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株式会社先端力学シミュレーション研究所

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • コンサルティング・リサーチ

理研ベンチャー発。シミュレーションソフトで製造業に貢献

企業について

先端力学シミュレーション研究所は、1999年に理研ベンチャー制度により設立された企業だ。理研ベンチャーとは、世界最先端の科学研究分野で活躍する理研の研究者が、自らの研究成果を中核技術として起業した企業群。




同社の英語名称である「Advanced Simulation Technology Of Mechanics R&D, Co. Ltd (略称:ASTOM)」に表わされているように、メカニック分野でのシミュレーション技術を研究・開発する企業である。





構造解析用のソフトウェアの重要性が高まり、様々な分野でその存在はなくてはならないものとなっている。実際の加工の前に、ずれや違いなどを予測することで、金型の試作回数を少なくし、コストを削減することができるからだ。今後、価格競争には海外での生産により対応し、ハイエンド製品を国内で生産するという流れが進む場合、シミュレーションソフトウェアは不可欠なものとなることからも、同社の市場は可能性が秘められている。




現在も、開発競争にしのぎを削るメーカー各社では、積極的にシミュレーションソフトウェアの導入を進めている。同社は、そのような製造業界のニーズをとらえ、実用的な解析ソフトウェアの開発に特化し、多くの研究施設に供給できる体制を整えるために設立されたのだ。




計算力学シミュレーション技術を核として、自動車ボディーのプレス成形から事業をスタートした同社。研究成果(シーズ)を市場(ニーズ)とマッチさせ、社会に貢献する技術の開発に成功してきたが、その過程で徐々に事業分野を広げ、現在では樹脂のブロー成形用シミュレーションソフト、生体数値シミュレーター等の開発も行なっている。




ソフトウェア開発力だけでなく、研究開発型業務に関する分析力、シミュレーション技術を基盤とした解析力、そして課題発見・理解・解決力を兼ね備える強みを生かしながら、同社は常に新しい事業に挑戦している。

プレス成形解析は、実加工での施策前に、割れ、シワなどの成形性およびスプリングバック(角度不良、壁そり、ねじれなど)を確認し、型形状・構造、ブランク形状、加工条件を検討できるという大きな効果をもたらす。理化学研究所で開発された、プレスに特化した静的陽解法を採用し、精度の高い解析が可能となっている。




同社のソフトウェアの開発は、一般のソフトウェアベンダーと異なり、研究的な要素が強いのが特徴だ。また、顧客や理化学研究所との共同研究によりソフトウェアを生み出すのも同社ならではである。




代表的な製品である「ASU/P-form」は、同社の代表である牧野内氏が会長を務め、鉄鋼、自動車、プレス機械、コンピュータ等の分野の一流企業の数々と、大阪工大等の大学が参加した「板成形シミュレーション研究会」での基礎研究、「板成形利用技術研究会」での実用化研究の成果をベースに同社が商品化したものである。




このほかにも複数の製品をリリースしており、様々なシミュレーションで活用されている。民間企業向けの様々な解析の受託などのほか、地震・防災分野においても活用されており、大学やNPO団体等に向けてシステムを導入している。





同社では、「ITA」型人材を採用・育成し、それらの開発研究者たちが協力して技術や知識を融合し、相乗効果を発揮する強い組織づくりを目指している。「ITA」型人材とは何だろうか?




「I型人材」は、深い専門知識や卓越した技術力を保有する人材を意味している。「T型」人材は、課題発見から解決力、業務知識や理解力、情報関連の専門知識技術力のある人材のこと。「A型人材」とは、マネジメント力やリーダーシップ力を有する人材。これらの要素を持った多様な人材が集まる組織であることを目指すというのだ。




研究開発志向の企業でありながら、利益を生み出し、社会に貢献していく使命を持ったベンチャー企業である同社では、自ら新しい課題を見つけ、解決していくバイタリティーが大いに求められるだろう。また、会社を成長させていくのは自分達自身であることをよく理解し、能動的なはたらき方が好きだという人に向いているといえるだろう。




社員同士の人間関係はとても良く、フレンドリーな雰囲気があるという。職場ではそれぞれが強みを生かして黙々と仕事をしているが、休憩の時間は笑顔が絶えない。50人弱の小さな組織であることから、一つのプロジェクトを担当者が一貫してやりぬくことができるため、得意な分野で顧客と向き合いながら仕事をすることができる。その上、やりたいことがあれば、自分がリーダーとなってそれを実現していくことも可能だという。




受賞歴も多い同社。そこで最先端の分野に携わることで、日本の製造業に貢献していくことのやりがいを感じながら仕事をすることができるだろう。





企業情報

会社名

株式会社先端力学シミュレーション研究所

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > ソフトウェア/パッケージベンダ

コンサルティング・リサーチ > その他コンサルティング系

資本金

12,480万円

設立年月

1999年04月

代表者氏名

代表取締役社長 安藤 知明

事業内容

1) Accurate Technology:
理化学研究所の支援と独自の研究による、高精度、高信頼性、かつ高効率な数値解析ソフトウェアの開発と製品化技術
2) Applicable Technology:
自社開発した専用・汎用ソフトウェアを駆使した解析技術と、豊富な実務経験に基づくコンサルテーション技術
3) Assist manufacturing Technology:
現場に精通した研究員によるソフトウェアおよび製品の企画・設計・製造プロセスの最適シミュレーションシステムや生産プロセスの革新などによる課題解決技術

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

50人

本社住所

埼玉県 和光市南2-3-13 和光理研インキュベーションプラザ

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