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インタビュー画像代表取締役 加藤 直之氏 大学卒業後、修士課程に進み応用物理学を専攻。修了後、1988年にHR・販促事業等を手掛ける会社に入社。情報通信事業、および新規事業部門でのITサービス立ち上げに携わる。2005年、通信教育事業等を手掛ける会社に転職。IT部門を統括し、教育サービスのDXを牽引する。2015年にレジェンダ・テクノロジーに転職。2019年に代表取締役に就任、現在に至る。

加藤様の仕事の手法・スタイルについて教えてください。

必ず帰納法で取り組むことです。ミッションを受けたり、自分で設定した場合、まず「最終的にこうなっていることが、この仕事の終わり」ということを決めます。そして、終わりから現時点に逆算していってプロセスを組み立てる。それが私のスタイルです。山登りと同じですよね。山登りも頂上というゴールがあって、どの登山ルートを使うかを考えますから。 仕事では想定外のことが起こったり環境が変わったりして、計画を変更することは珍しくありません。帰納法を使うと「差分」が分かって便利です。「この方向から、こう変わったね」ということがつかめるので、変更の仕方が分かる。あるルートを通った瞬間に、「このルートだと、目標タイムでゴールには行けないね」と分かるので、そのまま進むか一旦戻るかを判断できる。20~30代に小規模のWEBサービスの立ち上げからコーディングまで一人でこなした経験から、帰納法で仕事をする大切さを学びました。

その取り組みを通して培った「仕事観」はどのようなものでしょうか。

「できない」と言わないことです。明らかに無理な相談や、チームを犠牲にするような依頼を受けようとは思いませんが、基本的には「できない」と言いません。「こういうことをやりたい」「どうにかしてほしい」と相談されて、「できない」と言うのは簡単です。しかしそれは私にとって仕事ではありません。困難が予想される相談を解決することが仕事だと、私は考えています。 数年前、ある大手のお客様から「人事制度を大幅に改定したい」との相談を受けました。かなり大きなシステム変更と、労務の業務変更が必要な案件です。ただ、当時の当社は今よりも規模が小さく、エンジニアが少ない。専属のベンダーも既に目一杯の対応をしてくれていて、パンパンの状態でした。要するに受けられる人がいなかったのです。そこで当社の社長とベンダー側の代表、そして私の3名で話し合うことにしました。「できない」と言うにはまだ早いと感じたからです。

どのようにして活路を見出されたのですか。

以前、当社のプロダクト開発に携わった後、独立した人物がいました。その人物に声を掛け、手伝ってもらうことにしたのです。それまでは単独のベンダーとの取引でしたが、新しいベンダーとして参加してもらいました。もっとも、お客様が想定されている改定規模の大きさを考えると、実質的に新しいシステムを作って導入するのとほとんど変わりません。ベンダーを増やすだけでは対応できなさそうです。そこで、新しいベンダーを通して知り合いにも声を掛けてもらい、別途プロジェクトマネジメントのチームを作ることにしました。 こうなってくると、どうしてもコストが高くなってしまいます。しかし、お客様の相談に対応するためには避けられないコストです。お客様には私から直談判。コストの上乗せ分を理解していただき、見積もりを受け入れていただきました。課題を解決するためには、当社だけで何とかするのではなく、お客様にも参加していただく必要があると感じたからです。

自分一人で何でも背負い込むわけではないのですね。

そうです。ポイントはその当時も、今も変わりません。「手持ちのリソースの範囲内で考えるのではなく、必要に応じて外から協力者を引っ張ってこよう」ということですね。前職で、あるサービスのDXプロジェクトに関わった時も同じスタンスで取り組みました。紙ベースで行われていた作業をデジタルに置き換えたいが、予算がない。そこでベトナムにオフショアするという手法を選択しました。フィールドテストを行う際には、部署の垣根を越えて沢山の若手社員に手伝ってもらい、精度を上げていったのです。その結果DXに成功し、現在では主力サービスの一つになっています。 このような取り組み方を、社員に押し付けるつもりはありません。ただ、初めから「できない」と決め付けてしまうと、その社員はブレイクスルーのチャンスを逃してしまいます。ですからなるべく自分自身を枠にはめず、「できる」という前提に立って様々な可能性を探ってほしいですね。

最後に、加藤様のリフレッシュ方法を教えてください。

テニスで体を動かすことですね。週に1回、近所のテニススクールに通っています。気付けばもう20年以上になります。学生時代にも遊び半分でテニスはしていましたが、本格的に始めたのは社会人になってからです。時には仲間に誘われて、4時間以上コートに立ってプレーすることもあります。その仲間は仕事とは無関係で、スクール内で知り合った人、その人の紹介で知り合った人がほとんどです。 テニスは対戦競技なのでそれなりにストレスがかかります。ダブルスでは瞬時にポジショニングやカバーリングを考え、動かなければなりません。知らない相手と対戦する時にはどうやって戦うかシミュレーションしたり、強い相手にコテンパンに負かされた時には、次はどうやって勝とうかと考えたり…。そんなストレスがありますが、プレーを通じてスクール内外に知り合いが増えていくことが楽しくて、リフレッシュに繋がっていると思います。

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