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株式会社ENERGIZE

  • コンサルティング・リサーチ
  • サービス系

「コスト改善プロジェクト」と「すごい会議」で日本の企業を元気にする、少数精鋭の“カンパニーデザイン”ファーム

企業について

オリジナル開発の「コスト改善プロジェクト」と、経営者向けコーチングプログラムを提供している株式会社ENERGIZE。コーチングにより売上増を、コスト改善により経費削減を実現し、合わせてクライアントの収益拡大に貢献するサービスが支持されている。

同社の企業理念は“Re Design the Value”、「価値の再設計」である。2009年10月に同社を創業した生嶋健太氏は、次のように説明する。「企業にとって、“0”から“1”を生み出すことも大切ですが、とても大変なことです。一方、“1”は考え方や方法を変えることで“100”にも“1000”にも変えていくことができます。そして、企業におけるあらゆる要素はリ・デザインしていけると考えています」

その言葉どおり、現在、新たな“Re Design the Value”を提供する2つの新規事業開発に取り組んでいるところだ。1つは営業時間をより効率的・効果的にするPC/スマートフォンアプリ事業。もう1つは、新規事業開発を支援する、米スタンフォード大学発の「デザイン・シンキング」というメソッドの提供事業である。

「これからが非常に楽しみなフェーズにあると思っています」と生嶋氏は目を輝かす。
生嶋氏は、自営業を営む家に生まれ、商売が身近な環境で育った。大学では経営学を学び、また学生時代は5つのアルバイトを掛け持ちするほど熱心に取り組み、「経営は面白い」と実感。そして、卒業後は社員の独立を推奨するコンサルティング会社に入社した。3年後、現在ENERGIZEの副社長を務める秦卓民氏とともに、独立する上司に誘われて役員として合流する。その後、秦氏とともにENERGIZEを創業した。

創業当初はコンサルティング会社時代に携わった飲食店の事業開発支援を手がけたが、自分の会社をつくったのに以前と同じ仕事をすることに疑問を感じ、サービスを模索。なかなか収益に結びつかなかったことから、コスト削減の重要性を実感した。そうした中、知人が「リバースオークション」と呼ばれる、競り下げ方式の入札を通じて物品調達コストの削減を支援するビジネスを手がけていたことに着目し、可能性を感じて着手する。

「大手ショッピングセンターがそれで割り箸代金を数億円削減した、という事例はありましたが、半年ほど手がけて疑問を感じたのです。日本の中堅・中小企業の商習慣には合わないからです。なぜならば、リバースオークションは納入業者を変えることが前提としてあり、つながりを重視する地方の企業が長年付き合った業者を切る、というのは現実的ではないからです。そこで、既存の納入先との交渉で単価を下げる現在のサービスを開発していきました」と生嶋氏は言う。

そこから4年が経過した2014年5月現在、約300社のクライアントを獲得し、売り上げの70%を占める柱に育っている。残りの30%は、2012年4月にスタートさせたコーチング事業。米国マネジメントアソシエーツ社のハワード・ゴールドマン氏らによって開発された「すごい会議」の認定コーチとなり、2014年5月現在、東証一部上場企業を含め、約10社のクライアントを獲得している。

「コスト改善プロジェクト」は、現在の納入業者との取り引きを継続させる前提で、納入単価を削減する交渉を支援する。その交渉材料として、同社にはクライアントが何をいくらでどのように購入しているか、というデータを蓄積している。同社は、クライアントとプロジェクトチームを組成して、このデータをもとに交渉シナリオを考えるのだ。

「交渉そのものはクライアントの担当者や責任者にやっていただきます。プロジェクト活動を通じて、調達担当者の交渉スキルを高めたり、社内にコスト意識を浸透させる二次的な効果もねらっています」。

同社は成功報酬型を採用し、初年度は削減できた費用の50%、2年目は同じく25%を申し受ける。2年間で37.5%となり、3年目以降は不要としている。対象品目は50品目で、主な品目と平均改善率は、コピー機カウンター料35.5%、レンタルマット34.6%、エレベーター点検25.4%、警備費用23.5%、消防点検23.2%など。これまでの実績では、1企業あたりの年間平均改善金額は1009万円。同じく平均改善率は16.3%である。

「調達コスト削減を手がけているコンサルティング会社の80%ほどの実態は代理店で、『当社の商品を買ってくれれば安くする』というものです。残り20%はリバースオークションです。当社のような泥臭くて面倒な方法を手がけているところはほとんどありません。しかし、『既存の取引先との付き合いを維持でき、社内にコスト意識が植え付けられるサービスはほかにない』と好評をいただいています」と生嶋氏は胸を張る。

「すごい会議」とは、会議を経営(マネジメント)そのものと捉え、コーチングにより会議での発言を変えることで「短期的で明確で共有共感された目標が立つ」「目標を実現するための最適な役割と責任分担が明らかになる」「何を誰がいつまでに実行し成果を出すかが明らかになる」「解決策のわからない問題に出会った時にシステマティックにアプローチし解決できるようになる」といった効果を導き出すもの。

「これで生産性が上がり、業績向上に直結させることができます」(生嶋氏)。
なお、この事業は事実上ENERGIZEの一部門である、100%出資の株式会社INTEGRITYが担当している(代表者はENERGIZE副社長の秦氏、生嶋氏は副社長)。

同社の社員は10人で(2014年5月現在)、その大半を同社で”カンパニーデザイナー”と呼ぶいわゆるコンサルタント職が占める。この少し変わった職種名には同社としてのこだわりがあり、「デザイナーの視点・センスを持って、クライアント様の問題解決を支援したい」という想いから敢えて一般的なコンサルタントとは一線を画す呼び名にしている。
このカンパニーデザイナーが同社の商品そのものといえ、その教育には年間5000万円、1人あたり500万円以上もの費用を投じているという。その理由について、生嶋氏は次のように説明する。

「他社のカンパニーデザインを行う社員が一流のトレーニングを受けずに実力が上がる、つまり売れるようになるとは考えられないからです。『すごい会議』に関しては、アメリカで本家本元のハワード・ゴールドマンに直接指導を受けていますが、その費用は非常に高額です。そのように、一流の外部講師による研修やセミナーの受講にはお金を惜しみません」。

また、全員にKindleを配布し、書籍が会社の費用で購入できるようにもしている。こうして各自が勉強したことは、隔週の土曜日に全員で行うロングミーティングの場で発表している。この会議では、会社の今後の事業展開などについてじっくり話し合う時間も設けている。

そんな同社には、チャレンジできるテーマが数多くある。「どんなことでもいいのですが、何かに情熱を持って取り組んでいる人は当社で活躍してもらえると思います。私はいつも“Fail First, Learn a Lot”(早く失敗してたくさん学べ)と言っていますが、失敗を恐れずに飛び込んで行って、失敗しても失敗しても次々にチャレンジしていくことがポリシーです。そこに賛同し実践してくれる人に来てほしいですね」。

親睦イベントも、夏場のバーベキューやクリスマスなどを家族同伴で楽しんでいる。また、生嶋氏がランニング愛好者ということもあって、揃いのTシャツをつくり、みんなでよく皇居の周りを走っている。「こうしたイベントにはできるだけ家族にも参加してもらっています。家族がいてくれるから社員も一生懸命仕事ができる、という考えからです」(生嶋氏)。

それだけではない。社員の誕生日は“サプライズ”という趣向を凝らすのが恒例となっている。「私の場合、『お客様が呼んでいる』と騙されて車に乗り込んだところいきなり目隠しをされ、連れて行かれたホテルでお祝いパーティー、といったものでした(笑)。みんな、誕生日が近づくとソワソワしています(笑)」(生嶋氏)。

家族的な社風の中、仕事や勉強に熱心な同社。これから事業の幅も広がってゆく。仕事やオフタイムを楽しみながら成長したい人に最適な環境といえるだろう。

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インタビュー

株式会社ENERGIZEのインタビュー写真
代表取締役社長 生嶋健太氏 自営業を営む両親のもとに生まれ、幼い頃から商売が身近な環境で育つ。新卒でコンサルティング業界に入り3年務めた後、同社を企業、現在に至る

── 起業して実現したいこととは何でしょうか?

社長をたくさんつくりたいと思っています。自分が社長になったことで、いろいろなことが経験できましたし、変わることができましたから。また、経営者を輩出することで、直接雇用も生まれます。雇用創出ほど素晴らしい社会貢献もないと思います。ですから、本人に志向さえあれば社長になることにチャレンジしてもらえるフィールドは責任もって用意したいと思っています。 続きを読む

企業情報

会社名

株式会社ENERGIZE

業界

コンサルティング・リサーチ > 経営/ビジネスコンサルティング・シンクタンク

サービス系 > 人材サービス(紹介/派遣/教育/研修)

資本金

9,000,000円

設立年月

2009年10月

代表者氏名

代表取締役 生嶋 健太

事業内容

カンパニーデザイン事業
コスト改善事業
人材紹介事業

株式公開(証券取引所)

従業員数

10人

本社住所

東京都千代田区平河町1-1-8 麹町市原ビル3F

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