柔軟なコミュニケーションスキルと対応範囲の幅広さで信用を獲得
Bits株式会社は、各種ソフトウェアの企画・開発・保守業務を行うシステム開発会社だ。
特に得意としている分野は物流システム、金融システム、販売管理システムだが、この他に、医療・薬剤システム、学習塾システムなど様々な業界のシステム開発に携わっている。クライアントは東京都内の大手企業である。大規模システムの開発案件が多いため、同社のエンジニアは、客先に出向してチームの一員として開発にあたる。Java、.NET、VB、PHP、PL/SQLなど、幅広い開発言語への対応と、現場の状況に応じた柔軟なコミュニケーションスキルが強みである。
代表取締役・山本靖行氏は、自社の開発方針を次のように語る。
「ソフトウェア開発は日進月歩で、日々勉強が必要ですが、より良いシステム開発をするうえでもっと大切な事は人と人とのコミュニケーションだと考えています。技術力とヒューマンスキルを向上させ、お客様にご満足いただけるシステムを作りたいと考えています。そして、そこで築いた信頼をもとに会社を発展させ、社会に貢献していきたいと思っています」(山本氏)
新規事業への取り組みを強化。社員増員で将来は都内に事務所を
山本氏がBits社を設立したのは2006年10月である。IT系専門学校を卒業後、システム開発会社に入社。その後、個人事業主として独立し、様々な業務の経験を積み、自己資本比率100%で起業に至った。山本氏がBits社設立で目指したのは、明るく楽しい会社だ。社名の「Bits」は、コンピュータが処理する最少の単位である「Bit」に由来する。1つ1つの小さな力が集まり、大きな力になるという意味を込めた。
今後は新規事業への取り組みを強化していく計画もあり、同社はエンジニアの採用を積極的に行っている。社員を増員し、近い将来には都内に事務所を構えて営業と開発をより円滑に進められる環境を実現したい考えである。
明るい会社作り。社員への決算書の公開で事業運営の透明性を確保
「弊社は、徹底的にコストを削減し、社員に還元することを目指しています」(山本氏)
と山本氏が語るように、同社が進めるのは社員主体の会社作りである。事業運営の透明性を確保するために年に数回、全社員に対して帳簿や決算書をもとに説明する機会を設けている。また、現在、人員が増え始めたところであるため、働き方や制度作りなどはもちろん、開発の現場でもエンジニア1人1人の意見、アイデアが反映されやすい。
また、同社は社内メンバー同士のコミュニケーションを大切にしている。若手社員が多いこともあり、リフレッシュを図る意味を兼ねたプライベートな飲み会がよく行われているが、会社として月1~2回程度の飲み会に必要な経費を支給するといった制度も設けている。こういった取り組みもあって、社内の雰囲気はアットホームかつ明るい社風となっている。今後も社内でのコミュニケ-ションを大切にしながら楽しい会社作りを進めていく。
そんな同社が求めているのは、受け身にならず主体的に自らの仕事を作り、取り組んでいける人材である。また、チームの一員として作業を進めていくためチームプレーが出来ることも大切にしている。
「技術や業務経験に関しては、開発経験が少なくてもやる気があれば何とかなると考えています。弊社は幅広い案件に携われますので、プログラミング技術だけでなく業務知識も得られステップアップしていただけます。また、実績を積む事により要件定義等の上流行程にも携われるようになります。性別、学歴、資格などは問いません。私たちと一緒に、明るい会社を作っていきましょう」(山本氏)