株式会社リンケイジアジャパン

2008年に日本で創業したリンケイジアは、2011年にシンガポールにホールディングス会社を移し、現在は日本(東京)と韓国(ソウル)の二拠点で事業を展開している。
今回人材を募集しているリンケイジアジャパンでは、流通・小売業界を中心に、新規事業立ち上げからサービスの運用まで、全工程にコミットしている点が特徴的だ。
ターゲット層の調査から、ブランディング/プロモーション戦略の立案、サービス/コンテンツの企画・制作・開発、運用開始後の分析・改善に至るまで、案件によってその対応範囲はまちまちだ。
各メンバーの仕事内容も、はじめからキッチリと決められている訳ではなく、各人の得意・不得意やモチベーションに応じて、臨機応変に裁量が与えられる。

2014年を「新たなチャレンジの年」として定め、現在複数の新規プロジェクトを走らせているリンケイジアジャパン。

自社でゼロから新規事業を起こすのではなく、クライアントの既存事業と、同社の得意とするデジタル要素を融合することで新たなサービス価値の創出を狙おうとしている。

「これらのプロジェクトは、私たちがコーポレートミッションとして掲げている“デジタルルネサンス”というキーワードを体現するものになる」と、同社の創業者であり代表取締役会長の金氏は意気込む。アメリカで誕生したUberという配車サービスを意識しているという金氏は、「Uberは既存のアナログな事業、つまりタクシーやハイヤーという事業にデジタルインターフェイスを融合させることで、全く新しい体験を生み出し、それが消費者に支持されることで急激に成長した」と分析する。

同社のアドバンテージは国内外大手企業と積み重ねてきた強固なネットワークにある。

まずは流通・小売事業主とのコラボレーションを図っているという同社の今後の動きに注目である。

「プロジェクトの成功・失敗を左右するのは、テクノロジーでもマーケティングでもなく、人の力だ」
金氏はこれまで携わってきた様々なプロジェクト経験から、こうした組織哲学を持つに至った。
「私たちは、個人がそれぞれの色を出せるプラットフォームとしての組織でありたいと思っています。組織が成長するために個人がいて、組織があるからこそ個人も成長できる。個人が自分のことだけを考えるのではなく、誰かの成長の手助けもする。独自の得意領域を持った個人が集まり、支え合い、成長し合う。そんな組織と個人の関係を築いていきたいのです。」
そうした想いを反映しているのが、リンケイジアジャパン社員の名刺デザインだ。

ひとりひとり違った色(各自で好きな色を選択)と、会社の色(何も染まっていない白)とを半分ずつ分け合っているのだ。
金氏いわく「第二の創業期」を迎えた同社。自己の成長が目に見える形で組織の成長に繋がっていく良い機会だろう。自由闊達な環境で、思う存分にチャレンジしてみたい人にお勧めの企業だ。