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ネットビジョンシステムズ株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系

ネットワーク監視運用業務から設計構築業務にジョブチェンジしたいニーズに、人材育成力で応える

企業について

ネットワークを中心に、サーバーやデータベースを含めたインフラの設計、構築および運用を手がけている、ネットビジョンシステムズ株式会社。主にSESおよび派遣の形でサービスを提供しているが、「最近は自社で設計・構築を行う受託も増えている」と代表取締役社長の中塚敏明氏は言う。

同社のサービス提供先は、金融機関や通信キャリア、航空会社、官公庁など大手ばかり。ミッションクリティカルなネットワークを手がけるだけに、エンジニアは面接などのチェックを受けるほか、サービス事業者の信頼性も厳しくチェックされる。設立9年でそういった企業などのネットワークを次々に任されているところに、同社の実力が如実に表れているといえるだろう。

同社の“商品”は、社員であるネットワークエンジニアそのもの。61名(2020年6月現在)の社員のうち、世界最大のネットワーク機器メーカーであるシスコシステムズ社の認定資格であるCCNA取得者は80%以上。その上級に当たるCCNPの取得や高度ITインフラエンジニアの育成を掲げる一般社団法人のAITACに、中小企業で唯一正会員で加盟してネットワークスペシャリストにステップアップ可能な環境を構築した。

「ネットワークエンジニア人材は非常に不足しており、特に設計構築者の採用は困難を極めています。しかし、ネット社会はますます進展しその必要性は増す一方です。したがって、初級者から中級・上級へと育成し、この業界に貢献できればと考えて取り組んでいます」

ネットワークエンジニア教育としては、社内にサーバーやネットワーク機器を設置して独自の研修環境を構築。入社後1カ月は研修期間として基本をしっかりマスターする。現場を持つ先輩エンジニアが、講師として生きた知識やスキルを教え込む。こうした手厚い教育環境で、未経験から1年半でCCNPまで取得した強者もいる。「あとは本人のやる気次第」と中塚氏は言うが、会社としての環境づくりやバックアップがなければ難しいことだろう。

そして、CCNP取得後はIoT時代のITインフラを⽀えるための⼈材として、
下記のような高度な⼈材の育成を⽬指しているのが特徴。

・トップアーキテクト
ICT 技術を「武器」としてアイディアをシステムに具現化できる人材

・フルスタックエンジニア
従来の区分である「ネットワーク管理者」と「サーバ管理者」の垣根を超えたハイブリッドなエンジニア

・システムを運用できるエンジニア
システムを理解しトラブルを解決できる人物
インフラの監視にて得られた情報を適切に運用にフィードバックできる人物

また、同社はこの規模で「人材開発室」を設置し、長期的な視点で体系的な人材育成に力を入れている。
「『エンジニアは30代で終わり』といった話がまかりとおっていますが、私は一過性の技術だけでなく、管理者としても長く働ける能力を身につけてもらいたいと願っています。私はNTT東日本で7年間働きましたが、大手企業として新人時代からしっかり教育を受けることができました。当社のような小規模の企業でも、そんな教育が受けられる環境をつくりたかったのです」と中塚氏は人材開発に込めた思いを語る。

エンジニアとしての技術研修だけんではなく、マネジメント研修など将来に渡って活躍できる環境も用意している点は中小企業とは思えない豪華な育成体制だ。「それだけではなく育成を支える仲間の支援行動、みんなでみんなを大切にする社風が強みです」と中塚氏は力説する。そのため、同社の社員満足度となるエンゲージメントスコアは外部調査にて偏差値68.1と脅威的な数字を上げている。「まさに働きやすさ界の東大クラスです」と中塚氏は語る。

2011年に同社を創業した中塚氏は、前述のとおりNTT東日本で7年間、ネットワークエンジニアとしてPBXやLANの要件定義から運用まで関わる。その後、フリーランスのエンジニアとして独立する。

「『ビジョナリー・カンパニー』という本を読み、自分も独立してそのように永続する会社をつくってみたいと憧れるようになりました。NTT東日本では、下請けの業者への発注および管理という業務が多く、会社をつくるにあたってはもっと現場を経験しておく必要があると考えたのです。そこで、まずはフリーランスのネットワークエンジニアとして活動を始めることにしました」

フリーランス時代から、“元・NTT東日本のネットワークエンジニア”として信頼され、順調に現場経験を積む。会社設立後もその経歴はモノをいった。そして冒頭のとおり次々と業務を獲得し、5年間で39名という規模にまで急成長を遂げる。ここ数年は、スマートフォンの普及によるインフラ構築がラッシュ状態であった。
「最近まで自分も一エンジニアとして現場のローテーションに加わっていましたが、規模が拡大して現場半分ではまとめきれなくなり、現在では経営や営業に徹しています」と中塚氏。

今後は、2021年の東京オリンピック開催を一つのターゲットとして、ビルの新築や改築が進む。そこに連動してLANの構築も急増することが予測される。また、IoTの進展や次世代通信規格「5G」の普及で、ネットワーク増強へのニーズも急増する。ネットワークエンジニアの活躍する市場は広がる一方で、その存在価値は高まる一方だ。
「いかにネットワークエンジニアを育成し、ニーズに応えるかが当社の使命。“社員成長率No.1”をテーマに取り組んでいきます」と中塚氏は力を込める。

同社の理念は“和をもって成長となす”。現場のチームワークも、人材育成も、まさにその精神で行われている。情報共有やお互いの切磋琢磨のために開かれているのが「現場発表会」。
各チームはそれぞれ違う現場に分かれており、使う機器や技術も異なる。そこで、各現場での業務環境や状況について発表し合っている。
「発表を聞いていると、社員の成長を感じます(笑)」と中塚氏は目を細める。

ミッションクリティカルなネットワークの運用監視業務は、ストレスも溜まるもの。その解消のねらいも込め、社員間の親睦促進のため同社では毎月、フットサルやソフトボールなどのスポーツ大会を実施している。
また同社は世界で活躍しているブレイクダンサーの日本チャンピオン・岡田修平氏とスポンサー契約を締結した。岡田氏と、ある社員が同じダンスサークルに所属していた縁である。

「世界で“ブレイク”する人の応援を通じて会社が一つにまとまれば、という思いです(笑)」と中塚氏。そして同社ではフェイスブックページを設け、スポーツ大会や岡田氏のエピソードなどを発信している。
「社員の友人などから“いいね!”がたくさんもらえます。対外的なPRと、リクルーティングに何か効果があればと思っています」(中塚氏)

今回の募集では、急成長によるマネジメント体制強化のため、リーダークラスの人材を求めている。ネットワークエンジニアとしての技術力も重要であるが、それ以上にリーダーシップや人材育成への意欲が求められる。若くイキのいいエンジニアたちが、そんなあなたを待っている。

企業情報

会社名

ネットビジョンシステムズ株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > 通信キャリア・データセンター・ISP

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

資本金

1000万円

設立年月

2011年02月

代表者氏名

代表取締役社長 中塚敏明

事業内容

ネットワーク、サーバー、データベースの設計、構築及び運営
Webサイトの企画、制作、デザイン及び運営
ソフトウエアの設計、開発、保守及び導入支援
エンジニアの教育及びエンジニア関連のスクー ル経営
電気通信工事業
経営及びシステムコンサルティング業
労働者派遣事業
その他前各号に附帯する一切の業務

株式公開(証券取引所)

従業員数

61人

平均年齢

30歳

本社住所

東京都 中野区 上高田 3-39-13 山新新井薬師駅前ビル5階

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