読者数2000万人、月間PV数3億5000万を誇る国内最大級のインターネット専業メディアを運営
アイティメディア株式会社は、インターネット上でメディアビジネスを展開する企業である。
IT、ビジネス、製造、エネルギーと幅広いニュース・情報コンテンツを毎日配信。
同社が運営する全サイトが配信する記事の数は1日に数百本、読者数は2,000万人を抱え、
月間のページビュー数は3億5000万を超えており、国内でも有数の規模を誇る。
同社は1999年12月、ソフトバンクグループ初のオンラインメディア企業として設立された。
速報性と専門性の高さを強みとして事業を展開。
「メディアの革新を通じて情報革命を実現し、社会に貢献する」という理念を掲げ、
専門性の高いメディアとして正しい情報を伝えていくことで、テクノロジーの発展に寄与。
2019年には東証一部に上場し、より信頼性の高い情報を提供するメディアとして社会に貢献している。
IT総合情報ポータル
メディア成長のためにビジネスの成長も止めない
アイティメディアが信頼性の高い専門メディアとして常に情報を発信し続けられる理由には、「メディア広告事業」、「リードジェン事業」、そして昨今注目が集まる「デジタルイベント事業」の3事業をビジネスとして展開しているからである。
■「メディア広告事業」
同社はメディアとして多くの人々が集まる“場”になることで、広告やマーケティングのビジネスモデルを構築し、収益をあげている。
インターネットでビジネスを行う上では、ユーザーの興味の変化の早さや多様性に対して、どれだけ柔軟かつ適確なマーケティングサービスを提供できるかが、大きなポイント。その中で同社は、プロフェッショナルとしての専門性の高さを武器に読者を惹きつけ、他メディアとの差別化を図っている。
また企業向けのイメージも強い同社ではあるが、昨今ではコンシューマ向けに展開する「ねとらぼ」が急成長を遂げており、サブブランドの継続的拡充により国内有数のメディアとして成長をしている。
■「リードジェン事業」
企業向け専門メディアに集まる 80 万人の会員データベースを活用しクライアント企業の顕在層・見込み顧客の獲得をサポートする事業である。
属性や社名など、自由度の高い条件が設定でき、顧客が求める属性のリードを件数保証で提供、マーケティング活動、営業活動に活用できるターゲットリードを確実に提供するサービスとして拡大している。
新システム導入による効果や市場による需要拡大で過去最高益を更新中。
■「デジタルイベント事業」
これまでフィジカルで行っていたような大型展示会、見本市、モーターショー、新薬発表会などの様々なイベントのオンライン化の支援や、説明会eラーニングなどのセミナー動画の配信支援を行っている事業である。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、リアルイベントの開催が難しい今、デジタルイベントを検討する企業や主催団体が増加。その中でデジタルイベントは来場者のデータが分析でき、イベント効果の数値化や商談化につながりやすいといった実施メリットを評価され、市場ニーズが急速に高まっている。
同社はメディア企業ならではの企画力を活かして、デジタルイベントの企画を顧客に提案するとともに、
米国のITソフトウェア企業であるON24と業務提携し、デジタルイベントプラットフォーム自体の提供も実施している。
キーパーソンを 対象とする会員制サイト
環境変化に即応しながら提供価値を磨き続け、顧客や読者に求め続けられる企業でありたい
同社はソフトバンクグループの出版事業に端を発するオンライン専業のメディア企業。価値を生み出す源泉は「人」。
だから社員1人1人の力を引き出すことが、当社の提供価値を高めることに繋がる。
そのため同社は、環境変化に即応しながら提供価値を磨き続け、顧客や読者に求め続けられる企業でありたい。と考えている。
そんな思いを込め、「Value First(価値にとことん、こだわり抜く)」という人事ポリシーを掲げ、より価値創出に貢献している社員を評価・処遇する「等級制度」「評価制度」「報酬制度」を設けている。
2018年4月の人事制度、人材育成、働き方の仕組みの刷新に始まり、同社は常に顧客、そして社員のために成長を続けている。