スマホでかんたん日本最大級のフリマアプリ!
「メルカリ」は、2013年7月のリリースから急速にユーザーを増やしています。
メルカリの最大の魅力は、スマホから誰でも簡単に売り買いが楽しめて、品物が届いてから出品者に入金される独自のシステムで安心・安全に取引できます。
2017年11月には金融関連の新規事業を行う株式会社メルペイを設立し、あらゆる領域で採用し続けています。
また、2017年3月にはUSでプロダクトをリリースするなど、積極的にグローバル展開しています。
代表が語る、今後のメルカリの展開について
創業した代表取締役社長の山田進太郎氏は、当初から「世界で使われるサービス」を目指す目的で2013年2月に同社を設立した。早くも2014年4月にはアメリカ(サンフランシスコ)に拠点を構え、2014年9月にはアプリをローンチした。
「アメリカの次は同じく先進国のヨーロッパに展開。さらに新興国にも広げていくつもりです。それとともに、台湾や韓国など、日本と近い文化圏の国でも手がけたいと思っています」と意気込みを語る。
強豪ひしめくアメリカの市場において、成功させる事は一朝一夕なものではない。
アメリカにも日本以上のオークションサービスの歴史がある。
「しかし、すべてPCで最適化されたもの」勝機はそこにあると山田氏は言う。
従来のサービスは出品までのステップが多く、文字による長い説明がある。『メルカリ』は最初から、スマホアプリとして設計されており、ひとめ見ればわかるビジュアル、UIが基本。スマホに搭載されたカメラで商品の写真を撮り、カテゴリーを選び、値段を決めるだけで誰でも出品できるようになっている。
そんなメルカリが強く意識をするのが、「PCを使わずスマホだけ使う人」だ。
すでにネットユーザの多くを占めるようになっているが、そのボリュームは今後も増え続ける。PCのオークションサイトから距離があった新たなユーザー層を『メルカリ』はターゲットのひとつとしてはじめから戦略を立てている。
「Googleのトップ画面は検索窓があるだけの極めてシンプルなものです。ですが、その背後には”世界中のあらゆる情報を整理する”といった壮大なミッションがあるわけです。『メルカリ』のUIもできるだけシンプルにしています」と語る山田氏。
「日本のアプリは文字が多くゴテッとしたUIが多いですが、『メルカリ』はテキストは極力使わず、ビジュアルだけで操作できるようにして、誰でも使いやすいよう配慮しています。それでも、アメリカ人からは「ゴテゴテしている」と言われるので、まだまだ道半ばですが(笑)」
さらに、チュートリアルやユーザーガイドをブラッシュアップして利便性を高めているほか、社員の半数を占めるほどのカスタマーサポートスタッフを擁してハイタッチな対応にも取り組んでいる。
「『メルカリ』は一度で終わるのではなく、できるだけ長く愛用していただきたいサービスだと思っています。お客さまが1回でも嫌な思いをしたら、利用しなくなってしまうでしょう。ですから、トラブルが生じたら親身に対応してすぐに解決することに全力を挙げています」
『メルカリ』が属するC2C市場は“リセール市場”ともいわれ、国内では消費税増税という背景もあり成長を続けている。『メルカリ』は同業では後発だったが、最も高い成長ぶりで一気にトップアプリに躍り出た。そんな同社の今後の展開が大いに楽しみだ。