ミナカラのサービスはオンライン薬局。世の中に与える価値は「医療の新しい選択肢」
株式会社ミナカラは、医療をテーマにしたインターネットサービス『ミナカラ』を運営するITベンチャーである。
ミナカラ代表取締役の喜納信也は、薬剤師でもある。
薬剤師として医療現場も、エンジニアリングも熟知している両面を生かし2013年11月に株式会社ミナカラを設立した。
同氏はこう語る。
「これだけ世の中のWebサービスは進化しているのに、医療の分野に関してはインターネットの良さはまだ全くと言っていいほど発揮されていない。これは、社会的に問題だと捉えています。」インターネットの力でユーザーの医療体験が変革し、今よりももっと感動的に良くなるはずとの信念を持っている。
同社の開発運営するサービス・ミナカラをひとことで表現すると「オンライン薬局」。コンシューマー向けの服薬治療支援のネットサービスである。ミナカラを利用することにより、高度な医療知識を持たない一般の方でも、適切な治療薬を自分で活用できるようになる。その結果、服薬にまつわる不安や生活の支障を解消できるようになり、セルフケアが可能となる。
ミナカラは服薬治療シーンにおいて体調不良になってから快方に向かうまで徹底的に寄り添い切るサービスである。適切な医療情報の提供・薬の入手経路・服薬開始後も快方に向かうまでアフターフォローをするため、様々な機能を備えている。
例えば、
・「minacolor」の企画・運営
・オンライン薬局での市販薬の販売
・薬の購入体験の向上(薬の選択時や使用後のサポート)
・ 薬剤師に相談できる「LINE相談」
・ ヘルスケアに関する情報発信
・ネットにつながるD2C医薬品の開発
(ミナカラのプライベートブランドの薬)
・オンライン服薬指導
などである。
これにより薬の正しい飲み方の情報提供や、症状にあった市販薬の選択サポート、飲み合わせや飲み忘れなどの服薬の疑問不安の解消が行われる。ただし上記はあくまで一例であり、今後更に機能は拡大しミナカラはユーザーにとってより便利に進化していく。
今、このタイミングで医療分野に挑戦する意義
今やネット上で様々な医療情報は載っているし、一部の医薬品はコンビニやドラッグストア・ネットでも購入可能である。つまり、情報も手に入るし薬も手に入る時代。
それなのに未だに「適切な治し方がわからず、なんとなく知っている薬を選ぶ・我慢したり寝るだけ」といった対応が多くなされている実情がある。
その背景には、「医療にまつわる疑問や不安に対し、かゆいところにまで手が届くような個人に最適化された情報がネット上にはない」「医療情報は専門的でわからない」「医療のプロに相談するには距離・時間などの物理的ハードルや、対面で聞く心理的ハードルもある」などの理由があると考えられる。
もちろん受診が必要な症状もある一方で、本来ならばユーザー自身で正しく処置をすればセルフケアできる症状は多数存在している。そこでミナカラが「医療のwebインフラ」となり、ミナカラの存在があればユーザーがいつでもどこでも自分にとって最適な医療を選べる世界を創る。
国の医療費増加の対処の必要性が叫ばれる昨今、市販薬を活用したセルフメディケーションが注目されている。それもミナカラの必要性を後押しする追い風となる。医療分野は規制も多く挑戦するハードルも高いが、そこに新たな選択肢を生み出す意義は非常に高い。
「ヘルスケア全般はもちろん薬だけで見ても市場は大きいのに、明らかに医療は不便なシーンが多い。でもそこにトライする人は少ない。それは多分、医療分野は難しそう・参入障壁が高そうと思って、最初からあきらめているからだと思います。我々は失敗してもいいからチャレンジします。失敗しても、そこから学んで次に行けばいいと思っています」(喜納氏)
また、そのサービスを作るにあたって組織の中でエンジニアと薬剤師が連携しているのはミナカラの大きな強みである。スピード感を持ちながらトライアンドエラーも繰り返し、ユーザーにとって最良のサービスを追求している。同社はサービスをユーザーに使ってもらいながら仮説の検証のサイクルをいかに早く回せるかを非常に重要と考え開発を行っている。
ただし同社が何よりも一番大切にしているのは医療的正確性と信頼性を徹底的に保守すること、そしてユーザーファーストであり続けることである。ユーザーに正確で分かりやすい情報を提供するため、社内の薬剤師により丁寧なコンテンツ医療チェックが日々行なわれている。
頻繁にユーザーからのサービスへの感想が送られてくるが、その内容の大半は「ミナカラにより薬の疑問が解消した」などの感謝の声だ。メンバーはネットの向こう側にいるリアルなユーザーの存在と、同社の理念である「医療をもっと身近で感動的に」を常に意識しながら日々サービス開発に取り組んでいる。
高いパフォーマンスを出し、互いに刺激しあいながらビジネスパーソンとして成長する環境
同社はオフィスから徒歩3分程度の場所に薬局の店舗を構えている。これによりリアルな店舗を連動させたサービスモデル検証がスピーディに回せるという強みがある。
エンジニアはそれぞれが事業責任者として、開発業務やディレクションはもちろんのこと事業の成長に必要なことは何でも行える凄腕メンバー揃い。また、薬剤師も多様性があり、新規事業開発を行う者もいれば、デザインも習得していてコミュニケーターとして活躍する者もいる。さらには、ライティングで圧倒的な結果を出しながらアスリートやダンサーとしてパラレルキャリアで活躍するメンバーも。成長意欲が強く熱量が高い個性的な仲間が集っている。ただし職種の壁はなく常時コミュニケーションをとりながら業務に当たっている。
組織の文化は失敗を許容し積極的に挑戦できる環境である。特にリーダークラスを担うメンバーは失敗を恐れず積極的に挑戦し続けること、失敗からも学び続けることが大切と認識している。また、主体性を持ち他責にはしない取り組み姿勢であること、周囲を巻き込めるほどの熱量をもつこと、自らが動く実行力があることがミナカラのメンバーが大切にしている価値観である。
代表の喜納は、社員一人ひとりのビジネスパーソンとして成長へ投資をしているとも考えている。
そんなミナカラは働き方も自由。ルールや枠にとらわれず個人個人が裁量を持ちながら、成果を出し成長することを約束している。
ミナカラは現在、事業・会社を自分たちで創るフェーズである。会社の成長と自分の成長を重ね合わせて仕事ができるという意味で、成長を目指したい人にとって絶好の環境である。
その状況を機会と捉え、その経験を糧にビジネスパーソンとして成長したいという人を求めている。
株式会社 ミナカラの社員の声

30代前半
2017年04月入社

30代前半
2015年07月入社

20代後半
2015年04月入社