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株式会社シスプロ

  • サービス系

シスプロクラウドサービス戦略をかかげ、「ICTとグローバルBPO」とにより新しいビジネスモデルやサービスを創造しています。

自社サービス製品あり
グローバルに活動

企業について

そもそも「SYSPRO」とは、「システム(仕組み)をプロデュースするシステム企画会社が由来だ。ここでいうシステムとは、仕組みを意味し、コンピュータシステムに限らない。クライアント企業が抱えている課題を高度なシステムとサービスを提供して解決し、質の高い顧客満足を獲得することがシスプロの存在意義となっている。顧客の要望には、常に質の高い提案でお応えしたいという思いは、B2Bシスプロクラウドサービス(人材サービス、BPOサービス、ITOサービス、eマーケティングサービス)として表れている。

例えば、その中の人材サービスは、採用から雇用管理までサービスを提供するが、中でも短期の軽作業に特化した「日々紹介サービス」では、単発・短期アルバイト人材を、必要なとき、必要なだけジャストインタイムで提供できるようにシステム化されている。顧客の依頼からスタッフの手配、スタッフの勤怠管理・承認、給与計算、法定帳票類の管理まで唯一完成されたシステムとして、客先から高評価を得ている。

当社の特長は、システムを企画するだけでなく、自社内で運用し、日々改善する点にある。この企画改善提案は、一部の社員だけでなく、すべての社員に課せられた義務でもある。

シスプロは、人材サービスの中の単発・短期のアルバイト人材の紹介事業が大きく発展してきたが、単なる紹介会社ではない。
「私達が設立当初から目指していたのは、労働集約型の事業ではなく、顧客企業のビジネスを理解し、その仕組みづくりに取り組むことでシスプロの技術とサービス内容を向上させていくこと。これを『シスプロ・クラウド戦略』と命名し、IT・Web・バックオフィスなどの数多くのクラウドサービスを展開中です。(サービスについては弊社「シスクリック」サイトをご覧ください)」と代表取締役・丸山茂氏は話す。

また、会社のロゴにも「e-marketing & Chain Management Company」とあり、代表取締役・丸山茂氏がマーケティングとチェーンマネジメントを専門にしてきた創業以来の思いが詰まっている。この仕組みを支えるシステムは、海外オフショアとして、中国武漢市やベトナムホーチミンの開発センターで開発をしている。また、日常発生するバックエンド業務は中国武漢市にある武漢BPOセンター(100%完全子会社)に集約させることでコストメリットを追求するなど、効率化とサービスの質の向上の2つを同時に実現している。
フロントエンド・ミドルエンド・バックエンドと明確に体制を分けることで、役割を分け、先進的な仕組みを日々生み出している。

「会社を設立したのは1999年。私には、人材サービスの全国展開と、当時流通業で実践していたチェーンストア作りのロマンがありました。これは私の生い立ちの中でのロマンでもありました。50店・100店・300店…と店舗数の増加と共に募集・面接・スタッフ・派遣のプロデュースの質そのものが変わってきました。」(代表取締役・丸山茂氏)

会社設立以来、順風満帆で進むかと思われたが、リーマンショックによる不況の波がシスプロにも襲いかかった。
「2008年9月のリーマンショックで世の中が不況になった2年後に当社も低迷に陥りました。この低迷期に、グローバルマーケットへの取組みへと会社の軸足を切替えました。まさにINNOVATION。技術革新ですよ。この低迷の2年間、キャッシュフロー経営(有利子負債ゼロ)を最大の武器に、ソフトウェアの資産としての蓄積とネットワークの構築に全てを賭けました。常に先を見据えた企業展開が、強固な安定基盤と積極的な仕事の実現が可能となると私は信じています。また店舗をサテライトに替え、リアルの店舗をネット上でプロデュースする仕組みに変えました。海外では中国武漢市にソフトウェアのオフショア開発センターとデータエントリーセンターを開設しました。グローバルマーケットへの参入に焦点を当て、3C(Challenge・Change・Commitment)をスローガンに全社員をあげて闘っています。」(丸山氏)
苦境も変化のチャンスとして捉え、思い切った決断が現在の成功と繋がった。

「私が学んできたマーケティング理論をもとに、『ドミナント戦略』と『チームマネジメントシステム』を展開し、また全社を繋ぐ情報システムの導入によって情報共有をスピーディに行ってきました。それが実を結び、わずか4年で売上高は5倍となりました。西日本だけなく、今後は東日本でも更なる拠点展開を計ります。当社は、この3年、5年、7年の事業計画に沿って急成長を目指しています。」と明るい表情で丸山茂氏は語った。

シスプロでは、営業ミーティングで営業スタッフ各自の成功事例を共有し、月1回のWeb会議を全国拠点の営業スタッフ全員で行うなど、徹底した情報共有をすることで社員全員に当事者意識が生まれ成長速度も上がった。全くの未経験者は安心して業務をスタートできるし、ベテラン社員も日々成長を実感できる環境となっている。

頑張った人には、昇格・昇進・昇給・賞与という形で具体的に報いる評価制度もシスプロの特長である。
「当社では、社員に対する正当な評価を行っています。各自の成果に対し、明確なチェック項目を網羅することで、納得感のある公平な評価制度を確立しています。自ら目標を立てて、その進捗状況を確認しながら、どんどん新しいことにチャレンジできます。4半期単位の評価、半期のキャリアUP(シスUP評価制度)により随時昇格・昇給が可能となっています。」(丸山氏)
資格職制度(クルー社員・プロフェッショナル社員・エキスパート社員・コア社員)を実施してから、上と下とのコミュニケーションが円滑に進む職場環境となった。

また丸山氏が業務を通じて、社員に経営ノウハウも教えている。将来、各サービスの事業の事業会社社長を続々輩出していく事業計画があるからだ。なぜ若手社員に対して、そこまで経営者育成に力を入れているか理由を聞いてみた。
「私が今何のために仕事をするのかといえば、答えはひとつです。それは、人材への投資のため。私はこれまで、さまざまな人々から恩恵を受けて来ました。会社の立ち上げにあたっても、多くの人たちに支えられてきた。信じてついてきてくれた人たちがいて、そのおかげで今があります。だから、これからは恩返しの意味も込めて若手人材の育成に投資し、経営者になり得る人材を育てたいと思っています。通常、人件費は削減対象なのでしょうが、当社は会社としての付加価値が上がるから人件費もあがる、という考え方。この意識が全体の勢いを作りだしてもいます。また社内においては、数億円規模の設備投資をし、環境を整備。こうしたシステムを上手く活用しながら、経験を積んでいくことで成功体験が増えていくでしょう。私は、これから自分の仕事を通じて、より多くの人たちの成長を支えていけたらと考えています。」(丸山氏)

企業情報

会社名

株式会社シスプロ

業界

サービス系 > その他サービス系

サービス系 > 人材サービス(紹介/派遣/教育/研修)

企業の特徴
自社サービス製品あり、グローバルに活動
資本金

9,500万円 / 資本準備金 1億4,900万円

代表者氏名

代表取締役 丸山 茂

事業内容

1.システム企画・マーケティング企画・情報システム企画・システムインテグレーション
2.B2B(企業間電子消費取引)プラットフォーム運営
3.シェアリングサービス事業
4.BPO(Business Process Outsourcing)サービス事業
5.Marketing(総合営業支援)サービス業
 (シスプロCRM/SFA・テレマーケティング・営業代行・Webサイト制作)
6.ITO サービス事業
 (受託開発・在駐派遣・情報処理・情報提供・Web 企画開発)
7.総合人材サービス業
8.フランチャイズ事業
9.中国進出支援事業
10.人材開発、人材教育サービス、人材コンサルテーション業
11.企業経営コンサルタント業

株式公開(証券取引所)

従業員数

170人

本社住所

大阪市北区梅田2丁目4番13号 阪神産経桜橋ビル6F

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