ルームクリップ 株式会社 月間830万人以上が使う、日本最大級の住まいと暮らしのSNSメディア「RoomClip」を運営しています
プロダクトマネージャー
住生活領域のソーシャルコマースのエコシステムを構築するPdMを募集!
企業について 日常の暮らし、特に長い時間を過ごす住生活において、 誰もが創造性を発揮することができる社会の実現を目指す ルームクリップ株式会社は、お部屋写真SNS「RoomClip」を開発・運営する会社だ。部屋のレイアウトや家具、雑貨などの写真が投稿され、そのこだわりをユーザーどうしで共有する。投稿写真に映る一部のアイテムについては、そのままECサイトに飛んで購入することも可能だ。現在の累計投稿写真数は500万枚、ユーザー数はWebとアプリ合わせて月間830万人を超えている。2017年に8億円を調達し、累計調達額は11億円となった。今後、住生活の意思決定プラットフォームへさらに進化させ、IPO(新規株式公開)も検討中だ。 RoomClipのアイデアが生まれたきっかけは東日本大震災だ。代表取締役の高重正彦氏の実家は、福島県いわき市にあった。被災は逃れたものの、家を引き払うことに。「地元愛がある人間ではなかった」という高重氏が、なぜか寂寞感を覚えた。「部屋というものは、自分が長い時間を過ごす、特別なものだと気がつきました。そこには自分が生きてきた証、それまで工夫してきたことが蓄積されていた。同時に、他人の部屋を見る機会もない、ということも発見しました。改めて考えてみると、ネット上にこれほどの情報が上がっているのに、衣食住のうち『住』だけは情報を共有するサービスがなかった。だったら自分たちで実現してやろう、と」(高重氏) サービスのローンチは2012年の5月。現在は「日常の創造性を応援する」というコンセプトを掲げている。これはローンチ後、ユーザーとオフラインで交流するなかで生まれたものだという。当初、思い描いていたユーザー層は、「東京のIT好きな男性」。しかしフタを開けてみれば、「郊外に住んでいる、家庭を持った20〜30代の女性」が中心ユーザーであることがわかった。 「みなさん特別デザインに詳しい方でもないんです。日々の暮らしをよりよくしていくために部屋に創意工夫を凝らして、素晴らしい写真を投稿している。僕らはそれを見て、何かを創造するというのはアーティストやクリエイターと呼ばれる人たちだけのものではない、もっと開かれているものなんだと実感しました。ならば、僕らが果たすべき役割は、そういった日常の創意工夫を世の中に流通させること。RoomClipのなかには、投稿する人がいて、それを真似する人がいて、創意工夫がどんどん伝播していくプロセスがあります。このサービスを育てていけば、僕たちが長い時間を過ごす部屋というものが、もっと特別なものになる、と信じています」(高重氏) 「ユーザーの創造」に対する敬意が、RoomClipの根底にあるようだ。
各事業者とタイアップ!「商品の使われ方」に関するデータを提供 収益の柱は、さまざまなビジネス領域とのタイアップによるものだ。家具、家電、日用品、リフォーム、住宅、住宅設備、DIY、ガーデニングといった事業者と手を組む。彼ら事業者がRoomClipに期待するものは、第一にユーザー研究である。一般的に事業者は、自社商品がどれぐらい売れているかはわかっていても、どんな文脈でどんな問題を解決するために使われているか、知らないのである。RoomClipが、その情報を提供する。 「こんな例があります。ある女性が、和室の子供部屋を北欧風にしたいと考えていた。そこでRoomClipを検索するとぴったりの部屋があり、そこには北欧風の部屋によく合う、色の淡い滑り台が置かれていました。しかし、その滑り台の作り手や売り手は、自社商品が北欧風の文脈で使われているなんて思いもよらないんです。それを知っていたら『うちの商品は北欧風の子供部屋をつくるためにぴったりです』とアプローチでき、新商品の開発にも繋げられる。『部屋を綺麗にしたい』と考えるユーザーに対しても適切な問題解決策を届けられるわけです」(高重氏) ユーザーと事業者とのマッチングは、主にWeb上での「コンテスト」を介して行われる。例えばある時は「IKEAのベッド」を題材にした写真コンテストを催し、ユーザーは写真を投稿。必要であれば事業者はサンプル商品の提供も行う。そこで投稿された大量の写真を、ユーザーは「部屋の不満解消」実例データベースとして活用する。事業者は投稿写真をユーザー研究の素材に、またコンテスト自体を販売促進の場にする。 「くわえて事業者には、コンテストで集まった写真を二次利用していただいています。例えば、コンテストに集まった写真を彼らのECサイトに再利用したところ、コンバージョンが1.5倍になった、という実績もあります」(高重氏)
社員にも創造性を発揮してもらうポジション体制や働きかたを奨励 「日常の創造性を応援する」サービスを運営する同社。社員に対しても創造性を発揮してもらいたいと高重氏は考えている。ディレクターを設けず、「エンジニアが自らユーザーと向き合い、ユーザーにとって最適なサービスを考える」組織構造を採用しているのも、その一環だ。 「どうすればユーザーが喜んでくれるかなんて、はっきり言って答えはない。結局、いろんな手を打って、『これはいい』『これはよくない』とやっていくしかないんです。その作業にディレクターが介在すると結局サービスの改善スピードが落ちてしまい、ユーザーに提供できる価値の量が減る。サービス内のどこを改善しなさい、どの数値を見なさいとエンジニア1人ひとりにテーマを割り振る人間はいますが、そこからPDCAを回していくのは、エンジニアの主体性に委ねられている。そこに創造性を発揮してもらいたいですね。上司の顔色を伺いながら、言われたことを言われたままやりたい人には、馴染めない職場だと思います」(高重氏) 社員の働き方にも、「日常の創造性を応援する」というコンセプトは反映されている。フレックスタイム制を採用するほか、産前産後・育児休業を取った社員や、時短勤務、カフェ・在宅勤務など、ライフスタイル等の変化に応じて、自身がもっとも創造性を発揮できる働きかたを奨励している。 「とはいえ、RoomClipに投稿されているような、おしゃれな写真に皆が暮らしているわけではないんですよ。そもそも僕らはユーザーに対しても『おしゃれな部屋をつくってほしい』と思っているわけではない。それぞれがそれぞれの暮らしに敬意を持っていてほしい、というだけなんです。ですから社内には、僕のように超汚い部屋に住んでいる人間もいれば(笑)、お酒が好きでバーのような部屋に暮らしている人間、ギター専用の部屋を持っている人間、もともとRoomClipの人気ユーザーだった人間もいる。どんな形でもいい、社員に対しては、日常の創造性に敬意を持っていてほしい、と願うのみです」(高重氏)
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会社として「エンジニア全員でスキルアップしよう!」という後押しがあるので頑張りやすい環境です。全員がスキルアップに前向きです。例えば、Slackには技術チャネルがあって、新技術の話をしたり、気になる記事をエンジニアみんなでシェアしています。定期的に社内勉強会を開催しているほか、Slackで技術に関する質問をしてもちゃんと答えてくれる環境があります。新技術の発表があって「Slackだけじゃ物足...
インタビュー Androidエンジニア
入社の決め手を教えてください ① 経営陣全員が同じ方向性を向いている 最初に感じたのがこの感覚です。当たり前だよ、と思う人もいるかもしれませんが、僕がこれまで在籍していた会社ではなかったことだったので、特に印象に残っています。創業メンバーが経営陣である、ということももちろんあると思いますが、代表自身が事業を誰よりも理解していて、他の経営陣・リーダークラスの人たちとも意思疎通がかなり取れていましたね。「今後会社をどうして...
社員の声 今の職場での仕事のやりがいについて教えて下さい
30代後半 技術系
事業的にも機能的にも成長中のサービスを一緒に考えながら育てる事ができるのが面白い所です。RoomClip のファンの方も多く、こちらが感謝のメッセージなどをもらう事も良くあります。 業務の裁量に関しては、「縦割りになりすぎて言われた通りに手を動かす事しかできない」といったケースや、逆に「人手が足りなすぎて何でもやらなければいけない」といった事はなく、チームメンバーは各々の得意分野や考え方を元に自由に改善案を提案できているので、バランスが良いと思います。
あえて、今の自社の課題をあげるとすれば何ですか?
30代後半 技術系
追加したい機能や試したい事がまだたくさんあるので、開発スピードの向上や色々試せる体制作りが課題だと思います。また(自社サービスではありがちだと思いますが)今となってはふさわしくないUIや設計も多く残っていて、これから順次リニューアルしていく予定です。
自社で活躍している人から、自社に合っている人はどんな人だと思いますか?
30代後半 技術系
一つのサービスを作り上げていくので、チームのメンバーと認識を共有する必要が出てきます。そのため、自分が思っている事をうまく伝える事が出来ている人は活躍していると思います。これは単に説明がうまいという事ではなく、相手の立場に立って物事を考える事ができる、相手の業務に関心を持てる、そしてその上で自分の考えを伝えられる事が重要だと思います。
これまで退職した人などから、自社に合っていない人はどんな人だと思いますか?
30代後半 技術系
社内にはいろんな立場の人がいますが、最終的には「RoomClip でユーザーに喜んでもらう、ユーザーの役に立ってもらう」事を考える必要が出てきます。どんな形であれサービスを良くする事に興味を持てない人にはあっていないかもしれません。
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