発展するバンコクを拠点にECサイトの開発・運営を行う日系企業
F&G Co.,Ltdは、タイ・バンコクに本拠を構える日系のWEB開発・運営会社である。顧客企業が主に日本で展開するECサイト(化粧品やサプリメント、食品、雑貨など数万点を販売)の開発・運用を請け負っている。ECサイトの開発や企画運営、アフィリエイト、マーケティング、カスタマーサポートまでトータルに対応している。現在手掛けているサイトの数は10以上。
強みはECを運営する上で必要なバックエンド業務を一体化していることだ。それによってスピーディ且つ正確なマーケティング・企画提案および実行を可能としている。2023年1月現在、日本人とタイ人のスタッフ総勢90名の陣容で、迅速かつ丁寧なサービスを提供している。
同社は、タイ・バンコクにて2007年に設立されている。当初は、ECサイトのカスタマーサポートセンター代行からスタートしたが、エンドユーザーの声をダイレクトかつスピーディに反映できることにより、2012年以降はWEB制作・企画などの業務をスタートさせた。設立当初の社員は10名程度だったが、業容拡大とともに人員も増やし、現在に至っている。
今後もWEB業界は新たな進化を遂げる。その進化の中で同社も、常に最新の知識・情報をキャッチアップし、短・中・長期、様々な尺度と視点からの施策をスピーディに遂行し、更なる拡大を目指す考えである。
現地の生活を手厚くサポート。性別問わず活躍できる環境が魅力☆
全社員90名のうち、日本人スタッフがほとんどを占める。日本や海外でWEB制作の経験を積んだ人材が多い。
外国での就労には不安がつきものだが、海外移住が初めてのスタッフも多く在籍している。現地の生活は、会社がしっかりサポートするため安心して働ける。住居探しサポートに加え、就労ビザ・労働許可証取得、日本語対応の大手病院で使用可能な大手保険会社の医療保険なども完備している。タイ国外在住者に対しては、初回渡航費の全額返金制度もある。こういった制度のもと、安心して働ける環境が整っている。
また、全社員の約半数が女性、かつ社長も女性ということもあり、女性の働きやすさ、活躍しやすい環境も整備されている。子ども育てながら働くスタッフも複数名在籍。タイの労働法に沿った産休(3か月)に加え、独自の産休(3か月)もあり、2倍の合計6か月間の産休を全て有給で取得できる。 男性スタッフに対しても、配偶者の出産サポート休暇を設けており、これまで対象者全員が取得している。
同社は日本とは違う環境を求めるスタッフが多いため、組織だった堅苦しい上下関係は薄い。平均年齢は34歳と比較的若いが、グローバルな人材を目指す20代、第二の人生を海外で送りたい40代など、各年齢層ごとに一定数のスタッフがいるので、どの年代のスタッフも肩身の狭い思いをすることはないだろう。
語学力不問!グローバルな環境でチャレンジしたい人に絶好のチャンス
同社が求めるのは、「コミュニケーションを取るのが好き」「主体的に仕事を作り、取り組むことができる」「課題解決のため積極的に行動できる」「細かい作業をコツコツと積み重ねていける」「チームワークを重視し、冷静かつ円滑な業務作りができる」といった資質を備えた人物を重視しており、全職種語学力は不問である。
日本向けのサイトを主な業務としているため、社内公用語も日本語。これは、初めて海外で働く人にとって大きなポイントである。残業もないので、タイに来てから語学を習得する時間も取りやすい。
同社の事業は細切れで一部の業務を請け負うのではなく、バックエンド業務を一貫して請け負う形であるため、一つの案件で終了することなく継続的な対応が可能だ。自分達でサイトを成長させていくことができるところに大きな醍醐味がある。エンドユーザーの反応をダイレクトに感じることができ、顧客満足度や売上に直接影響を及ぼす、責任とやりがいのある仕事だ。
また、各部署は少数精鋭のチームであるため、自分の裁量でサービスや企画などのアイデアを考え、提案、実行できる環境でもある。スピードを求められることが多いため、多くの案件を一度にこなしていく必要があるが、自身のアイデアが形になっていく過程を如実に実感できる。非常に大きなやりがいを感じられる仕事であることは間違いない。
オフィスは駅近にあり、広々とした綺麗な空間で快適に仕事ができる。また、バンコクは1年中暖かく、日本人も多く生活しているため、海外初心者にとって非常に住みやすい。同時に、様々な国の人々が暮らす国際都市であり、F&Gはグローバルな環境でチャレンジをしたい人にとって絶好のチャンスが広がる会社だ。
ライフスタイル次第で貯蓄もしやすい!バンコクの物価事情
海外生活を開始するにあたり、まず考えるのが生活全般のことだ。海外旅行でバンコクを訪れたことがある方は多いので、なんとなく治安や街の雰囲気は分かっていると思う。ただし、生活のイメージまでは上手くできない方がほとんどだろう。
同社での就業を検討するにあたり、バンコクの物価の一例を挙げるので、参考にしていただければと思う。
まず、バンコクと日本の物価で大きく違う点がある。
それは外国人向けの商品またはサービスかどうか。タイは輸入品への関税が高く、外国人との人件費の差も大きいので、この価格差が日本とは比べものにならないほど大きくなる。つまりタイ人向けのものを選んで暮らせば、毎月の支出は想像以上に少なく済む。
※1B(バーツ)約3.9円 日本円は切りよく分かりやすく表示している。
■家賃
10,000B~15,000B(39,000円~58,500円)
※基本的な家具や電化製品はほとんどの物件についている
もっと安い物件もあるが、セキュリティやコストパフォーマンスを考えると、この価格帯が妥当な選択になる。
日本と比べると部屋は広く、ほとんどの物件にプールやトレーニングジム等共有施設が備えられている。
物件の種類はアパートと呼ばれる集合住宅と、コンド(コンドミニアム)と呼ばれるマンションタイプに分かれる。
アパートといっても、日本のように木造や壁の中が空洞といったこともないので、構造面における騒音の心配はない。
2つの違いは、アパートは基本キッチンシンクが部屋の中にない(ベランダにある物件が多い)こと。ただしタイは単身者で自炊する人の割合が低く、外食が安いので(屋台料理もテイクアウト可)、キッチンの有無が気にならない人も多いだろう。
コンドは日本でいうタワーマンションや高級マンションにあたるの建物で、共有施設や備え付けの電化製品などが充実していることが多い。
■食事
屋台 40B~(160円~)
地元の定食屋 60B~(230円~)
日本食レストラン 150B~(580円~)
タイは食べ物が安い。ただし、地元のお店は量が少ないので、男性なら夜は2品は食べたくなるだろう。
日本食レストランはグレードによる差が大きく、すきやのセットで150B~、大戸屋で250B~程度だ。
■飲み屋 (ある程度食べて飲んだ場合)
地元の飲み屋 400B~(1,560円~)
日本の居酒屋 1,000B~(3,900円~)
平日にちょっと飲んで帰る程度ならもっと安い。
レストラン同様、お店のグレードによって価格差は大きいがリーズナブルなお店は多い。
■1ヵ月の生活費(単身の場合、家賃・光熱費等込み)
30,000B~50,000B(117,000円~195,000円)
これは人による差が大きいが、同社スタッフの多くはこの枠内で生活をしている。
タイ料理ばかりを食べ、酒も飲まないスタッフは、これより少ない場合もある。もちろん日本の居酒屋やナイトライフを満喫して、これ以上使っているスタッフもいる。
■タイ渡航後 初月の生活費
1ヵ月の生活費に、住居のデポジット(敷金)2ヵ月やスマートフォンの購入や雑費での支出が増えるので、プラス20万円ほど見ておくと安心だろう。
その他、同社のHPにも生活に関する情報が掲載されているので、一見していただければと思う。
もっと見るexpand_more