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日本シー・エー・ディー株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系

ネットワーク技術で業界から一目置かれる企業が、技術にこだわる人材を募集

自社サービス製品あり
シェアトップクラス
残業少なめ

企業について

日本シー・エー・ディー株式会社は、多様な事業を展開している。
まず主力事業といえるのが、ネットワーク関連製品やソフトウェアの自社開発・販売だ。インターネットサービスプロバイダ(ISP)やケーブルテレビ局、大規模ネットワークを利用する大手企業などで必要とされる数百万件規模のアドレス管理向けに最適化された高性能DHCPサーバ『ProDHCP』シリーズをはじめ、社内ネットワークに接続されているPCへの不正アクセスを自動検知・排除する情報セキュリティ対策システム『IntraGuardian(イントラガーディアン)』シリーズ、ネットワーク回線の帯域・品質を簡単に再現できる『Ethdelay(イーサディレイ)』など、いずれも、その性能の高さを顧客から評価されている。

「『ProDHCP』は、通信キャリアやインターネット接続事業者向けに、当社がフルスクラッチで開発した製品で、単一サーバで300万件規模のアドレスを管理するような超大規模なものも多く、一般的には、あまり経験できないようなレベルのクライアント数を扱うことができます」(代表取締役社長・小俣光之氏)

『ProDHCP』は、独立系ネットワークインテグレータである株式会社ソリトンシステムズにOEM提供されているなど、OEM提供まで含めた契約社数は500社を超えている。『IntraGuardian』もおよそ5000社で利用されており、『Ethdelay』は、たとえば、海外を経由するような遅延の多い回線を再現してTCP/IPスループットの低下などを簡単に検証できるなど、ネットワーク技術者に重宝されている。

こういった自社開発のソフトウェアをハードウェアに組む込む過程で培ったノウハウや長年ネットワークに携わってきた経験をベースとしたソフトウェア開発事業も柱の一つで、アプライアンスシステムやネットワークシステム、制御システムなどの開発を多数手掛けているのだ。

ここまでの事業であれば、一貫性もあり納得しやすいのだが、同社は、ゴルフ練習場向け、全自動ボールセットシステム『ボールセッターシリーズ』も開発・販売。全国約30カ所のゴルフ練習場で稼働している。さらに、アナログ回路やデジタル回路などの高速・高周波化、実装の高密度化などを実現するプリント基板設計事業も行っている。

なぜ、このように多様な事業を展開しているのか? その理由は、同社の「何でも自分たちで作ろう!」という考え方がベースにある。

日本シー・エー・ディー株式会社は、工学博士であり現在は会長を務めている横山佳雄氏によって、1977年に東工大発ベンチャーの認定第一号として設立された。当初はマイクロコンピュータシステムの開発に取り組み、日本初となるX線トモグラフィーソフトウェア(X線による人体断層像の作成プログラム)の開発や、マイクロコンピューターの機能別基板を100種以上開発するなどしていた。

その後、「プリント基板設計関連事業を目的にCAD事業部を設立」。しかし、1981年当時、CADシステムのほとんどは海外製品ばかりで高価なだけでなく、メンテナンス面にも不安があり、使い勝手が良いとは言い難かった。
「それなら、自分たちで作ってしまおうということになったのです。横山が設計をして開発は学生アルバイトたちが担当しました。そのアルバイトの一人が私でした」(小俣氏)
こうして完成したプリント基板設計専用CADシステム『PLASMA』の開発販売が事業に加わったのだが、バブル経済が崩壊したことをきっかけに、ソフトウェアの受託開発も行うようになる。
「それまで自社開発ばかりだったため、自分たちのプログラミング技術が外部でも通用するのか不安でした。ところが、結果は想像以上。どこへいっても技術力の高さが評価され、『日本シー・エー・ディーが大問題プロジェクトを簡単に解決した』という話が広がるにつれて、さまざまなお話をいただくようになりました。特に、プログラマーでネットワークのことが分かっている人材が業界内に圧倒的に少なかったこともあり、ネットワーク案件が中心になっていったのです」(小俣氏)

受託開発では、官公庁が発注元となっている特許関連システムや製紙工場の生産管理システム、放送局のシステムなど、実にさまざまなプロジェクトに携わった。これら受託案件を通じて、ノウハウを蓄積するうちに、「自分たちが表に出る仕事、これは自分たちがつくったものだと自慢できる仕事をしよう」と、自社製品開発に乗り出したのだという。この流れで誕生したのが、『ProDHCP』であり、『IntraGuardian』などであった。
また、ゴルフ練習場のボールセットシステムは、現会長の知り合いがメンテナンスに困っていることを耳にしたことがきっかけで、「それならウチで便利なシステムをつくろう」と開発に着手。さまざまな特許を取得しながら製品化を実現したものだという。

「今後も自社開発にはこだわっていきます。ただし、無闇に製品数を広げてしまうと、その後のサポートの負担が大きくなるため、売れるもの売れないものの吟味は厳しく行っていくつもりです。当面は、既存シリーズの性能向上や機能拡張が重点課題になるでしょう。しかし、『こんなものをつくりたい』という思いを押さえつけるつもりはありませんので、面白いアイデアは、どんどん出してもらいたいと思っています」(小俣氏)

日本シー・エー・ディー株式会社の社員は、技術に対する強いこだわりを持っているメンバーが多い。社長の小俣氏曰く「技術オタクの集まり」だという。
「プログラミング言語に詳しいメンバーやネットワークにうるさいメンバー、DBについては譲れないメンバーなど、それぞれが好きな分野をしっかりと持っています。しかし、互いに得意分野を尊重し、認め合っているので揉めるようなことはありません。ただ、技術論やプロジェクトの進め方などで議論が白熱してくると、オフィスのどこにいても声が聞こえるほど、熱くなります。自分がこだわっていること、好きなことに対する熱量が大きいんです」

こういった社員が集まってきたのは、社長自身の技術に対する強い思いや考え方に共感してのことだ。小俣氏は、『C for UNIX』をはじめ10冊以上のプログラミングやネットワークに関する著書があり、その本やブログを読んで就職してきた社員が何人もいるのだという。

また、社員の健康面も考え、社員同士声を掛け合って運動することが多い。関東ITソフトウェア健康保険組合に加入しており、安価で利用できる施設の中にプールがあった頃は、よく泳ぎにいっていた。最近はロードバイクで汗を流すことが多いという。同社にはスポーツ補助という制度があり、月額5000円まで、スポーツにかかった費用を会社が負担してくれるため、レンタルサイクルの代金として利用した社員もいるという。

「受託は、プロジェクトごとに求められる技術が変わるため、一つの技術を深く追究するのには適していません。また、オフショア開発や自動化が進むことで、今後はますます開発現場に携われる時間は短くなり、中堅になるほどマネジメントが求められていきます。それも一つの道ですが、マネジメントよりも開発現場にこだわりたい人にとっては、思い描くキャリアを実現しにくい環境になっていくと言えるでしょう。その点、当社は技術にこだわる社員がそろっており、自社開発していることから開発現場に携わり続ける環境もあります。一つの技術を突き詰めても、技術はどんどん変化するため意味がないという人もいますが、新たな技術は、過去の技術の延長線上で生まれるものですから、無駄になることはありません。むしろ、ベースを知っているからこそ、早く理解できるし、早く使いこなせるようにもなります。だから、長く技術者であり続けたいと思っている人は、当社の門を叩いてみてください。お待ちしています」(小俣氏)

企業情報

会社名

日本シー・エー・ディー株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > ソフトウェア/パッケージベンダ

企業の特徴
自社サービス製品あり、シェアトップクラス、残業少なめ
代表者氏名

代表取締役会長 横山 佳雄

事業内容

ソフトウェアの開発および販売
ハードウェアの開発および販売
実装設計の開発および販売
ゴルフ機器の開発および販売
その他メカトロニクス分野の開発および販売

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

20人

本社住所

東京都新宿区下落合2丁目14番1号CADビル

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