株式会社トライアンフ

株式会社トライアンフは、1998年の設立以来、企業の組織力向上を支援する専門パートナーとして、組織・人事・採用エリアでのコンサルティングとアウトソーシングサービスの提供をしている。

現在、採用に関するコンサルティング、アウトソーシング業務、企画立案、運営を行う『採用ソリューション事業部』、給与計算や社会保険業務のアウトソーシングを行う『人事労務ソリューション事業部』、組織、制度に関するコンサルティングを行う『組織人事コンサルティング事業』という３つの柱で事業を展開している。

代表取締役 樋口 弘和氏は、元々日本ヒューレット・パッカード社で17年人事を務めたプロフェッショナル。日本とアメリカを往復し、あらゆる人事の知識、経験を積んできた。その後、人事業務に特化したサービスを提供するプロフェッショナル集団として樋口氏が立ち上げたのがトライアンフだ。

樋口氏は社員について、次のように語る。
「トライアンフの社員を一言で説明するならば、企業の人事という仕事を『実務を行いながら経営者のお手伝いを一緒に行う人事のプロ集団』だと言えます。当社では、人事の実務や専門性を磨きながら、経営視点を学ぶことができますので、日本には貴重な人事のプロフェッショナルに成長することができます。」

以前は新卒採用は企業ブランドがあれば比較的成功しやすく、終身雇用の時代においては社員の定着や育成は現場に任せている時代だったが、これらの大前提が崩れ、企業ブランドや商品力が不確定になりつつある一方で、「人材力」こそが企業の生き残りを決める時代が訪れているという。このような背景から、人事にも「ビジネス」視点の戦略や投資効果を求められるようになり、人事が経営に限りなく近い重要な仕事であると注目され始めた。

このように「人事のプロ」の市場価値は確実に高まっていることは名実であり、同社には、経営者と対等に話ができるような、経営視点を持つ人事のプロとして、市場価値の高い人間に成長するチャンスが溢れているのだ。

「これからの市場においては、付加価値の高いサービスでなければ、生き残ることができない」と樋口氏は語る。

同社が提供する高付加価値サービスとは、専門性を活かし、クライアントが持つ一つひとつの課題を細やかに抽出し、お客様のためだけに商品やサービスをカスタマイズして提供していくサービスである。

一方、決まったフローで行う生産や処理に関する業務においては、ますますコスト削減や効率化が求められている。そのため、専門業務を行う人材を社内に常駐させず、より「専門性」の高いプロフェッショナルへアウトソース（＝外注）していく企業が増えているのが現状だ。そのようなコスト削減や効率化の為のソリューションを提供する事も、同社の強みと言えるだろう。

『顧客志向』と『専門性』。これら二つの領域に徹底的にこだわり、お客様の満足度を高めていることがトライアンフの自慢です。当社は常にお客様との価値観の共感の元にサービスを創り上げ、信頼関係を大切にした顧客視点・中長期的なお付き合いを前提にしてサービスを提供しています。お客様のパートナーとして誠実に「お客様以上にお客様の事を考える。」そういった姿勢を評価して頂いています。

社員の平均年齢は29歳と若い会社です。社員は、営業と運営を一貫して任されるケースが多い。理由は、売上追求とサービスの付加価値向上を同時に考えながら働くことを大切にしているからだ。この複数の役割を同時に担う仕事は容易いとは言えないが、プロのレベルに到達したいという思いと向上心、素直さがあれば必ず成長できるという。大企業の人事部では味わえない、醍醐味と言えるだろう。

また、同社で重要視していること、それは実務経験である。いきなり顧客の分析を行い、改善に向けたコンサルティングをスタートするわけではない。自分の基軸をしっかり持ち、努力を惜しまない人が向いており、フットワークが軽い人には活躍できる環境と言えるだろう。

では、同社ではどのような人を求めているのだろうか。
「私たちは採用のプロですから、現状のスキルだけを判断するような採用は行ないません。私たちトライアンフと一緒に悩みながら、お互いに鍛え合い、一緒に成長していける人と働きたいと思っています。余談ではありますが、私は10年以内に会社を手放すと公言しています。本気で後継者を探しているんですよ。いろいろな夢や将来像を膨らませながら、人事のプロを目指すみなさんとお会いすることを楽しみにしています。」（樋口氏）