「聴く文化」の創出を目指し創業
2004年12月に生まれた株式会社オトバンク。
同社はその名の通り「音」にこだわり、今まさに盛り上がりを見せている音声市場を長くリードしてきた存在です。
音声コンテンツにフォーカスしたプロフェッショナルとして、「聞き入る文化の創造」「目が不自由な人たちへのバリアフリー」「出版文化の振興」という理念の達成を目指し、audiobookの企画・開発・運営を行っています。
創業者でありオトバンク会長・上田渉の祖父は、緑内障で失明し本が読めなくなりました。その姿が忘れられなかった上田の「耳でも本を楽しめる」を当たり前の世の中にしたい、という想いで、オトバンクは創業されました。
当初、対面朗読のNPOを検討していたオトバンク。
すでに海外では2000年代前半からオーディオブックが伸びていました。
社会課題の直接解決に向けたNPOを立ち上げるのも大事だけれど、「耳で聞く本」は新しい娯楽として広く楽しまれるのではないか。
日本にまだないオーディオブック市場を創出し、持続可能なビジネスモデルを構築する先に、祖父のような人が喜ばれる世界はあるのではないかと考えたのです。
新たな日本でのオーディオブック市場の創出。
それが弊社のaudiobook.jp※のはじまりです。
※当時のサービス名「FeBe」
コンテンツ×プラットフォームを軸に総合的に展開
音声コンテンツ制作のプロフェッショナルとして、コンテンツにこだわり、いい「聴く体験」を提供する
◇高音質のオーディオブックの制作
社内にスタジオを構え、プロフェッショナルのディレクターを社内で育成、制作スタッフを自社で抱えることにより、長時間でも聴き続けられるような良質なオーディオブックや音声コンテンツの作り方を14年間研究
◇プラットフォームを自社で持つ優位性
他社プラットフォームへもコンテンツを提供し、体験機会の拡大、
市場を育て、「耳で聴く文化」の成長に取り組んでいます。
◇500社以上の出版社とのお取引実績
日本発のオーディオブック提供会社のパイオニアとして、制作のスタンダードモデルを確立
◇幅広いジャンルの音声コンテンツ
ビジネス、自己啓発、小説、教養、語学、落語など、ベストセラーを中心に毎日新作を配信!
作品の幅広さを見せるオリジナルコンテンツにも着手
月額750円の聴き放題プランを提供開始
2018年に聴き放題プランを開始。
さまざまな作品を気軽に体験できるような場を提供しています。
長距離バスや航空機など、移動中の利用を想定し、各交通機関にオーディオブックを提供。
耳のスキマ時間を読書やエンターテインメントの時間に変える取り組みを加速しています。
その他、公共図書館へのオーディオブックの提供など、利用シーンを広げています。
提携会社様と協力し、音で遊べる絵本アプリの開発・提供、音で企業をブランディングする取り組みなど、
音を起点にした様々なことにチャレンジしています。
「聴く」で広がる新しい世界
音声は、「ながら聴き」も可能で、心理的なハードルも低く体験の扉を開けるはず。
オーディオブック、ポッドキャストなど多岐にわたる良質な音声コンテンツに触れられる場を生み出し、「聴く」を通じて新たな世界と触れられる機会を提供したいと考えています。