来たスタッフが工具を駆使して照明機材のメンテナンスを担当していたり、日比氏自身がフォークリフトを操作して商品の出荷、在庫管理をしたりと、少数精鋭の時期だからこそ学べることも多く、職域に縛られない自由な働き方が出来そうだ。
同社が取り扱う照明・映像機材は、東京国際展示場や幕張メッセ、都内のクラブでも長いところでは導入から10年間にわたって愛用されている商品もあるようで、口コミや紹介が今なお重視される業界内で着実に信頼と実績を積み重ねている。また各種イベントの映像演出を手がける大手企業との取引実績も数多く、東京オリンピックの開催へと向けて飛躍的にビジネスが拡大する可能性を秘めた今まさに注目の企業のひとつだ。