金融機関と協業し、テクノロジーを活用したイノベーティブなサービスを次々と展開している株式会社ココペリ。主力サービスである、中小企業向けの経営支援プラットフォーム『Big Advance(ビッグアドバンス)』や、独自開発したAI(人工知能)モジュール「FAI(ファイ)」を開発し、急成長を遂げている真っ最中。
これまでの業界の常識にとらわれない企業だ。
金融機関と協業して展開している、中小企業向けの経営支援プラットフォーム『Big Advance』はサービスローンチ後、既に全国80以上の金融機関に導入され、登録する中小企業も7万社を超えるなど、圧倒的なスピードで成長を遂げている。
このサービスがBtoB領域で急成長してきた背景には、「テクノロジー」と「Face to Face」を融合した独自の競争優位性がある。
中小企業は、現在の日本経済を支えているだけではなく、将来の日本経済においても重要な存在であるが、人材不足や販路開拓のリソース不足、資金不足、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進など多くの経営課題を抱えており、従業員一人当たりの労働生産性についても大企業の半分以下に留まっている。
一方、中小企業の成長を支える存在である地域金融機関を取り巻く経営環境も厳しさを増しており、融資を中心とした従来のビジネスモデルでは収益性を保つことが困難な状況であり、中小企業の本業支援等によるコンサルティング業務やDX(デジタルトランスフォーメーション)の実施など、地域金融機関は大きな転換点を迎えている。
このような「中小企業が抱える課題」と「地域金融機関が抱える課題」をテクノロジーの力で解決できるということが同社サービスの強みとなっている。
ただCEO近藤氏は次のように語る。
「Big Advanceはお陰様で急成長性していますが、経営理念の実現をするためには、もっともっと進化をしていく必要があります。また現在、コロナ禍の影響もあり、中小企業の経営は依然として厳しい状況です。今こそ、我々のサービスの真価が問われており、テクノロジーを活用することによって、中小企業の進化を支援することが我々の使命だと思っています。」
ココペリが開発した独自の中小企業向けのAI(人工知能)モジュール『FAI』の活用も進んでおり、『Big Advance』上では、企業のビジネスマッチング先をAIがレコメンドするモジュールが実装されている。また、企業の財務情報や口座入出金情報などのBig Dataを活用した「AI与信モジュール」は、金融機関の与信審査に活用されているほか、企業の資金需要を予測するモジュールは、SIer大手の日本ユニシスにモジュール提供されている。
このようなテクノロジーを最大限活用したビジネス展開により、BtoB領域にてという自社のプレゼンスをますます強めている。