人々の体験をアップデートする「体験革命」という新たなる挑戦
「テクノロジーによって体験革命を起こす」
「1億人の日常をアップデートする」
これらは、bravesoftが自社プロダクト『eventos』によって実現させたいと考えているスローガンだ。
数ヶ月前までであれば、ただの大風呂敷だったのかもしれない。しかし、新型コロナウイルスが人々の生活を大きく変えてしまった今、『eventos』を取り巻く状況も一変。オフラインイベントも容易に開催することができる同サービスに、それまでの2倍を超える問い合わせが殺到している。まだ発表はできないが、「あのイベントまで!?」というような誰もが知る大型イベントまでもが『eventos』を採用するまでになった。
『eventos』はイベントを一元管理できるパッケージで、『eventos』を使えば誰でもイベントを開催できるようになるプラットフォーム。オンラインでのイベント開催も可能だ。黎明期からアプリ開発に力を入れてきたブレイブソフトが、今、最も力を入れている事業といっていいだろう。
「当社のビジョンは『最強のものづくり集団となり、挑戦が溢れる新時代を創る』です。古き良き時代の日本のメーカーがそうであったように、エンジニアがものづくりを牽引し、あっと言わせる技術で世界を変えてしまうような会社を目指しています」
そのように話すのは、2005年に同社を立ち上げた創業社長で、最近はYouTuberとしても活躍する菅澤英司氏。新しいものとしてのモバイルが出始めた時に、いち早くアプリ開発に取り組んだ。その実績については「日本一アプリを作った」と評されるほどで、これまでに「ボケて」「TVer」「首相官邸」「31アイスクリーム」など多種多様に取り組んできた。
「創業当時は、まだベンチャーという言葉も浸透しておらず、学生上がりが就職しなければ世捨て人なんて言われる始末でした。それでも、新しく出てきたモバイルの領域で面白いものづくりをしたいと思い、就職もせずにブレイブソフトを作ったんです。だから、仕事のレベルやクオリティは相当高くないと生きていけませんでしたし、エンジニアこそが勇気を持って事業をやらないといけないと考え、『ブレイブ』を社名に入れたのです」
同社の企業理念は、ものづくりにおける哲学ともいうべきもので、「新しいものへの果てしない挑戦」「挑戦による社会貢献」「楽しむ」の3つで構成されている。
「世の中にないような、今までに見たことがないものへの挑戦であり、新しいガジェットが出たらついつい手を出してしまうような、新しいものが好きな人を集めたいという思いが込められています。また、エンジニアの中には、技術に寄った『ただ作るのが好き』という人もいますが、当社ではそれではダメだと考えています。しっかり社会に影響を与えられるものづくりをしたいんです。好きなことだけを身内で楽しむ研究室ではなく、ガンガン事業を起こしていくエンジニア集団、というイメージです」
そして、ガチで挑戦する難しいことであっても、楽しむこと。「楽しくやらないと勝てない!」と菅澤氏は笑顔で語る。
「我々の価値観は挑戦であり、目的は社会貢献。それをプロセスとして楽しくやる、ということですね」
「1億人の日常をアップデートする」
これらは、同社が自社プロダクト『eventos』によって実現させたいと考えているスローガンだ。
2005年に同社を立ち上げた創業社長で、最近は「つよつよチャンネル」のYouTuberとしても活躍する。
アナログとデジタルをハイブリッドして、新たな体験を生み出す
アプリ開発に関しては実績豊富な同社が、『eventos』に力を入れているのはなぜだろうか。その背景には、壮大なチャレンジがある。
「今やアプリはたくさんの会社が手がけており、個性でもなんでもありません。そこで我々が注目したのが『体験』でした。もともとはO2O、最近ではDXなどともいわれますが、体験とテクノロジーを融合させて面白いことをやりたいと考えて、5年ほど前になりますが、イベントに着目したんです」
ITの世界はどんどん新しい技術で更新されていくが、イベントはずっとアナログのまま。入り口で名刺を2枚渡して受付をするために行列ができたり、配られる紙のパンフレットや地図を見ながら歩き回るなど、時代がどれだけ進んでもそのフォーマットはほとんど変わらない。
「イベントとテクノロジーの合体、つまり『イベンテック』を進めることに意義があると思ったんです」
そうして生まれたのが『eventos』だ。
「イベントのOSだから『eventos』で、名前の通り、狙っている世界は非常に広いんです。『eventos』を活用すれば、イベントの中でいろいろなテクノロジーが使えるようになるプラットフォームで、その上で動かすアプリも独自にたくさん作っています」
例えば、入場時の行列や整理券をなくすためのアプリ。また、イベント会場内の地図が全てスマホで見られ、さらに気になる展示をクリックすると情報が得られたり、オンラインでライブ配信が見られたりするものも。また、誰でも『eventos』を使えば簡単にイベントが開催できるようになるだけでなく、そこからの顧客管理やマーケティング、来場者を顧客に変えていくためのツールを用意したり。ゆくゆくは物販と絡めたり、混雑緩和の仕組みを取り入れたり、友達を会場で簡単に探せる機能を付け加えたりと、可能性は無限だ。
「誰もやっていなかったのは、大変で、なおかつ失敗が許されないからです。イベント日は決まっているため、納期をずらすことも不可能。ものすごく難易度の高い開発なんです。だけど、そこにチャレンジするのは、間違いなく面白いことができるからです。人々の体験を全く変えてしまうような、革命が起こせるはずなんです」
そんな難易度の高い仕事であっても、ちゃんと応えてきたことは、「東京ゲームショウ」ほどの大規模イベントが『eventos』を4年連続で採用し続けていることからもわかるだろう。ゆくゆくは、大きなイベント用に作ってきたテクノロジーの数々を無料で開放し、誰でも使えるようにしたいと話す。
「『eventos』を使って多くの人が挑戦できれば、我々が掲げる『挑戦に溢れる時代』の実現も可能なんです」
新型コロナウイルスの渦中には、イベントのオンライン配信ができる機能を追加で実装。それにより、『イベントをやりたいができない』というリアルなニーズを取り込むことに成功。この機能によって、ベントの可能性はさらに広がった。まさに世の中のニーズとピタリとハマり、『eventos』への注目度はものすごいものになったのだ。
「現在は受託開発が売り上げの6割を占めていますが、今後は『eventos』の事業の比率をもっと上げていきたいと考えています」
「最強のエンジニア」が育つ会社に
ものづくりには強いこだわりを持つ同社。実際に難易度の高い開発を数多くこなしてきた実績もある。エンジニアにとっては働きやすくて刺激的な環境が整っているといえそうだ。
「ある程度の規模になり、人材面でも力はついてきたと思います。3年後、5年後に向けては、『最強に向かう』という私たちの創業時からのビジョンとしっかり向き合って、組織づくりを進めていきたいと思っています」
いい人が集まり、いいカルチャーができているからこそ、その『いい部分』をもっともっと凝縮して、何倍もレベルアップしていかなければ、菅澤氏が目指す昔のソニーやホンダといった企業が持っていた技術力には到底追いつくことはできない。そんな危機感が、同社の原動力のようだ。
「だからこそ、そこまでやりたい人と働きたいんです。これまでもいろんなチャレンジをして、いいプロジェクトもたくさんやってきましたが、これからはもっと世の中を変えるような『歴史に残るようなプロジェクト』を成し遂げていくつもりですから、そこに本気で挑みたい人に集まってほしいです」
目指すのは少数精鋭の組織。人を増やさないわけではなく、一人ひとりの実力を高めながら微増させていくイメージだと話す。
「事業を一から立ち上げられて、マーケティングもできて、作ったプロダクトを世の中に広められるエンジニアが社内に30人にいたら、間違いなく世の中を変えられると本気で思っています。私たちが目指すのはそういう組織ですね」
『eventos』しかり、すでに同社には面白いプロジェクトが多数走っており、一人のエンジニアが何件も掛け持ちするくらいになっている。得られる経験は半端ないだろう。会社としての伸び代も相当で、これからも絶やすことなくいろんな変化を体験できるはずだ。
「社員が新しい事業をバンバン提案して、それを自分で作っていく。経営としてはそういうリーダーシップを持った人を増やし、育てていくことに力を注ぎたいですね。現場からもっと声を上げてほしいので、そのためにみんなには『早くYouTuberになれ』と言っているんです(笑)」
常識にとらわれない、というよりは、新しい常識を作りたい、そんな会社だ。同社が起こす体験革命を一緒に盛り上げ、楽しみたい人は、ぜひチャレンジしてほしい。
!新年早々 社員達も大喜び!
bravesoft 株式会社の社員の声

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