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株式会社プランビー

  • IT/Web・通信・インターネット系

テレビ業界に強い開発会社。クリエイティブと技術をつなぐ貴重な存在

残業少なめ

企業について

社員わずか3名ながら、広告代理店や制作会社の多大な信頼を得て、次々に案件が舞い込むシステム開発会社がある。コーポレートサイトには、手がけてきた事例の一例としてHONDAやNHKの名前が並ぶ。この独特の存在感を誇る会社は、株式会社プランビーだ。会社規模の関係で間に一社をはさむことにはなるものの、このようなナショナルクライアントが、「プランビーにお願いしたい」と名指ししてくることも決して少なくない。特にテレビ業界のWebサイト制作やシステム開発に強みを持つ。

コーポレートサイトでも紹介されているNHKの案件は、テレビ番組と連動するWEBコンテンツをリアルタイムで表示させる「HybridCast」という最先端の構想に関わるもの。NHKの放送技術の展示会で発表するためのデモ用アプリケーションを、プランビーが開発した。この技術は実用段階に入り、引き続き同社はパートナーとして、このプロジェクトに携わっている。

「このような小さな会社がなぜ?」と思うだろう。同社の強みを、代表取締役の稲葉暢貴氏は次のように語る。「『こういうシステムを作って』という依頼ではなく、実現方法が見当つかないような相談をされることが多いですね。『こういうことをしたいけども、システム的に解決策はあるだろうか』と。そういう相談をしてくれるのはプランナーやディレクターなどで、彼らはエンジニアの話す言葉がわからない。恐らく私は橋渡しができるのでしょう。お客様の話を聞き、意図を汲んで、システム開発の技術的裏づけをした上で、わかるように話すことができるのです」。

実際、そのようなスタイルの仕事が多く、逆に言うならば、SIer傘下でこういう仕様でコードはこう書いて…といった、指示通りに動くような仕事はない。マンパワーを拠出するSESの仕事もない。規模こそ小さいが、オンリーワンの価値を発揮し続ける。

他社に頼んでうまく行かず、プランビーに持ち込まれる案件も多い。そのような持ち込みで多いのは、運用がうまく行かないパターンだという。納品して終わりという発想の会社が多いなかで、プランビーはむしろ完成時点をスタートととらえ、その後の運用までを丁寧に考え、ブラッシュアップも想定している。そのような姿勢の違いで、持ち込まれた案件を軌道修正する。それらがクライアントからの信頼をさらに強固なものとし、次の案件へとつながっていく。営業活動は一切していないものの、その神対応の数々で、プランビーに持ち込まれる案件や相談は引きも切らない状態だ。

その他社にない柔軟な姿勢や漠然としたアイデアを形にすること、そして非エンジニアの考え方や発想を理解し、エンジニアとの橋渡しをすること。そうした同社の強みは、稲葉氏のユニーク過ぎる経歴に原点がある。「早稲田大学で演劇にはまりまして、20代は役者を目指していました。その後、1年半ほど日本全国へバイクで放浪の旅に出たのです」(稲葉氏)。

ようやく社会人のスタートについたときは30歳。縁あって編集事務所に職を得て、そこで凄腕の編集者に仕事を学んだ。次第に紙の編集からWebやシステムの領域へとシフトし、フリーランスのエンジニアを経てプランビーを創業することになった。「役者をやめて、放浪中は家もありませんでした。住所不定の30歳をよく雇ってくれたと思います。編集事務所の社長には感謝してもしきれません」と、稲葉氏は当時をふりかえる。

広告代理店や制作会社などクリエイティブの業界とのつきあいはこの時に始まり、その仕事を継続する形で独立し、今日につながる基礎を築いた。クリエイティブ寄りのセンスや形なきものを形にするといった点は、まさに編集のエッセンスの部分だろう。システム開発の業界では極めて特異な経歴とその特性が、今の同社の際立つ強みになっているのだ。

会社組織にしたのは、仕事が広がるにつれ、法人格が必要になってきたという事務的な事情に加えて、自分を育ててくれた人への恩返し、すなわち自分も次に続く若い人材を育てたいという思いが大きい。案件の増加に伴い、現在2名の体制を数年後には7~8名に増やしたい考えだ。そこには、受託の案件を続けつつ、いずれは自社サービスも打ち出したいという目標もある。

「ありがたいことに、今は受託で手いっぱいの状況です。でもそれは不本意でもあります。やはり自分たちで考えて他にない製品を出すという経験ができないと、エンジニアとしては弱い。成長に必要な大事な経験ができていないと思うのです」。稲葉氏は言う。テレビ業界の仕事では、既に独特のノウハウを確立し、代替の利かない存在になっているプランビー。まずは、そうしたノウハウをプロダクトにしていくのもいいだろう。同社の強みであるクリエイティビティーを大事にし、少数精鋭の部隊として、もうワンステップ上の会社を目指していく。

社名のプランビーは、「よし!Plan Bだ!」という英語のよくある表現に由来する。何か計画通りに事が運ばないとき、リーダーシップある人物がそうつぶやいて、別の解決策へとみんなを引っ張るのだ。そのカッコ良さにしびれ、社名にした。その名の通り、目からうろこが落ちるような斬新な「Plan B」をクライアントに提示しながら、今日まで来た。

エンジニアになりたての30代前半は、他の人より10年スタートが遅いという危機感から、お客様に「できる?」と聞かれれば何でも「できます」と、時には、「はったり」も織り交ぜながら、仕事を受注してきた稲葉氏。受注してから、片っ端から関連書籍を読み、Webでも情報を集め、それらを取捨選択して習得し、何とか実装、納品へとこぎつけた。

「何しろ役者でしたから、『はったり』もうまいものです。幸い事故はありませんでした」と、今となってはスリリングな思いで当時をふりかえる。現在は「はったり」こそないが、そのチャレンジングな姿勢は健在だ。「できますか」と聞かれれば、「やったことはありませんが、情報収集する時間も含めてチャレンジさせてください」と答える。「できません」、「やったことはありません」と自ら枠をはめることなく、未知の技術へのチャレンジをチャンスととらえ、守備範囲を広げてきた。今ではインフラからフロントエンドまで幅広い仕事を経験し、そのすべてが同社のノウハウとなっている。信条は「型破りなエンジニアであれ」。型を知った上で、それを超えるものを創出する。その姿勢が、お客様に提示する「Plan B」をますます多彩にし、同社の存在価値を高めていく。

稲葉氏は、「自分が習得してきたものは、すべてを惜しみなく伝えたい」とも言う。これから同社に入る人は、異色の経歴で培った稲葉氏の幅広い技術と対応力を吸収し、良き案件を通じて自らの経験値をどんどん増やしていけるだろう。意欲ある人にとっては、大きく成長できる環境に違いない。例えば今、大きな会社でなかなか満足のいく仕事に出会えない人などは、ここに来れば能力を存分に発揮できる仕事がいくらでもある。

増加一方の案件に対応するため、プランビーが今、切実にほしいのは即戦力の人材だが、一方で自らの経験から、稲葉氏には後進を育てたいという意欲と使命感もある。稲葉氏のように、人の何倍もの速さで技術を習得しようという強い意欲を持つ人ならば、ここで大きな可能性の芽を見つけ、花開かせることができるだろう。何しろ稲葉氏の話を聞くだけでもおもしろい。この会社に興味を持ったならば、ためらうことなく一度、訪ねてみるといいだろう。

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企業情報

会社名

株式会社プランビー

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

IT/Web・通信・インターネット系 > ITコンサルティング

企業の特徴
残業少なめ
設立年月

2013年03月

代表者氏名

代表取締役 稲葉 暢貴

事業内容

■Webアプリケーションの専用設計/開発/保守
■インフラ・ネットワークの設計/構築
■各種オープンソースソフトウェアのカスタマイズ
■HTML5+JavaScriptを使用したフロントエンドアプリケーションの設計/開発
■Android/iOS向けネイティブアプリケーションの開発

株式公開(証券取引所)

従業員数

3人

本社住所

東京都新宿区神楽坂6-8 文悠ビル6階

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