転職サイトGreen(グリーン)
ログイン会員登録
転職サイトGreen(グリーン)

勤務地

年収
ログイン会員登録
企業トップ画像
企業トップ画像
企業トップ画像

フェアネスコンサルティング株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • コンサルティング・リサーチ

「社員第一主義」の徹底が、強みの源泉です。

企業について

フェアネスコンサルティング株式会社は、「経営」「IT」「キャリア」、この3つの事業領域の融合と深化を図る、日本で唯一のコンサルティングファームである。
同社は、創業当初からの、経営コンサルティング、キャリアコンサルティングに加えて、現在ではインフラソリューション、SAPソリューション、DXソリューションからなるシステムビジネスを展開している。メガバンクをはじめとした金融業、自動車メーカーや飲料メーカーといった製造業のほか、流通・サービス業など、多様なエンドユーザーの基幹システムや業務システム開発に携わっており、企画、要件定義、設計といった上流工程から開発、導入、運用・保守まで、トータルに対応している。
「インフラソリューションでは、Windowsをはじめ、Linux(RedHat)、UNIX(Solaris)、HP-UX、AIXなど、サーバ、ネットワークの設計・構築・運用サービスを提供しています。最近では、特にAWSやGCP、Microsoft Azureなどのクラウドサービスに注力してビジネス展開しています。SAPソリューションでは、R/3導入支援に加えて、最近ではS/4 HANAへの移行など、上流工程から、ABAPによるカストマイズ開発まで幅広く行っています。
今回のコロナによる影響もあり、これらの業務はほぼリモートワークで対応しています。」(代表取締役・小名木 智宏氏)

世の中に数多くあるシステム企業と異なり、同社は新たな会社の在り方を模索している。
「今回のコロナ禍で露呈したように、個人と会社の関係が改めて見直されています。
いつ、いかなる災害、疫病などが私たちの生活を大きく脅かすのか、先が見えない状況で、今までと同じく、平和で平穏な明日があるか、誰も保証できない。
会社も同じです。昨日まで我が世の春を謳歌していた企業が、今回のコロナ禍により倒産の危機に瀕している。
そんな中で、一日一日を、当社の社員には充実した日々を送って欲しい、と心から思っているのです。やりたくない仕事、いやいや押し付けられた仕事なんかをやっている時間はありません。」

同社は、「ワークライフバランス」を創業当初から重視してきたという。
「学校を卒業し社会人になった時期、その後、30代、40代となるにつれ、結婚、子供の誕生など、それぞれのライフステージにおいて、仕事の位置づけ、ウェイトも変わるはずです。」
通常、その企業にITエンジニアとして入社すれば、よほどのことがない限り、職種転換は難しいであろう。
「これからの社会を考えたときに、経営とITとは不可分の関係にあります。ITエンジニアだからといって、業務は分かりません、経営は分かりませんでは済まない時代なのです。
当社では、上級コンサルタントからジュニアエンジニアまで、9つの等級定義を設定し、より上位の業務に携われるよう、毎年、目標管理面談を実施し、社員のキャリアアップを全面的にバックアップしています。
私自身もそうですが、キャリアコンサルティング資格をもった社員が、社員個人がより適切なキャリアに進んでいくことを会社をあげて支援しているのです。
そのため、元々は運用オペレーション業務の経験しかなかった社員が、ステップアップしていき、現在では上流工程であるシステム設計、構築を担務しています。さらに、今後、業務コンサル、経営コンサルとステップアップしていくことが、当社では可能です。それが、経営、IT、キャリアの3つの事業展開を図っている当社の、最大の強みなのです。」

「顧客第一主義」を掲げる企業が多い中、フェアネスコンサルティング株式会社は、「社員第一主義」を掲げている。とはいえ、決して顧客対応を軽んじているわけではない。「顧客に最高のサービスを提供するのは社員であり、社員自身が幸せでなければ、顧客満足につながるサービスの提供など不可能」だと考えているからだ。

この考え方は、事業戦略にも反映されている。同社は、特定の顧客や、SIerとあまり深い取引関係にならないようにしているという。一般的には、大手の顧客と大口取引したり、SIerの系列下に入ることは、経営上の安定性を得るメリットがある。しかし、その代わりに現場では、社員が意に沿わない業務を押し付けられたり、理不尽な要求を飲まざるを得ない状況に陥るケースが多く、IT業界でのメンタルヘルスは大きな社会問題だという認識があるからである。

特に日本では、「お客様は神様」という風潮が強く、明らかに顧客側に非があってもそれが通ってしまったり、元請のSIerのプロジェクトマネジメントの問題にもかかわらず、現場のエンジニアに責任が転嫁されたり、「フェアではない」状況がよくある、と小名木氏は語る。
「100歩譲って、1日、2日だけであれば、理不尽なことでも社員に受け入れさせることは出来ます。
世の中、そんなキレイごとだけでは成り立たないし、私も会社員時代は、大手SIerで1,000人規模の大プロジェクトを担当していたこともあり、顧客側の論理も、現場での様々な葛藤もイヤというほど理解しています。
ただし、それでも限度があります。
2ヶ月も3ヶ月も何ら改善がなされないまま、理不尽がまかり通り、現場の社員にしわ寄せがいく。そんなプロジェクトであれば、当社は出来る限り早く社員を引き揚げることにしています。」

経営の安定性を犠牲にしてでも、社員を守ることを一義にしているわけだ。
「そんなのは、長続きしないですよ。
社員のメンタル、体調を壊してまでやってもらう仕事は、当社にはありません。
心身共に健康で、何ら憂いなく、社員が元気に前向きに出来る仕事。そういう仕事を当社では行っているのであり、そういう社員が活躍しているからこそ、顧客に対して真にベストなサービスを提供できるのです。」

また、今後の事業戦略についても、注力業界や分野というものは特に設けていないという。その理由も社員第一主義にある。
「社員が力を発揮できるプロジェクト、携わってみたいと思う分野、技術を尊重したいので、会社の方針として『これをやりなさい』という押し付けはしていません。そのため、少なくとも年に1回は、社員とじっくり今後のキャリアについて相談しているのです。5年後、10年後、何をやっていたいか、なども聞いています。その中には、個人として飲食業をやってみたい等のキャリアプランも出てきます。当然、当社を退職して、その夢を追うことになるのですが、私としてはそういう内容でも親身になって相談に乗っています。
生まれてきて、たった1回の人生なんですから、やりたいことをやったら良いじゃないですか。
何かの縁で、当社に入ってくれたのだから、私もちょっと業務を離れて真剣に相談に乗ってますよ。商圏はどこで、何で勝負するのか、差別化戦略は・・・なんて、一緒になって熱く議論しています(笑)
話は逸れましたが、実は、現在の当社の事業領域も、社員の声を優先してきた結果、確立されたもので、このスタイルは今後も維持していくつもりです」(小名木氏)

フェアネスコンサルティング株式会社が、社員第一主義を貫くことができている最大の理由は、『人物重視の採用』にある。
「採用するにあたって最も重視しているのは、基本的な人間性です。言葉にすると当たり前すぎますが、明るく、嘘はつかず、素直な人、前向きに仕事に取り組める真面目さがあることを面接では見ています。こういった素養があれば、スキルは後からいくらでもキャッチアップできるからです」
また、こういった人は、社員を大切にする同社のスタンスに甘えるのではなく、意気に感じて自らを成長させようとする。だからこそ、社員第一主義が機能し、企業の成長に結びついているのだろう。

「基本的な人間性の高さは、エンドユーザーやお客さまとの関係性構築においても、非常に重要です。とかく常駐型のビジネスでは、会社が社員の働きやすい環境を整えるにしても限界があります。一定以上の環境づくりは社員自身が派遣先でのコミュニケーションを通じてつくりあげていくしかない。これまでの経験上、素直で明るく、仕事に前向きに取り組むことができる人は、お客さまの評価も高くなります。結果的に、現場で意見を出しやすくなり、仕事に対するやりがいも得やすいため、仕事の質も高くなります。それがさらなる評価につながり、よりやりがいのあるプロジェクトを任せてもらえるという好循環が生まれます」(小名木氏)

顧客の信頼が高くなれば、キャリアアップもしやすくなる。同社には、運用業務担当経験しかない状態で入社して、より上流の設計や要件定義を任せられるようになった社員も多い。プロジェクトマネージャーとして規模の大きいものを任されるようになった社員もいれば、プロデューサーとして、プロジェクト全体を推進する立場に就いている社員もいる。いずれも、「キャリアコンサルティング」資格を保持する社員や社長との綿密な面談を通して、自身の今後のキャリアについての希望を伝え、社長がその意を叶えるべく動いたから実現したことだが、その前提として顧客からの大きな信頼があったのは間違いない。
そして、そのような素養を備えた人物が集まっているからこそ、社員同士の距離感も近く、フェアネスコンサルティングの一員だというまとまりが自然に生まれているのだろう。このまとまりも同社の強力な武器の一つになっている。

PR

すべて見る

インタビュー

フェアネスコンサルティング株式会社のインタビュー写真
代表取締役・小名木 智宏氏 1965年生まれ。1989年3月、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業して、富士通株式会社に入社。法人営業や広報IR、経営企画、マーケティングなどを経験後、ベンチャー子会社経営を経て、2009年2月にフェアネスコンサルティング株式会社を設立。2000年3月、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)、日本キャリア開発協会認定CDA(Career Development Adviser)

── フェアネスコンサルティング株式会社を設立した経緯を教えてください。

大学卒業後、いわゆる”大企業”へ就職し、営業本部で金融業界を担当することになりました。当時はちょうどその業界が大きく伸びていたときで、さまざまな幸運も重なり、基幹系システムの刷新プロジェクトの受注に成功。投資規模600億円というビッグプロジェクトであり、そのうち400億円の受注獲得です。それが20代後半のことです。
社長賞を貰ったり、また、年末調整で逆に所得税を追加で払うほどボーナスが上がったり、良い時代でしたね(笑)
しかし、ちょうど時代はメインフレームからクラサバに移る過渡期であり、今後、これほどのビッグプロジェクトを担当することは困難だと明確に... 続きを読む

社員の声

すべて見る

企業情報

会社名

フェアネスコンサルティング株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > ITコンサルティング

コンサルティング・リサーチ > その他コンサルティング系

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

資本金

1,000万円

売上(3年分)

201911億1,200万

201811億1,500万

201711億1,000万

設立年月

2009年02月

代表者氏名

代表取締役社長 西村 祐一

事業内容

経営コンサルティング
キャリアコンサルティング
システムソリューション

株式公開(証券取引所)

従業員数

12人

平均年齢

38歳

本社住所

東京都千代田区麹町1-10麹町広洋ビル3F

この企業と同じ業界の企業

この企業と同じ業界の企業:株式会社 ストリームライン
株式会社 ストリームライン
ビジネスコミュニケーションを合理化するサービスの提供を通して、日本企業の労働生産性の向上を果たし、日本の未来を輝ける姿に変えていくことが当社の存在目的です。
この企業の募集は終了しました。他にも求人を募集している企業がたくさんあるので、
ぜひ探してみてください🔍
他の企業の求人を探す
この企業の募集は終了しました。他にも求人を募集している企業がたくさんあるので、
ぜひ探してみてください🔍
他の企業の求人を探す
掲載をお考えの企業様
IT転職に強い求人サイト Green
Copyright© Atrae, Inc. All Right Reserved.