ネットショップ開設実績No.1!開設店舗は80万店舗突破
BASEのミッションは「Payment to the People, Power to the People」だ。
世界中の人々が自由に経済活動ができる世の中を目指して、個人や中小規模の事業者に向けて、EC/決済/金融のサービスを展開している。
BASEのメインプロダクトであるネットショップ作成サービス「BASE」は、ネットショップ開設実績No.1を誇り、開設数は90万店舗を超える。初期費用・月額費用無料でスピーディにネットショップをはじめられる手軽さから、ローンチ以降驚異的な勢いで開設数を増やしている。
また売り手だけでなく買い手向けのサービスとして、ショッピングアプリ「BASE」の提供も行っている。ネットショップ作成サービス「BASE」に出店したショップはショッピングアプリ「BASE」上で自動的に出店され、これにより店舗は集客や販促も一気通貫で行えるのである。ちなみにアプリは2013年に、App Storeの「Best of 2013今年のベスト」Appに選出されている。
「BASE」の魅力はなんといっても「誰でもかんたかんたんにもえる」という点だ。コーディングの知識やITの知識がなくともネットショップの開設・運営ができる。そういったサービスの使いやすさは口コミで広がっていっており、首都圏だけでなく地方での開設店舗が多いのも特徴である。
この「誰でもかんたんに使える」という最大の特徴は、BASEの創業ストーリーにもまつわる。
1989年生まれ、大分県出身。
大学在学中に複数のサービスを立ち上げを経て、2012年12月にBASE株式会社を創業。
ユーザーを幸せにするプロダクトをつくり、それを追求する。シンプルな鶴岡の経営理念
代表の鶴岡は、大学在学中にクラウドファンディングのCAMPFIREを運営するハイパーインターネッツ社(現:株式会社CAMPFIRE)でエンジニアのインターンとして働いた後、家入一真氏と複数のサービスを立ち上げる。その環境の中で生まれたサービスが、ネットショップ作成サービス「BASE」である。
「BASE」が生まれたのは、鶴岡の母の声がきっかけであった。鶴岡の母は、大分の商店街で洋品店を営んでいる。「ネットで服を売ってみたい」と鶴岡に相談があったので、楽天のような大手のECモールを使ってみるよう勧めたが、使い方が難しくてできないと母から返ってくる。その際に、母と同じような悩みを持っている人が世の中にたくさんいるのではないか、そう感じた鶴岡は、「BASE」の開発を始める。これが「BASE」のルーツなのである。
代表の鶴岡とはどんな人物なのか。会社はこれまでにサイバーエージェントやメルカリ、マネーフォワード、SBIグループやSMBCベンチャーキャピタル、丸井グループからの資金調達を実施しており、鶴岡は「Forbes JAPAN」が選ぶ「日本の起業家ランキング2019」にて3位に選出されている。順調に事業拡大や資金調達を実現させ、著名な経済紙に評価されている注目のベンチャー起業家と言えるだろう。しかし実際に本人に会った人が感じるのは、いわゆる野心家という雰囲気ではなく、むしろ親しみやすさやフレンドリーさではないだろうか。
鶴岡は過去のインタビューでこう答えている。「生き方に上も下もないし、人の先を行っているとか遅れをとっているとかも考えたことがない。(中略)僕にとっての幸せは、これからもユーザーさんを幸せにするプロダクトを作ること。そしてそれを追求していくことだと思っています。」
“ユーザーを幸せにするプロダクトを作ること”。BASEが追求する理念は、これに尽きるのだ。
代表・鶴岡が見据えるBASEの未来と、共に未来に貢献していく仲間とは
鶴岡に今後の事業展望やBASEが求める人物像について聞いてみた。まずは、現在の主要事業であるネットショップ作成サービス「BASE」についてだ。
「未来の小売にBASEが貢献してたいなと思う。これからは、「大きければ良い」という時代は終わって、それぞれが持っている価値観がすごく大きな意味をもつ時代に入っていく。1,000人で1,000万人に使ってもらえるブランドを作るだけじゃなく、3人で1,000人に使ってもらえるブランドを作るような、そんな価値観を持った人々の経済圏が多く誕生すると考えている。BASEは未来を作っているという感覚ではなく、待ち伏せしている。そんな感覚でプロダクトを作ってしっかり未来で貢献してたいなと思う。」
BASEはネットショップ作成サービスの提供にとどまらず、今後は決済や金融事業にも注力していく。2018年1月には、これまでBASE社で運営していたオンライン決済サービス「PAY.JP」、お支払いアプリ「PAY ID」の決済事業を分社化し、「決済のすべてをシンプルに。」をミッションに掲げるPAY株式会社を設立。また同時期に金融事業を行うBASE BANK株式会社を設立し、「銀行をかんたんに。」を掲げ、2018年12月には即時に資金調達ができる金融サービス「YELL BANK(エールバンク)」の提供を開始した。鶴岡は今後の事業展望について次のように語っている。
「”価値の交換を最適化したい”というのがすべてのテーマ。特にEC・決済・金融の面では、いままで大きい会社しか受けられなかったような恩恵を個人などの小さな単位でも受けられるようになる。インターネットは、超グローバルか超ローカルかの2択。EC・決済・金融の面でそのどちらかに貢献したい。」
そんなBASEが見据える未来に貢献するには仲間が必要だ。鶴岡が考える「共に未来に貢献する仲間」とは。
「BASEでは「Stay Geek」という哲学を掲げていて、基本的には自分が担当している領域においてはGeekでいてほしいなと思っている。Geekはいろんな意味があるとは思うけれど、探求してる人・熱心な人・妥協しない人・こだわる人、遊び心がある人、そんな人の総称かなと定義している。こだわりを貫けるチームが、目に見えないこだわりを積み重ねてユーザーに評価していただける時代。「Stay Geek」な人達と精一杯リスクを取って良いプロダクトを作りたい。」
BASE 株式会社の社員の声

20代前半
2017年10月入社

20代後半
2018年03月入社

30代前半
2016年11月入社